海外のアニメオタクが日本の現状に危機感!?
本日は特別に魔道に直結する話ではないが、怪しげな外人ムービーをネタにし、昨今のアニメ業界の情勢に対して語る。なお、当ブログは都市伝説がジャンルなので、魔道に直結しない話をしても受け入れて欲しい。
ユーチューブで顔出し動画をアップするオーストラリア人にアニメマニアがいて、その人のムービーをまず。時間は6分程度。日本語は上手い方なので、特に日本語字幕をオンにする必要は無い。
一瞬で魔法結社員だと分かった。画面左に常にぶら下がっているワンピースの動物キャラ・チョッパーのぬいぐるみがピラミッドアイになっているからだ。右の方にはピンク色の星のカービィもあるが、これは顔そのものが目にせよ、チョッパーのようなやり方ではない。


彼の主張はアニメ業界が衰退しているのではないかという話だった。その理由を違法公開サイトだと語る。
ネットの違法公開サイトに対し、業者はDVDとかを値上げするのではなく、ネットで有料で視聴できるようにすればいいという話だった。既にネットではそういうサービスはあるが、存在するにしたってゼロ円とには著しい差がある。また、光テレビなどを契約していれば、アニメはテレビで視聴する事ができる。もちろん、筆者が見るに、ラインナップは完璧ではないのだが。
それから、一旦、お金を払ったら当分は無料というならば話は分かるが、通常は月500円とか月極だ。この場合、500円でできるだけたくさん見ようという話になり、時間の余裕を奪われる。1ヶ月だけお金を払うつもりが、全52話を見切れず、途中でプッツリも困るし、たとえ500円でも更新のために予定外のお金を払う事を拒絶する人もいるのだ。お金だけを失うわけではないという所が痛いのだ。つまり、有料ネット配信は解決法にはならないと考える。
統計で「オーストラリアで実施したら、違法サイトの閲覧が減った」という情報もあるようだが、当ブログの読者は、もう統計には騙されない。つい先日、統計の偽りを語った所だ。
動画をネット配信という事は、要するにスマホのパケット代をパンクさせるという事なので、本当に安いわけではないのだ。もちろん、自宅PCで見る人はスマホのパケットを払う人がいてこそ、月500円で収まるというわけだが。もし、スマホ利用者の料金よりも、PC利用者の料金が高かったりしたら、一瞬で「パケット代で払わされるんだ」とばれる。なので「あくまで配信の料金なんだ」と思わせるために同額にしたというわけだ。
今年だと、マングローブというアニメ企業が倒産している。今までの仕事料では採算が取れないというわけだが、それならばスポンサーが仕事料を上げるのが筋だ。ただ、テレビの魔法自体が消失しているという話もした。これは魔法が消えると言うより、大衆が情報を持ったり配信する時代になっていて、大衆のパワーが底上げになったという話だ。
アニメ業界の平均年収は100万円ちょいとも言われる。しかも、時間外労働もある。しかし、この手の業界というのは、仕事をさせてもらえる自体が報酬なのだ。「この仕事を20年とかできるならば、年間240万円出してもいい」と考える人がいて、年収160万円でも成立するわけだ。イメージとしては、年収400万円だけど、毎年240万円の人生充実サービスを受ける感じだ。まあ、税金を考えると、もっと安いサービスとなる。
アニメ業界が衰退している理由は、ズバリ、アニメの作品数が多過ぎるからだ。側面としては、年収100万円ちょいでやろうとする人が多い事が要因なのだ。古い作品でも充分に見られる作品が多く、いくら新しいのを出しても、古い作品が消滅する事がない。電化製品などと違うわけだ。
以前はアニメといえば限られていて、例えば1980年にアニメを見る人が、それまでのアニメ全てを見る事は時間的に不可能ではなかった。しかし、現代の人が全ての作品を見る事は、もはや不可能だ。見ている間にその時間を超える長さの新作ができてしまう。新作のラインナップだけでも数が多く、とても見切れるものではない。
アニメ好きというのは、新作を追い求めるばかりではなく、過去の作品も含めて面白い奴を見ようとする。つまり、過去の作品のDVDとかを買った上で、更に新作のDVDを買うお金は存在しないわけだ。電化製品やコンピュータ類は比較的新しい中から選べば間違いは無いので、アニメ業界とは形態が異なると言える。
