映画アイランド~富豪・要人のクローンを育成する施設
本日は映画アイランドの話。2005年の作品となる(構想はもっと以前)。英語では「THE ISLAND」。アイランドだけでは検索がなかなか難しいので、画像と合わせて作品を特定して貰いたい。


当ブログで去年の末、荒木飛呂彦と信楽老の話で、「要人にはクローンがいる。秘密の施設で育てられている」と何気なく語った。施設に関しては根拠や証拠は明確ではなく、そんな物語を目にしたわけではなく、降臨しているペルソナが語ったわけだ。続いて、アニメ・ギルガメッシュ(石ノ森章太郎)を視聴し、要人クローンの話を続けた。
一方、それらの記事を書いた後、映画アイランドがクローンの話だというコメントが読者から届いた。ブログ筆者はネタバレの部分は読まず、取りあえず見る候補のリストに追加した。そんな中、視聴する機会があったわけだ。視聴している時は、わくわくしたり、笑ってしまったりと愉快だった。当ブログで想定していた事が、そのまま10年ちょい前に映画になっていたからだ。
主人公の男優の方は知らなかったが、ヒロインの女優の方は途中から、「映画ルーシーの主人公じゃね?」と思い始め、視聴後に調べたら、やはりそうだった。ルーシーよりも、9年も前の彼女となる。
それでは粗筋や隠された知識を語ってゆく。
世界は2019年の世の中。放射能汚染のため、人々は地下施設で暮らさねばならなかった。だけど、暮らす人々には希望があった。唯一、汚染を逃れた楽園の島があり、抽選で選ばれた者だけが、アイランドと称される楽園へ行けるのだ。放射能汚染から生き残った人は、時々、見つかり常に施設は大勢の人間に溢れていた。寝る部屋は男女のスペースは分かれていたが、昼間には集まる事ができ、仕事作業や勉強、スポーツトレーニングを一緒にこなしていた。職場や学校のような施設だが、いるのは全員が大人だった。若いのからある程度の年寄りまでいる。ただし、男女の接触は禁じられていた。
アイランド行きが半年で選ばれる人もいれば、7年も決まらない人がいる。あくまで抽選だという前提なのだ。しかし、抽選の結果をランダムだと信じない者もいる。だが、根拠までは出せない。女性だと赤ん坊が誕生しそうになると、無条件でアイランドへ行けた。管理される彼らは白い衣装が目印だった。
一方、黒い衣装を着た人達がいて、なぜか白い衣装の人達へ指示に従わせたり、管理側の人間だった。当筆者は結構、疑問を持った。何が彼らを分けているのだろうか? 物語が進む連れ、管理側と隷属側には人種の違いがある事を想定できた。
皆はただアイランドへ行くのを待っているだけの暮らしだ。しかし、主人公は疑問を持ち始める。直系1cm未満の小型ロボットが何体も目の中へ侵入し、主人公の神経を調べられる事になる。現実でもそのようなロボットは既に開発済みと考えられる。
主人公は生きている羽虫を発見し、放射能汚染を信じなくなっていた。汚染されているという上のエリアへ向かう。しかし、そこは病院で、アイランドへ向かったはずの人から肝臓を取り出す手術を見たり、赤ん坊を産んだ途端に殺される母親がいた。しかも、死んだ母親と全く同じ顔の女が、赤ん坊を受け取るのだ。
施設にいる黒服・管理側の人間は普通の人間で、白服・管理される側はクローン人間だった。ちなみに、白と黒の交わりは、土星崇拝を意味する。
代理母としてクローンを利用する女はいるのだが、クローン社会には子供がいなかった。理由は物語中には説明されていないが、要するに、富豪が自分のクローンに対してお金を払っているので、元の人間が子供だと社会的に成功するかは不明だし、老いていない状態の人のクローンは当面は不要というわけだ。
映画内のクローン技術の凄い所は、1年程掛けて大人の姿で再生される所だ。記憶はコンピュータで強制的に植え付ける。つまり、赤ん坊から育てられるのではなく、本人に応じた年齢で再生されるのだ。もちろん、臓器のスペアや、皮膚などの若さを取り戻す目的ならば、本人よりも若い状態で構わない。
主人公は施設が偽りという事に気付く。しかも、ヒロインがアイランド行きに確定したのだ。主人公はヒロインを連れて脱走を試みる。
