レベルE(冨樫義博)1~既に地球住み着いている多種の宇宙人
レベルEという漫画があり、アニメ化もされている。1995年スタートの作品で同作家のハンター×ハンターよりも先に登場している。時系列だと、1999年にデーヴィッド・アイク(爬虫類人の存在を知らしめた)の本が日本で登場しており、1995年の時点では英国のアイクも爬虫類人を知らされておらず、もちろん英語の本も存在しない時期だ。


レベルEの物語の設定としては、地球には既に数百種の異星人(エイリアン)が生活しており、友好的だったり、好戦的だったりする。そして、地球の出来事や、個人を監視・観察している。共通しているのは、宇宙人の姿で生活している人はおらず、擬態して地球人として溶け込んでいる。奇妙なバランスを保ちつつ混在している珍しい星なのだ。
エイリアンの存在は、地球人だけが気付いていないとされるが、実際には研究機関の人は知りつつも黙っていた。その代わりに技術を提供してもらい、自分だけが活用したり、あたかも自分の手柄として発表するのだ。一部の組織には、宇宙人が地球に来ている事は常識とされる。秘密結社の事だ。再三語るが、秘密結社の秘密の1つには、宇宙人がいる事というのがある。その話をしない、いかなる秘密結社の話も、ダミーと言える。秘密結社員の社長達が「宇宙人から魔法を授かる物語・魔法少女まどか☆マギカ」で歓喜する理由はそこにある。実は別に秘密結社に属さなくても宇宙人とはコンタクトできる。大衆にはせめて、宇宙人を受け入れないよう、大衆の思想を「いるかいないか分からない」や「そんなものは陰謀」にしておかねばならないのだ。
金髪碧眼(青目)の宇宙人が主人公扱いで、青い血(ブルーブラッド)の持ち主。実際の宇宙人分類ではノルディックと呼ばれる。物語ではドグラ星人となっているが、ドグラ星は輪を持つ星だ。衛星として近くに太陽の方向によって欠けた星が見える。タイタン? ドラゴンや土偶の他、土星を連想できる。太陽系が映るシーンでも、土星がまず最初に出てくる。土星崇拝の証しだ。地球はドグラ星の管理下となる。
夢野久作のサイコ小説に『ドグラ・マグラ』がある。結局はその小説で、どうしてその名前になったのか追求すれば、同じ話になる。作中では九州の方言で「堂廻目眩(どうめぐり・めくらみ)」「戸惑面喰(とまどい・めんくらい)」が訛っていったものと解説されている。もちろん、その意味もあり、他の意味を含ませるのが常道だ。
レベルEは作者・冨樫氏の故郷・山形が物語の舞台となる。途中、東京にもなるが。
山形の田舎町は人の皮を被った宇宙人だらけの町だった。町の権力者の爺さん(宇宙人)がいるのだが、その孫らしき少年達(10歳ちょいくらい)は、既に難しい数学などもマスターしている。山形は特定の宇宙人の統治区となっていた。現実でも山形はそんな地域なのだと思わされる。ただ、作者が山形出身なので山形に詳しいだけで、実際の他の県でも妖術師の村として、そういう所があるはずだ。本来は好戦的な山形の宇宙人だが、地球ではおとなしく生活していた。ディスクン星人となっているが、意味は分からなかった。先祖は牛みたいな姿なので、牛型宇宙人の末裔と言える。感情が高ぶると赤い目になる。BLOOD+では、牛型吸血鬼のマスターが人間の姿をしている時に赤い目に変化した。このような設定は、別に宇宙人でなくても、妖怪でも成立する。理由としては、妖怪=地球に溶け込んだ宇宙人だからだ。好戦的な宇宙人は野球好きとされ、野球があるから暴れない。大阪や神奈川はエラル星人(ラエリアン?)に縄張りを押さえられているそうだ。アニメには登場しないが他のスポーツも同様だろう。
現実の野球の球団には、とにかく宇宙人っぽいチーム名となっている。代表はジャイアンツとドラゴンズだ。以前はホエールズ(クジラは海棲の宇宙人)なんてのもあった。
山形に宇宙船が墜落し、人が集まっているのだが、地球人のある女の子は「あのカップルも警備員だ」と断言する。なにか事件が起きた時にクライシス・アクター(事件を演出する役者)がいる事は知られてきているが、野次馬の中にも監視員が混じっているという示唆だ。
舞台は東京に移り、人の血を吸って食ってしまう宇宙人が登場。悪ガキが秘密めいた場所を嗅ぎ付けたのだ。その宇宙人も人に化けて人を食っているのだ。目だらけの絵が飾られる病院を訪れる悪ガキ達。その病院の先生はパソコンで検索し、アッサリと宇宙人の分類を生物の種族として導き出す。要するに、本当の生物学では、地球外生物も含めて、とっくにリストアップされ、特性が記されているわけだ。ネットの時代では、当たり前のように出てくる。
