魔法科高校の劣等生1~アマチュアの中に潜む魔道師の目立つ作品
先日は神アニメと呼ばれるコードギアス~反逆のルルーシュを語った。次に見るアニメを選んだ所、「魔法科高校の劣等生」となった。当ブログの読者の何人かより紹介があり、「魔法アニメの中では、1、2を争う魔道知識が埋め込まれている」のような認識でいた。表紙(人物が並ぶ絵)は以前に確認しており、タイトルから軟弱・主人公のアニメのようなイメージでいた。しかし、実際に視聴し、精神が強くエリート級の主人公だと認知できた。


物語そのものは、とても面白い部類だ。本記事の時点で、全25話中、14話まで視聴した。今回は物語の中の魔道ではなく、物語の外に存在する魔道を語る。意味は読めば分かるという事で。
誰でも自作の小説を投稿できるサイトがあり、魔法科高校の劣等生は、そこから連載が始まった。無料で誰でも閲覧できた。誰でも投稿可というのがミソで、要するに魔道師でも投稿できるわけで、凡才相手なので圧勝というわけだ。
誰でも投稿できるというと、小説家をなんとなく志望している人や趣味レベルのアマチュアという印象が強い。だが実態は全く逆で、小説家志望の若い魔道師がアマチュアをぶった切る場所なのだ。同じ状況にあるのが無料ゲーム界で、作ったゲームを誰でも投稿できるサイトが幾つかある。まあ、ゲームなので、誰でも完成させられるわけではない。しかも、物語のあるゲームならば、物語構築に加えて、(制作ツールを使うにしても)最低限のプログラムの能力も要求される。完成したアマチュアゲームは9割が駄作とされるが、完成させた時点で既に「ゲームを作り始めた人」という人の中では上位に属する。そんな中で、大ヒットする無料ゲームなんてのは、もはや魔道師以外の作品はお呼びでないのだ。クリエーターという世界は、プロはもちろん魔道師の独擅場だが、アマチュアでは非術者(凡人)こそが辛酸を舐める事になる。プロ界は最初から非術者の活動の場が無いので、敗北で恥を掻く事は無い。しかし、誰でも参加できるアマチュア界こそに、非術者が挫折する壁と穴で溢れているのだ。
当記事の無料ゲームという言葉は、一般個人や同人サークルが、自ら作った作品を無料で公開したゲームという意味だ。また、小説にせよゲームにせよ作品を完成できない人が大半なので、「誰でも」の言葉には、「作品を完成させられる人の誰でも」を省略している。なお、連載小説の第1話だけならば、公開したいと思った人のほぼ誰でも投稿できる事だろう。要するに、全100話のはずが、1話だけで放置という有り様だからだ。
もちろん、ヒット作品を出す人は、魔法使いになるために努力し、その上で更に小説家になるための努力をしている。それを知らず、魔法使いでもない人が、魔法使いのフィールドになっているアマチュア・クリエーター界に関わると、挫折したり恥を掻く事になるわけだ。アマチュア界であっても、界隈で目立つのは、カバラの魔道師や陰陽師、仏教系密教呪術者だらけという事実をせめて認識しつつ、非術者は丸腰(爆)で作品を作らねばならないのだ。
アマチュアやセミプロの話だが、小説にせよ、ゲームにせよ、漫画・イラストにせよ、一見、そのテーマに対して時間を掛ける事が上達のポイントだという先入観がある。しかし、魔法や呪術という、全く別の要素に対して時間を掛けてきた人が、その道で目立っている事を把握してもらいたい。
魔法科高校の劣等生を別の視点から見る。魔法がテーマとなる物語なんて、魔法使いが書かねば話になるまい。忍者漫画の忍たま乱太郎(落第忍者・乱太郎)は女忍者による作品となる。まあ、表向きの話で、実際には妖術師のランクになっているだろうが。
魔法科高校の劣等生は未来の魔法使いがテーマ。現在の魔道師を知らない人が、将来の想定を描けるはずもあるまい。そして、将来を聞かされているからこそ、スムーズに物語を作成できる。
当ブログでは、無料ゲームでかなりの大ヒットをし、映画にもなった「青鬼」を語っている。作者は只者ではないというわけだ。
物語における魔道知識の集結具合だが、魔法科高校の劣等生は、以前に当ブログで語ったフェイトというアニメよりもワンランク上という読者の評価だ。
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誰でも自作の小説を投稿できるサイトがあり、魔法科高校の劣等生は、そこから連載が始まった。無料で誰でも閲覧できた。誰でも投稿可というのがミソで、要するに魔道師でも投稿できるわけで、凡才相手なので圧勝というわけだ。
誰でも投稿できるというと、小説家をなんとなく志望している人や趣味レベルのアマチュアという印象が強い。だが実態は全く逆で、小説家志望の若い魔道師がアマチュアをぶった切る場所なのだ。同じ状況にあるのが無料ゲーム界で、作ったゲームを誰でも投稿できるサイトが幾つかある。まあ、ゲームなので、誰でも完成させられるわけではない。しかも、物語のあるゲームならば、物語構築に加えて、(制作ツールを使うにしても)最低限のプログラムの能力も要求される。完成したアマチュアゲームは9割が駄作とされるが、完成させた時点で既に「ゲームを作り始めた人」という人の中では上位に属する。そんな中で、大ヒットする無料ゲームなんてのは、もはや魔道師以外の作品はお呼びでないのだ。クリエーターという世界は、プロはもちろん魔道師の独擅場だが、アマチュアでは非術者(凡人)こそが辛酸を舐める事になる。プロ界は最初から非術者の活動の場が無いので、敗北で恥を掻く事は無い。しかし、誰でも参加できるアマチュア界こそに、非術者が挫折する壁と穴で溢れているのだ。
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もちろん、ヒット作品を出す人は、魔法使いになるために努力し、その上で更に小説家になるための努力をしている。それを知らず、魔法使いでもない人が、魔法使いのフィールドになっているアマチュア・クリエーター界に関わると、挫折したり恥を掻く事になるわけだ。アマチュア界であっても、界隈で目立つのは、カバラの魔道師や陰陽師、仏教系密教呪術者だらけという事実をせめて認識しつつ、非術者は丸腰(爆)で作品を作らねばならないのだ。
アマチュアやセミプロの話だが、小説にせよ、ゲームにせよ、漫画・イラストにせよ、一見、そのテーマに対して時間を掛ける事が上達のポイントだという先入観がある。しかし、魔法や呪術という、全く別の要素に対して時間を掛けてきた人が、その道で目立っている事を把握してもらいたい。
魔法科高校の劣等生を別の視点から見る。魔法がテーマとなる物語なんて、魔法使いが書かねば話になるまい。忍者漫画の忍たま乱太郎(落第忍者・乱太郎)は女忍者による作品となる。まあ、表向きの話で、実際には妖術師のランクになっているだろうが。
魔法科高校の劣等生は未来の魔法使いがテーマ。現在の魔道師を知らない人が、将来の想定を描けるはずもあるまい。そして、将来を聞かされているからこそ、スムーズに物語を作成できる。
当ブログでは、無料ゲームでかなりの大ヒットをし、映画にもなった「青鬼」を語っている。作者は只者ではないというわけだ。
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