クローンのいる施設は、ホログラムで造られた幻影だった。基盤としては壁があるのだが、もっと薄汚い場所が正体だった。この正体は終盤には分かるのだが、勘が悪くない限り、中盤のシーンで予想できる。
施設の外は、砂漠・ステップのような荒野だった。近くには一切の施設が無い。しかしながら、進む内に道路を発見し、酒場に到着。酒場には根拠があり、施設内で仲良くなった、管理側の人間(男)の手掛かりがあったからだ。その彼のお蔭で、お金を使う事ができる。列車に乗ってロサンゼルスへ。
表向きには、クローンは植物状態で、意識も知性も無い事を公表している。しかし、実際には植物状態のクローンでは、すぐに死んでしまうという設定だ。魂が宿らず、生命として機能しないというわけだ。そのためには、人間らしい生活をさせねばならない。しかし、外に出る事に恐れさせ、逃げ出さないよう、放射能汚染と称して閉じ込めているわけだ。
とはいうものの、セックスは禁止だった。クローン同士で子供を作ってもらっては困るからだ。代理母の場合には、本物の旦那がクローンを妊娠させている。代理母の記憶は操作済みという事か。また、自分の奥さんを若返らせるために利用されるクローンもある。クローンは15歳の子供程度の教育を受けさせると語られる。ん? 15歳なら、セックスくらい知っているのだが(爆) クローンに教えていない記憶が宿る事も確認された。この根拠は映画内では深く語られていない。結局、オリジナルとクローンは魂の領域で繋がっているのだろうか。
ここまで映画の物語を語っているが、全部、「現実に施設と技術があるから、物語を作れたんでしょ」という意味でしか語っていないので、映画の話だと思っている人は思考修正して貰いたい。
クローンの活用方法
・代理母
・臓器移植
・若返り
・影武者 ※
・奴隷の製造 ※
実は※については映画では語られていない。政府要人などをすり替えるために、現実には影武者を用意していると考えられる。奴隷の製造もあり得よう。性奴隷という用途もある。なお、本来の意味の奴隷とは、現代で言うサラリーマンの仕事をするような階級だ。
記事の冒頭にギルガメッシュの話をしたが、実は「政府要人が都合悪くなると、宇宙人の支配者によってクローンと差し替えられる。しかも、老い具合も同じにできる技術がある」というトンデモな話を1976年の時点で実施しているのだ。




映画の話を続ける。
ここはギャグシーンだが、施設で仲良くなった人間の男には一緒に暮らす若い女がいるのだが、その女の衣装で逃げ出す事になったヒロイン。通販で買ったコスプレのコスチューム(ゴスロリ、ナース)などを選ぼうとするヒロインに対して、男は「それは駄目、クローンは着ない物なの」と語る。また、クレジットカードを盗まれた事にして、ヒロインに手渡すのだが「普遍の真理があって、(男の)クレジットカードを女に持たせるな」と称して、主人公に持ち替えさせる。
通販コスプレ衣装は、安っぽい生地で雰囲気を楽しむ。筆者も相棒のために買った事がある(爆) 今は着せる相手がいないのに押し入れにあって(笑)
シリアスに戻し、クローンに対してオリジナルは、クローンの注文者でスポンサーでオーナーでもある。
2019年のロサンゼルスは、リニアの鉄道に、地下鉄代わりには空飛ぶ鉄道だった。ただし、車は道路を依然として走っている。現実の2019年では、空中鉄道は到底実現していない。
テレビを見て大統領が映るのだが、「この人のクローンも施設にいる」と語る主人公達。単なる臓器スペアなのか? それとも影武者用なのか……。実は映画では影武者用だけは、断固として語られなった。もし、クローン施設そのものが現実に存在しないのならば、創作の世界で影武者用も語ればいいはず。しかし、影武者用のクローンも実際の施設にいるからこそ、映画に出せなかったと言える。奴隷についても同様か。
大統領や首相にでもなれば、呪詛・黒魔術が飛んでくるので、身体を壊して死んでしまう要人もいよう。そのためには、影武者用クローンが必要だ。日本の某総理は、1次政権後に病気のため死亡し、2次ではクローンという話をこっそり聞いた。期間が空いたので、クローンでもばれない。本人不在となれば、クローンでなくても、整形した影武者が現首相という事も充分あり得る。この社会で人物のすり替えが当然のように行われるという事実が重要なので、クローンなのか他者の整形なのかは、大きな問題ではない。バックに大物がいるという話なので、その大物にとっては、クローンも整形者も大差ないというわけだ。