古い作品が淘汰されない性質を持つ以上、業界は衰退するに決まっている。また、ネットの無料サイトが消えた所で、中古のDVDを買う事はあれど、新品に手を出す人は少数派だ。無料だからアニメを見ている人が見られなくなった場合、他の無料サービス(ゲームとかアマチュア動画)に流れる事はあれど、有料サイトや新品DVDに着実に流れる事は考えにくい。
ちなみに、ネット配信されるまでは、多くの人がビデオをレンタル店で借りて視聴していた。そして、古い作品は余程に有名でもない限り、どんどん無くなっていった。リメイク前のドラゴンボールやセーラームーンのような有名作であっても、10年以上という事はまずない。元々、ビデオやDVDを買うのは少数派なのだ。レンタルしていた人が、ネット時代にはレンタルをやめて無料ムービーに流れた程度の話で、買う人は最初から買う。そして新品を開封せずに無料サイトで見るとか(笑)
無料ならば全世界で100万人に見られるはずのアニメが有料になった場合、ぜいぜい1万人が見るだけだ。アニメ業界の所属者は、もちろん生活もあるのだが、どこか次のような気持ちもある。お金を徴収できる1万人に見て貰いたいのではなく、お金は関係無く、100万人に自分の作品を見て貰いたいという気持ちだ。「自分の作品を、他の人に見て貰える」という喜びを知るからこそ、年収100万円台でも働けるのだ。確かにネットには無料で見られるサイトがある。しかし、無料であっても見向きもされないアニメなんてのも無数にあるのだ! ましてや、有料で見てくれる人など、果たしているのかという話になる。また、本来お金を払わない99万人の中に、スポンサー企業のアニメグッズを買う人が現れる事を考えると、決して赤字ではないのだ。あるアニメのグッズを買う人が、DVDを持っているかというとそうではない。無料で見られたからこそ作品を認識でき、グッズを買うという流れだ。もっと可能性があるのは、例えば漫画が原作だとして、無料アニメで知る事によって、漫画を購入する流れだ。もちろん、古本を買う事も通常だが。
当記事は無料サイトの是非ではなく、無くなった所で業界は復興しないという話となる。そもそも、違法サイトが広告を貼って利益が出ているという事は、アニメ業界自体が公式無料として、広告だらけのページで公開しても利益が出るという事ではあるまいか? 公式無料で見られるならば、違法サイトの出番なんて無いはずだ。ただ、見向きされない不人気アニメだと、公式無料でも客は集まらないと考えられる。無料だろうが有料だろうが、宣伝がうまくいってこそ、相手に認知して貰える。作品の面白さは、その次だ。
統計の話を蒸し返すが、公式無料と非公式無料の両サイトがあった場合には、非公式無料の利用者数が一気に減る事が予想される。公式有料があった所で、目覚ましい結果はあり得ないと言いたい。というか、今でも日本には公式有料があるのだから、既に結果は出ているのだ。
ちなみに、第一話だけとかならば、公式無料で見られる作品もある。もちろん、当ブログの広告料もゼロだが。DVD(Blu-ray)の購入が当ブログへの支援となる。
さて、ついでに言いたい。社会の真相関連をテーマとし、顔出しでムービーを作っていて、構成が見劣りせず、それなりにアクセスがあり、継続的な場合には、魔法結社員、宗教者、忍者のどれかだという話だ。忍者は滅多な事では自分の雇い主を吐かない。「僕にはバックの組織はない、紐付きではない」と嘘をつくだろう。忍者というのは、特に宗教はやっていない場合もあり、無宗教を主張できつつ、スパイ組織に属しているみたいな人だ。まあ、そのスパイ組織は登録されていないだけで宗教同然なのだが。カルト宗教の場合には、すぐに矛盾が露呈するが、忍者の場合には、そう簡単にはバレない。しかし、必ず裏切るので、牙が見える瞬間が見物でもある。
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彼の主張はアニメ業界が衰退しているのではないかという話だった。その理由を違法公開サイトだと語る。
ネットの違法公開サイトに対し、業者はDVDとかを値上げするのではなく、ネットで有料で視聴できるようにすればいいという話だった。既にネットではそういうサービスはあるが、存在するにしたってゼロ円とには著しい差がある。また、光テレビなどを契約していれば、アニメはテレビで視聴する事ができる。もちろん、筆者が見るに、ラインナップは完璧ではないのだが。
