消費税が10%になるのに選挙の投票率が49%の理由
本日はムービーを使って消費税の話。


次のムービーでは、「消費増税を阻止する政党へ投票するため、投票率が90%になってもおかしくない」みたいな疑問があったので考察してみる。
消費税が10%になろうというのに、投票率が低い理由を思いつく限り、挙げてみる。
●これまで、どの政党に投票しても、一度たりとも消費税が減税されたり廃止になったことはないので、今回の投票も無意味だと判断した。
●投票に行かないのは主義なので、どんな社会問題があろうと、選挙には行かない。
●消費税がアップしても、特に困らない。むしろ利点もある。行かなくても、「増税派」が負ける事は無いと判断した。
●そもそも、消費税を10%にするような権力者だらけの時点で、日本の政治は全く信用できない。選挙へ行く以前の問題。
●選挙や国会自体が茶番なので、投票へゆく事で「消費増税の阻止」はあり得ないので行く必要はない。
●自分の不幸は消費税に起因しているわけではないので、むしろ他者が苦しむ状況を阻止する必要はない(自分の容姿が納得できない人、強度な不運を味わった人など)
(読者も思いついたら、コメントにどうぞ。)
挙げてみて思ったのだが、有権者の分類としては、
1.優先的に投票へゆくので、消費税にかかわらず投票する
2.いつもは選挙へゆくが、都合がつかなかった(今回は自分の目先の生活で手一杯だった)
3.今まで選挙へ行ったことはなく、今後も行くつもりはない
が想定できる。となると、やはり3こそが「消費増税に直面しているのに投票率が上がらない理由」といえる。
4.いつもは選挙にゆかないが、成立したら困る法律があるので行く。
は基本的にいない事になる。
インターネットの影響で、政治の事も調べやすくなり、れいわ新選組が2議席取るという現象も起きた。ただ、インターネットである程度の実態を知りつつ、2議席は少ないような気もするが。当ブログの読者でさえ、「山本太郎を応援してもいいのでしょうか?」のような質問をしてきた事がある。
サラリーマンでいると、多くの場合、会社が推薦する政党や候補者というのがある。中堅企業以上ならば、わざわざ立候補者が挨拶に来る。全く知らない相手よりも、会社で姿を見せて話してくれた人に投票したくなるのは当然だろう。「クソ会社の推薦したやつとは違う奴に入れよう」というヒネクレ者は、選挙に行かない可能性が高い。
選挙にかかわらず、人の心理として、わざわざ手間をかけたのに、自分の思う通りにならない歯痒さというのはストレスだ。選挙だと、投票した人が当選しない状況だ。つまり、選挙へ行くと「投票した人が当選しなくて悔しくなるリスク」が常に存在する。行かなければ、このリスクは無いのだ。これこそが、選挙へ行かない理由。政治に関心がないとか、消費税がどうなってもいいとか、そういう事柄は小さな事なのだ。
選挙へ行くべきという主張者は、「選挙に行かない人が政治に関して主張すべきでない」という思考を持つ場合が多い。これこそが洗脳されている証拠(もしくは真実を知りつつ騙してくる相手)。選挙に行く事と、政治・社会に関心(反感)を持つ事は論理学的(数哲学的)に独立しているのだ。混同している時点で、冴えないという事になる。感情的には理解できるが、もし「選挙に行かない人の政治的主張」を認めてしまうと、「選挙は無価値で、価値のないものに労力を費やしている事」を認めるに等しいからだ。「選挙に行かないけれど政治的主張をする人」は、実は「選挙なんて無価値」だと暗に主張する人間が多くを占める。
次に「消費税を上げる理由は、金持ち優遇」という話。これまでの消費税は、法人税の減税に充てられている事は知っていよう。ここで気づいて欲しいが、実は多数決のように思わせておいて、金持ちという少数派の意見がバッチリ通る仕組みが選挙だというわけた。
この人の話でおかしいのは、「投票率が低い理由は、権力者の誘導」という主張だ。当ブログでは、「権力者(のバックに居る勢力)は投票率を上げるよう誘導」だと判断している。その道理は過去記事をどうぞ。(陰陽師~和風の魔術師によると選挙は呪術!)