主人公達は逃げるのだが、監視カメラでアッサリと位置を特定される。まあ、これは陰謀論ではよく言われる話なので省略とする。
主人公は3年間、アイランド行きが決まっていない。しかし、半年で行く人もいる。違いは何かというと、主人公のオリジナルはあくまで保険に入っただけなのだ。つまり、病気や怪我などが起きなければ、それで良し。クローンはいつまでも育成される。保険額500万ドルなので、5~6億円といった所だ。ビジネスで成功すれば、あり得ないような額ではない。また、自分の代用品という最大の投資ともされる。やけにリアルな説明と金額というわけだ。
主人公とヒロインは、どこで覚えたのかチューする。その内にセックスもした。もちろん、「15歳の知識」でもセックスできたわけだ。オリジナルの記憶が降臨したと考えるのは邪道だ。
終盤には呆れるシーンもあり、手動でホログラム装置がぶっ壊れる所だ。それくらいプログラムで制御しろと言いたい。
映画内容の話はこんな所で。
アイランドは映画「クローン・シティ/悪夢の無性生殖」のパクリとされる。時期に注目すると、1979年となっている。どちらの作品も「現実にそういう施設があるから作れた」なので、似ている所は多くなり、どうせ似ているならば、他もパクッちゃえ程度の話だ。ロサンゼルスへ向かう所もパクリだそうだが、要するに、ロスから鉄道で行ける所より車で進むと本当に施設があるって事だろ(汗)
映画を作り話だと思っている人には、実は辟易している。今回の映画だと、「発展途上国や貧困者などの臓器提供者に対する問題提起だ」のような意見があるのだ。「いや、それは違う。そんな器用な事をできるライターなんていない。本当に施設があるんだ」と言ってやりたい。
宇宙人の存在を信じるならば、秘密のクローン施設の存在くらいは信じられるはず。オバマは光の勢力だという戯言もあるが、都合悪ければクローンにできるのだ。他ブログのページだが、クローンの証拠をリンクしておく。なお、ここで面白いのは、実はリンクした先はオバマを光の勢力だと思っている。「オバマは光の勢力だけど、クローンが悪人なんだ」というトンデモ全開だ。一時期は当ブログとアクセスを競っていたが、今や見る影も無くなった。コブラ解放はインチキだと教えてあげたのに、管理人は受け入れられなかった。
アイランドを見た、もう1つの理由を語る。前記事ではアニメ映画・星を追う子どもを語り、次にドラクエ3やドラえもん・のび太と竜の騎士の記事では、なにか嫌だったのでアイランドとなった。かなり面白いので、映画鑑賞としてもお奨めだ。
アイランドが偽りの島というテーマで思い浮かんだのがドラゴンクエスト6だ。幸福の島に行けると称して連れて行かれるも、邪悪な教団に生け贄にされるという展開だ。一般人は教団の人間にシェイプシフトしたモンスターを見抜けず従う。

以上、映画アイランド(2005)の記事とする。中古なら、今の所は相場が低め。というか1円在庫の山かよっ。「この話は真実に基づいている」という認識をできないと、駄作の扱いと言える。
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一方、それらの記事を書いた後、映画アイランドがクローンの話だというコメントが読者から届いた。ブログ筆者はネタバレの部分は読まず、取りあえず見る候補のリストに追加した。そんな中、視聴する機会があったわけだ。視聴している時は、わくわくしたり、笑ってしまったりと愉快だった。当ブログで想定していた事が、そのまま10年ちょい前に映画になっていたからだ。
主人公の男優の方は知らなかったが、ヒロインの女優の方は途中から、「映画ルーシーの主人公じゃね?」と思い始め、視聴後に調べたら、やはりそうだった。ルーシーよりも、9年も前の彼女となる。
それでは粗筋や隠された知識を語ってゆく。
