カイジ「命より重い!」お金の話 [木暮太一]
当ブログでは以前にカイジという漫画を語り、「現実の地下にも、多重債務者の強制労働所があるはずだ。秘密結社の地下エリアを造らせるのに最適な人材だ」と語った。
そのカイジに登場するセリフに「お金は(お前ら程度の人間の)命より重い」があり、そのセリフを主題にした本のレビューとなる。

サラ金利用者は8人に1人くらいだそうだ。そう言えば、知人でサラ金に手を出した人がいたのを思い出した。
10年以上前の話、ブログ筆者は、年上の知人(友人ではないが当時は親密)にお金を貸した事がある。万単位の少額で、約束では「借りた額の2倍を返す」という話だった。約束の道理としては、ブログ筆者よりも年上なので、情けない所ばかり見せるわけにはゆかず、この約束ならば、格好いい所を残せるからだ。必要な理由は消費者金融(サラ金)の返済となる。サラ金と言っても、用途が介護費用という主張が貸した要因の1つだ。他にも正社員とか、返済能力にも問題なかった。
相手の交渉術もなかなかのもので、「貸す側のメリット」を具体的に示してくれた。「5万円貸してよ、1年以内に5万円返すから」なんて話では、当然、態度は渋ろう。
実際には、貸した額の1.5倍位の返済で、うやむやになった。だが、元金超は払ってくれたので、それ以上、要求するのは鬼畜という事で取り立てはしなかった。筆者が相手を信頼しているというのもあったが、相手から筆者が信頼されているからこそ返してくれたという側面もあった。
家族以外でのカネの貸し借り(1000円以上)は、この1件だったと思う。貸し借りを断ったのは、記憶では2件。そもそも、お互いの信頼関係が無い人とお金を貸し借りしてはいけない。
他人に貸す時は、担保を取る事。借用書はあるといいが、あっても相手に支払い能力が無かったり、裁判所の判決が出ても強い意志で「払わない」という態度の場合、思った程に借用書は通用しないそうだ。
質屋という商売があるが、担保を取ってお金を貸すシステムだ。期限までに返さないと、担保の品は質屋の物になる。当然、貸した金よりも高額な物を担保にしている。実に妥当な話で、これ以外の状況でに他人にお金を貸してはならないのだ。貸し手が男で、借り手が若い女なら、その他の方法もあるにせよ。


(他人の)保証人にはなるなというのも、よく語られる話。金融機関等からお金を借りた人が頑張ったにもかかわらず破綻して、保証人として責任を追うならばまだしも、最初から騙すつもりというのが主流だと筆者は認識している。なお、家族の保証人とか、イトコや姪っ子の学費、手術費の保証人くらいはなっても問題あるまい。
ムービーではお金を守るというテーマが語られている。
当ブログ筆者が好きなゴールド。ゴールドは守りの投資と呼ばれる。ただ、筆者としては守りのつもりはなく、平成中期の時点で、「今後、日本の通貨の信用が無くなる」という要素に大きく賭けてきた結果だ。辛辣な言い方だと、「日本が駄目になる方向に大きく賭けた」というわけだ。要するに、ゴールド投資でリスクを軽減したり分散したのではなく、最初から勝ちに行っている。
今週は筆者も驚くようなゴールド価格上昇が起きた。シルバーも凄い勢い。プラチナは出遅れているし、リーマンショック前は今の金価格くらいだったので、高いという認識は無い。
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相手の交渉術もなかなかのもので、「貸す側のメリット」を具体的に示してくれた。「5万円貸してよ、1年以内に5万円返すから」なんて話では、当然、態度は渋ろう。
実際には、貸した額の1.5倍位の返済で、うやむやになった。だが、元金超は払ってくれたので、それ以上、要求するのは鬼畜という事で取り立てはしなかった。筆者が相手を信頼しているというのもあったが、相手から筆者が信頼されているからこそ返してくれたという側面もあった。
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他人に貸す時は、担保を取る事。借用書はあるといいが、あっても相手に支払い能力が無かったり、裁判所の判決が出ても強い意志で「払わない」という態度の場合、思った程に借用書は通用しないそうだ。
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