宇宙人は身近にいるが、近過ぎて誰も気付かないというわけだ。次は以前に紹介したムービー。
金髪碧眼の宇宙人が語る台詞だが、(私のやっているのは)「フィクションの世界から人類にメッセージを送り、異星人の存在をアピールする作戦だ」とある。作者は「僕は漫画を通して、異星人がいる事を語っているんだ。読者の皆さん、気付いて」と言いたいのだろう。一応、評価するが、「漫画家とかが真実を知っている」という説明の根拠が著しく欠ける。漫画を通して宇宙人の話をする前に、「漫画のネタになる真実は、秘密結社から聞けるんだよ」の方を先に語るべきだ。「僕程の漫画家が属していないなら、誰が属せるの?」という補足も欲しい所だ。
自らを古代魔道師と名乗る作者の作品「Vフォー・ヴェンデッタ」では、次のように語られる。
芸術家は真実を伝えるために嘘をつく。政治家は虚偽を伝えるために嘘をつく。
芸術家は嘘で真実を伝える。
これも同様に、芸術家が真実を知っているという根拠に乏しい。「目立つ芸術家は全員が秘密結社員だからこそ、真実を知る事のできる立場にある」と説明してもらわないと。
物語が進むと、ついに教師の中に爬虫類人がいるという話になる。普通の女教師なのだが、正体は爬虫類的異星人で、シェイプシフトする。また、人に化けている宇宙人を見破るゴーグルが存在する。しかしながら、宇宙人が正体を見せようと思えば、「屈折率と触覚点の操作」で、ゴーグル無しでも正体を見せられる。




サングラスで宇宙人の正体を見破る映画と言えばゼイリブ。
ここで冒頭の時系列が役立つ。アイクがまだ爬虫類人を知らない時代に、公務員の中に爬虫類人がいて、擬態方法も解説しつつ、人にシェイプシフトしている話が、適当に作ったはずの短編漫画に登場してしまっている事になる。つまり、アイク説に関係無く、爬虫類的宇宙人は旧来より存在するという証明だ。まあ、「飛鳥時代の書物に既に爬虫類人」という話を当ブログではしており、あえて20世紀の話をしているのだが。
爬虫類人は何とか1999年にはアイクによって伝わったが、土星については2014年と、完全に遅れている。個人的には1999年の本で、既に土星の事も教えて欲しかった。
宇宙人が溶け込んでいるという裏設定があるのはキン肉マンだ。超人=宇宙人と考えれば、すっきりする。
レベルEはまだ続きを見ておらず、記事の2弾があるかも知れない。
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エイリアンの存在は、地球人だけが気付いていないとされるが、実際には研究機関の人は知りつつも黙っていた。その代わりに技術を提供してもらい、自分だけが活用したり、あたかも自分の手柄として発表するのだ。一部の組織には、宇宙人が地球に来ている事は常識とされる。秘密結社の事だ。再三語るが、秘密結社の秘密の1つには、宇宙人がいる事というのがある。その話をしない、いかなる秘密結社の話も、ダミーと言える。秘密結社員の社長達が「宇宙人から魔法を授かる物語・魔法少女まどか☆マギカ」で歓喜する理由はそこにある。実は別に秘密結社に属さなくても宇宙人とはコンタクトできる。大衆にはせめて、宇宙人を受け入れないよう、大衆の思想を「いるかいないか分からない」や「そんなものは陰謀」にしておかねばならないのだ。
金髪碧眼(青目)の宇宙人が主人公扱いで、青い血(ブルーブラッド)の持ち主。実際の宇宙人分類ではノルディックと呼ばれる。物語ではドグラ星人となっているが、ドグラ星は輪を持つ星だ。衛星として近くに太陽の方向によって欠けた星が見える。タイタン? ドラゴンや土偶の他、土星を連想できる。太陽系が映るシーンでも、土星がまず最初に出てくる。土星崇拝の証しだ。地球はドグラ星の管理下となる。
夢野久作のサイコ小説に『ドグラ・マグラ』がある。結局はその小説で、どうしてその名前になったのか追求すれば、同じ話になる。作中では九州の方言で「堂廻目眩(どうめぐり・めくらみ)」「戸惑面喰(とまどい・めんくらい)」が訛っていったものと解説されている。もちろん、その意味もあり、他の意味を含ませるのが常道だ。
レベルEは作者・冨樫氏の故郷・山形が物語の舞台となる。途中、東京にもなるが。