世界は2019年の世の中。放射能汚染のため、人々は地下施設で暮らさねばならなかった。だけど、暮らす人々には希望があった。唯一、汚染を逃れた楽園の島があり、抽選で選ばれた者だけが、アイランドと称される楽園へ行けるのだ。放射能汚染から生き残った人は、時々、見つかり常に施設は大勢の人間に溢れていた。寝る部屋は男女のスペースは分かれていたが、昼間には集まる事ができ、仕事作業や勉強、スポーツトレーニングを一緒にこなしていた。職場や学校のような施設だが、いるのは全員が大人だった。若いのからある程度の年寄りまでいる。ただし、男女の接触は禁じられていた。
アイランド行きが半年で選ばれる人もいれば、7年も決まらない人がいる。あくまで抽選だという前提なのだ。しかし、抽選の結果をランダムだと信じない者もいる。だが、根拠までは出せない。女性だと赤ん坊が誕生しそうになると、無条件でアイランドへ行けた。管理される彼らは白い衣装が目印だった。
一方、黒い衣装を着た人達がいて、なぜか白い衣装の人達へ指示に従わせたり、管理側の人間だった。当筆者は結構、疑問を持った。何が彼らを分けているのだろうか? 物語が進む連れ、管理側と隷属側には人種の違いがある事を想定できた。
皆はただアイランドへ行くのを待っているだけの暮らしだ。しかし、主人公は疑問を持ち始める。直系1cm未満の小型ロボットが何体も目の中へ侵入し、主人公の神経を調べられる事になる。現実でもそのようなロボットは既に開発済みと考えられる。
主人公は生きている羽虫を発見し、放射能汚染を信じなくなっていた。汚染されているという上のエリアへ向かう。しかし、そこは病院で、アイランドへ向かったはずの人から肝臓を取り出す手術を見たり、赤ん坊を産んだ途端に殺される母親がいた。しかも、死んだ母親と全く同じ顔の女が、赤ん坊を受け取るのだ。
施設にいる黒服・管理側の人間は普通の人間で、白服・管理される側はクローン人間だった。ちなみに、白と黒の交わりは、土星崇拝を意味する。
代理母としてクローンを利用する女はいるのだが、クローン社会には子供がいなかった。理由は物語中には説明されていないが、要するに、富豪が自分のクローンに対してお金を払っているので、元の人間が子供だと社会的に成功するかは不明だし、老いていない状態の人のクローンは当面は不要というわけだ。
映画内のクローン技術の凄い所は、1年程掛けて大人の姿で再生される所だ。記憶はコンピュータで強制的に植え付ける。つまり、赤ん坊から育てられるのではなく、本人に応じた年齢で再生されるのだ。もちろん、臓器のスペアや、皮膚などの若さを取り戻す目的ならば、本人よりも若い状態で構わない。
主人公は施設が偽りという事に気付く。しかも、ヒロインがアイランド行きに確定したのだ。主人公はヒロインを連れて脱走を試みる。
クローンのいる施設は、ホログラムで造られた幻影だった。基盤としては壁があるのだが、もっと薄汚い場所が正体だった。この正体は終盤には分かるのだが、勘が悪くない限り、中盤のシーンで予想できる。
施設の外は、砂漠・ステップのような荒野だった。近くには一切の施設が無い。しかしながら、進む内に道路を発見し、酒場に到着。酒場には根拠があり、施設内で仲良くなった、管理側の人間(男)の手掛かりがあったからだ。その彼のお蔭で、お金を使う事ができる。列車に乗ってロサンゼルスへ。
表向きには、クローンは植物状態で、意識も知性も無い事を公表している。しかし、実際には植物状態のクローンでは、すぐに死んでしまうという設定だ。魂が宿らず、生命として機能しないというわけだ。そのためには、人間らしい生活をさせねばならない。しかし、外に出る事に恐れさせ、逃げ出さないよう、放射能汚染と称して閉じ込めているわけだ。
とはいうものの、セックスは禁止だった。クローン同士で子供を作ってもらっては困るからだ。代理母の場合には、本物の旦那がクローンを妊娠させている。代理母の記憶は操作済みという事か。また、自分の奥さんを若返らせるために利用されるクローンもある。クローンは15歳の子供程度の教育を受けさせると語られる。ん? 15歳なら、セックスくらい知っているのだが(爆) クローンに教えていない記憶が宿る事も確認された。この根拠は映画内では深く語られていない。結局、オリジナルとクローンは魂の領域で繋がっているのだろうか。
ここまで映画の物語を語っているが、全部、「現実に施設と技術があるから、物語を作れたんでしょ」という意味でしか語っていないので、映画の話だと思っている人は思考修正して貰いたい。