ちなみに、ヒトラーは選挙で選ばれている。選挙だから安心ということは一切ない。そもそも立候補して当選候補となっている人達自体が、真の権力者の手先なのだから。
上のムービーでは、「IMFの用意した目標を達成したアルゼンチンとギリシャは破綻した」という話もしている。消費税の真実っぽい話をしつつ、なぜか終盤にピラミッドアイが登場するのはご愛嬌。
次の萌キャラの本は、ムービーでも紹介されていた。






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次のムービーでは、「消費増税を阻止する政党へ投票するため、投票率が90%になってもおかしくない」みたいな疑問があったので考察してみる。
消費税が10%になろうというのに、投票率が低い理由を思いつく限り、挙げてみる。
●これまで、どの政党に投票しても、一度たりとも消費税が減税されたり廃止になったことはないので、今回の投票も無意味だと判断した。
●投票に行かないのは主義なので、どんな社会問題があろうと、選挙には行かない。
●消費税がアップしても、特に困らない。むしろ利点もある。行かなくても、「増税派」が負ける事は無いと判断した。
●そもそも、消費税を10%にするような権力者だらけの時点で、日本の政治は全く信用できない。選挙へ行く以前の問題。
●選挙や国会自体が茶番なので、投票へゆく事で「消費増税の阻止」はあり得ないので行く必要はない。
●自分の不幸は消費税に起因しているわけではないので、むしろ他者が苦しむ状況を阻止する必要はない(自分の容姿が納得できない人、強度な不運を味わった人など)
(読者も思いついたら、コメントにどうぞ。)
挙げてみて思ったのだが、有権者の分類としては、
1.優先的に投票へゆくので、消費税にかかわらず投票する
2.いつもは選挙へゆくが、都合がつかなかった(今回は自分の目先の生活で手一杯だった)
3.今まで選挙へ行ったことはなく、今後も行くつもりはない
が想定できる。となると、やはり3こそが「消費増税に直面しているのに投票率が上がらない理由」といえる。
4.いつもは選挙にゆかないが、成立したら困る法律があるので行く。
は基本的にいない事になる。
インターネットの影響で、政治の事も調べやすくなり、れいわ新選組が2議席取るという現象も起きた。ただ、インターネットである程度の実態を知りつつ、2議席は少ないような気もするが。当ブログの読者でさえ、「山本太郎を応援してもいいのでしょうか?」のような質問をしてきた事がある。
サラリーマンでいると、多くの場合、会社が推薦する政党や候補者というのがある。中堅企業以上ならば、わざわざ立候補者が挨拶に来る。全く知らない相手よりも、会社で姿を見せて話してくれた人に投票したくなるのは当然だろう。「クソ会社の推薦したやつとは違う奴に入れよう」というヒネクレ者は、選挙に行かない可能性が高い。
選挙にかかわらず、人の心理として、わざわざ手間をかけたのに、自分の思う通りにならない歯痒さというのはストレスだ。選挙だと、投票した人が当選しない状況だ。つまり、選挙へ行くと「投票した人が当選しなくて悔しくなるリスク」が常に存在する。行かなければ、このリスクは無いのだ。これこそが、選挙へ行かない理由。政治に関心がないとか、消費税がどうなってもいいとか、そういう事柄は小さな事なのだ。
選挙へ行くべきという主張者は、「選挙に行かない人が政治に関して主張すべきでない」という思考を持つ場合が多い。これこそが洗脳されている証拠(もしくは真実を知りつつ騙してくる相手)。選挙に行く事と、政治・社会に関心(反感)を持つ事は論理学的(数哲学的)に独立しているのだ。混同している時点で、冴えないという事になる。感情的には理解できるが、もし「選挙に行かない人の政治的主張」を認めてしまうと、「選挙は無価値で、価値のないものに労力を費やしている事」を認めるに等しいからだ。「選挙に行かないけれど政治的主張をする人」は、実は「選挙なんて無価値」だと暗に主張する人間が多くを占める。
次に「消費税を上げる理由は、金持ち優遇」という話。これまでの消費税は、法人税の減税に充てられている事は知っていよう。ここで気づいて欲しいが、実は多数決のように思わせておいて、金持ちという少数派の意見がバッチリ通る仕組みが選挙だというわけた。
この人の話でおかしいのは、「投票率が低い理由は、権力者の誘導」という主張だ。当ブログでは、「権力者(のバックに居る勢力)は投票率を上げるよう誘導」だと判断している。その道理は過去記事をどうぞ。(陰陽師~和風の魔術師によると選挙は呪術!)
ちなみに、ヒトラーは選挙で選ばれている。選挙だから安心ということは一切ない。そもそも立候補して当選候補となっている人達自体が、真の権力者の手先なのだから。
上のムービーでは、「IMFの用意した目標を達成したアルゼンチンとギリシャは破綻した」という話もしている。消費税の真実っぽい話をしつつ、なぜか終盤にピラミッドアイが登場するのはご愛嬌。
次の萌キャラの本は、ムービーでも紹介されていた。
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