それから、一旦、お金を払ったら当分は無料というならば話は分かるが、通常は月500円とか月極だ。この場合、500円でできるだけたくさん見ようという話になり、時間の余裕を奪われる。1ヶ月だけお金を払うつもりが、全52話を見切れず、途中でプッツリも困るし、たとえ500円でも更新のために予定外のお金を払う事を拒絶する人もいるのだ。お金だけを失うわけではないという所が痛いのだ。つまり、有料ネット配信は解決法にはならないと考える。
統計で「オーストラリアで実施したら、違法サイトの閲覧が減った」という情報もあるようだが、当ブログの読者は、もう統計には騙されない。つい先日、統計の偽りを語った所だ。
動画をネット配信という事は、要するにスマホのパケット代をパンクさせるという事なので、本当に安いわけではないのだ。もちろん、自宅PCで見る人はスマホのパケットを払う人がいてこそ、月500円で収まるというわけだが。もし、スマホ利用者の料金よりも、PC利用者の料金が高かったりしたら、一瞬で「パケット代で払わされるんだ」とばれる。なので「あくまで配信の料金なんだ」と思わせるために同額にしたというわけだ。
今年だと、マングローブというアニメ企業が倒産している。今までの仕事料では採算が取れないというわけだが、それならばスポンサーが仕事料を上げるのが筋だ。ただ、テレビの魔法自体が消失しているという話もした。これは魔法が消えると言うより、大衆が情報を持ったり配信する時代になっていて、大衆のパワーが底上げになったという話だ。
アニメ業界の平均年収は100万円ちょいとも言われる。しかも、時間外労働もある。しかし、この手の業界というのは、仕事をさせてもらえる自体が報酬なのだ。「この仕事を20年とかできるならば、年間240万円出してもいい」と考える人がいて、年収160万円でも成立するわけだ。イメージとしては、年収400万円だけど、毎年240万円の人生充実サービスを受ける感じだ。まあ、税金を考えると、もっと安いサービスとなる。
アニメ業界が衰退している理由は、ズバリ、アニメの作品数が多過ぎるからだ。側面としては、年収100万円ちょいでやろうとする人が多い事が要因なのだ。古い作品でも充分に見られる作品が多く、いくら新しいのを出しても、古い作品が消滅する事がない。電化製品などと違うわけだ。
以前はアニメといえば限られていて、例えば1980年にアニメを見る人が、それまでのアニメ全てを見る事は時間的に不可能ではなかった。しかし、現代の人が全ての作品を見る事は、もはや不可能だ。見ている間にその時間を超える長さの新作ができてしまう。新作のラインナップだけでも数が多く、とても見切れるものではない。
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統計の話を蒸し返すが、公式無料と非公式無料の両サイトがあった場合には、非公式無料の利用者数が一気に減る事が予想される。公式有料があった所で、目覚ましい結果はあり得ないと言いたい。というか、今でも日本には公式有料があるのだから、既に結果は出ているのだ。
ちなみに、第一話だけとかならば、公式無料で見られる作品もある。もちろん、当ブログの広告料もゼロだが。DVD(Blu-ray)の購入が当ブログへの支援となる。
さて、ついでに言いたい。社会の真相関連をテーマとし、顔出しでムービーを作っていて、構成が見劣りせず、それなりにアクセスがあり、継続的な場合には、魔法結社員、宗教者、忍者のどれかだという話だ。忍者は滅多な事では自分の雇い主を吐かない。「僕にはバックの組織はない、紐付きではない」と嘘をつくだろう。忍者というのは、特に宗教はやっていない場合もあり、無宗教を主張できつつ、スパイ組織に属しているみたいな人だ。まあ、そのスパイ組織は登録されていないだけで宗教同然なのだが。カルト宗教の場合には、すぐに矛盾が露呈するが、忍者の場合には、そう簡単にはバレない。しかし、必ず裏切るので、牙が見える瞬間が見物でもある。
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