クローンの活用方法
・代理母
・臓器移植
・若返り
・影武者 ※
・奴隷の製造 ※
実は※については映画では語られていない。政府要人などをすり替えるために、現実には影武者を用意していると考えられる。奴隷の製造もあり得よう。性奴隷という用途もある。なお、本来の意味の奴隷とは、現代で言うサラリーマンの仕事をするような階級だ。
記事の冒頭にギルガメッシュの話をしたが、実は「政府要人が都合悪くなると、宇宙人の支配者によってクローンと差し替えられる。しかも、老い具合も同じにできる技術がある」というトンデモな話を1976年の時点で実施しているのだ。
映画の話を続ける。
ここはギャグシーンだが、施設で仲良くなった人間の男には一緒に暮らす若い女がいるのだが、その女の衣装で逃げ出す事になったヒロイン。通販で買ったコスプレのコスチューム(ゴスロリ、ナース)などを選ぼうとするヒロインに対して、男は「それは駄目、クローンは着ない物なの」と語る。また、クレジットカードを盗まれた事にして、ヒロインに手渡すのだが「普遍の真理があって、(男の)クレジットカードを女に持たせるな」と称して、主人公に持ち替えさせる。
通販コスプレ衣装は、安っぽい生地で雰囲気を楽しむ。筆者も相棒のために買った事がある(爆) 今は着せる相手がいないのに押し入れにあって(笑)
シリアスに戻し、クローンに対してオリジナルは、クローンの注文者でスポンサーでオーナーでもある。
2019年のロサンゼルスは、リニアの鉄道に、地下鉄代わりには空飛ぶ鉄道だった。ただし、車は道路を依然として走っている。現実の2019年では、空中鉄道は到底実現していない。
テレビを見て大統領が映るのだが、「この人のクローンも施設にいる」と語る主人公達。単なる臓器スペアなのか? それとも影武者用なのか……。実は映画では影武者用だけは、断固として語られなった。もし、クローン施設そのものが現実に存在しないのならば、創作の世界で影武者用も語ればいいはず。しかし、影武者用のクローンも実際の施設にいるからこそ、映画に出せなかったと言える。奴隷についても同様か。
大統領や首相にでもなれば、呪詛・黒魔術が飛んでくるので、身体を壊して死んでしまう要人もいよう。そのためには、影武者用クローンが必要だ。日本の某総理は、1次政権後に病気のため死亡し、2次ではクローンという話をこっそり聞いた。期間が空いたので、クローンでもばれない。本人不在となれば、クローンでなくても、整形した影武者が現首相という事も充分あり得る。この社会で人物のすり替えが当然のように行われるという事実が重要なので、クローンなのか他者の整形なのかは、大きな問題ではない。バックに大物がいるという話なので、その大物にとっては、クローンも整形者も大差ないというわけだ。
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映画を作り話だと思っている人には、実は辟易している。今回の映画だと、「発展途上国や貧困者などの臓器提供者に対する問題提起だ」のような意見があるのだ。「いや、それは違う。そんな器用な事をできるライターなんていない。本当に施設があるんだ」と言ってやりたい。
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アイランドを見た、もう1つの理由を語る。前記事ではアニメ映画・星を追う子どもを語り、次にドラクエ3やドラえもん・のび太と竜の騎士の記事では、なにか嫌だったのでアイランドとなった。かなり面白いので、映画鑑賞としてもお奨めだ。
アイランドが偽りの島というテーマで思い浮かんだのがドラゴンクエスト6だ。幸福の島に行けると称して連れて行かれるも、邪悪な教団に生け贄にされるという展開だ。一般人は教団の人間にシェイプシフトしたモンスターを見抜けず従う。

以上、映画アイランド(2005)の記事とする。中古なら、今の所は相場が低め。というか1円在庫の山かよっ。「この話は真実に基づいている」という認識をできないと、駄作の扱いと言える。
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