山形の田舎町は人の皮を被った宇宙人だらけの町だった。町の権力者の爺さん(宇宙人)がいるのだが、その孫らしき少年達(10歳ちょいくらい)は、既に難しい数学などもマスターしている。山形は特定の宇宙人の統治区となっていた。現実でも山形はそんな地域なのだと思わされる。ただ、作者が山形出身なので山形に詳しいだけで、実際の他の県でも妖術師の村として、そういう所があるはずだ。本来は好戦的な山形の宇宙人だが、地球ではおとなしく生活していた。ディスクン星人となっているが、意味は分からなかった。先祖は牛みたいな姿なので、牛型宇宙人の末裔と言える。感情が高ぶると赤い目になる。BLOOD+では、牛型吸血鬼のマスターが人間の姿をしている時に赤い目に変化した。このような設定は、別に宇宙人でなくても、妖怪でも成立する。理由としては、妖怪=地球に溶け込んだ宇宙人だからだ。好戦的な宇宙人は野球好きとされ、野球があるから暴れない。大阪や神奈川はエラル星人(ラエリアン?)に縄張りを押さえられているそうだ。アニメには登場しないが他のスポーツも同様だろう。
現実の野球の球団には、とにかく宇宙人っぽいチーム名となっている。代表はジャイアンツとドラゴンズだ。以前はホエールズ(クジラは海棲の宇宙人)なんてのもあった。
山形に宇宙船が墜落し、人が集まっているのだが、地球人のある女の子は「あのカップルも警備員だ」と断言する。なにか事件が起きた時にクライシス・アクター(事件を演出する役者)がいる事は知られてきているが、野次馬の中にも監視員が混じっているという示唆だ。
舞台は東京に移り、人の血を吸って食ってしまう宇宙人が登場。悪ガキが秘密めいた場所を嗅ぎ付けたのだ。その宇宙人も人に化けて人を食っているのだ。目だらけの絵が飾られる病院を訪れる悪ガキ達。その病院の先生はパソコンで検索し、アッサリと宇宙人の分類を生物の種族として導き出す。要するに、本当の生物学では、地球外生物も含めて、とっくにリストアップされ、特性が記されているわけだ。ネットの時代では、当たり前のように出てくる。
宇宙人は身近にいるが、近過ぎて誰も気付かないというわけだ。次は以前に紹介したムービー。
金髪碧眼の宇宙人が語る台詞だが、(私のやっているのは)「フィクションの世界から人類にメッセージを送り、異星人の存在をアピールする作戦だ」とある。作者は「僕は漫画を通して、異星人がいる事を語っているんだ。読者の皆さん、気付いて」と言いたいのだろう。一応、評価するが、「漫画家とかが真実を知っている」という説明の根拠が著しく欠ける。漫画を通して宇宙人の話をする前に、「漫画のネタになる真実は、秘密結社から聞けるんだよ」の方を先に語るべきだ。「僕程の漫画家が属していないなら、誰が属せるの?」という補足も欲しい所だ。
自らを古代魔道師と名乗る作者の作品「Vフォー・ヴェンデッタ」では、次のように語られる。
芸術家は真実を伝えるために嘘をつく。政治家は虚偽を伝えるために嘘をつく。
芸術家は嘘で真実を伝える。
これも同様に、芸術家が真実を知っているという根拠に乏しい。「目立つ芸術家は全員が秘密結社員だからこそ、真実を知る事のできる立場にある」と説明してもらわないと。
物語が進むと、ついに教師の中に爬虫類人がいるという話になる。普通の女教師なのだが、正体は爬虫類的異星人で、シェイプシフトする。また、人に化けている宇宙人を見破るゴーグルが存在する。しかしながら、宇宙人が正体を見せようと思えば、「屈折率と触覚点の操作」で、ゴーグル無しでも正体を見せられる。
サングラスで宇宙人の正体を見破る映画と言えばゼイリブ。
ここで冒頭の時系列が役立つ。アイクがまだ爬虫類人を知らない時代に、公務員の中に爬虫類人がいて、擬態方法も解説しつつ、人にシェイプシフトしている話が、適当に作ったはずの短編漫画に登場してしまっている事になる。つまり、アイク説に関係無く、爬虫類的宇宙人は旧来より存在するという証明だ。まあ、「飛鳥時代の書物に既に爬虫類人」という話を当ブログではしており、あえて20世紀の話をしているのだが。
爬虫類人は何とか1999年にはアイクによって伝わったが、土星については2014年と、完全に遅れている。個人的には1999年の本で、既に土星の事も教えて欲しかった。
宇宙人が溶け込んでいるという裏設定があるのはキン肉マンだ。超人=宇宙人と考えれば、すっきりする。
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