大衆を騙す学説やオカルト否定説は、テーマ以外の事が一切成立しない2

久し振りに、「爬虫類人はいない」と断言するサイトを見つけたので、主張を洗い出してみる。そして、却下の根拠を当ブログが記す。◆に続く青字が引用部。その後の黒字が当ブログ筆者。
悪魔とは何か(爬虫類人はいない) より一部抽出
◆このレプティリアンというのは、80年代に入ってから唐突に出てきた話なのである。あの「V」というプロパガンダ番組を筆頭に。おそらくは、日本の仮面ライダーのショッカーでも参考にしたのだろう。
江戸時代に偽書とされた「先代旧事本紀大成経」(全72巻:飛鳥時代には存在)に、既に君主が爬虫類人という話になっている。よって、1980年代というのは「爬虫類人はいるはずもない」としたいための思い込み。唐突どころか、飛鳥時代の常識でもあった。
仮面ライダーやビジター(V)などは、古代の真実をパクッている。当ブログ筆者自身がシナリオライターなので分かるが、他のシナリオライターは、魔法結社・呪術結社で真実を習っているからこそ、その知識を元にシナリオを作れる。仮面ライダーみたいな設定をゼロから作れる人はいないという事が分かるのだ。幻魔大戦という1960年代の作品で既に宇宙人=地球を支配する悪魔という設定がある。では、どうして作者はそんな設定を思いついたのだろうか? 真実として魔法結社で語られているからに他ならない。
一方、日本の歴史、戦国時代だけでもいいが勉強すると分かるのだが、城主・殿様に対して「マムシ男」とかアダ名が付く人が目立つ事が判明する。信長はマムシの娘を妻にしている。つまり、当時より、殿や姫が爬虫類人として扱われていたのだ。宮や城に仕えるような女にも、蛇になったという話が多い。大和・飛鳥時代や戦国時代の支配層も、大衆を騙すために「爬虫類人の記された書物」を設定していたのだろうか? というか字も読めなかったはずだが。もし、現代の奴隷大衆に爬虫類的存在を信じさせたいのならば、最初から学校の教科書で記せばいいだけ。わざわざ社会・理科の教科書でサルからの進化を述べなくていい。
否定派のポイントとしては、原因と結果(古代からいる爬虫類人の存在と、創作物に登場する爬虫類人)を逆に見ている事が判明する。
◆デービッド・アイクというのはイルミナティのエージェントである。ユースタス・マリンズらが暴いた深い秘密に同調しつつ最終的にバカバカしい世界に引っ張りこむ- それがあいつのミッションだ。
エージェントという証拠はどこにも無い。「爬虫類人なんているはずもない。よって、爬虫類人を知らしめたアイクはエージェント(工作員)だ」という論法だ。爬虫類人がいない証拠もイルミナティの手先の証拠も存在していない愚論だ。この手の論法は、根拠と主張とが常に入れ替わっている。アイクがエージェントの根拠として爬虫類人という馬鹿げた事を語っているからと語りつつ、爬虫類人がいない根拠としてはアイクというエージェントが語っているからという堂々巡りなのだ。
次は踏まえたジョーク。
・アイクが工作員である根拠……爬虫類人を語っているから
・爬虫類人がいない根拠……馬鹿げているから
・馬鹿げている根拠……アイクという工作員が語っているから
↑ このような状況で、主張に根拠が揃っていると勘違い・錯覚。
・錯覚した読み手は……「成る程、疑問はすっきりしました。そう言えば訳者の太田龍は、若い頃に共産主義者でしたし」
なお、「爬虫類人の実態という真実を知らしめ、最初から詰んでいる事に絶望させるため」という観点では、アイクが工作員かどうかに議論の余地がある。
先方の主張を言い換えると、「俺は爬虫類人という話を馬鹿馬鹿しく思った。よって語る人は工作員かバカ」という主観で全てが語られる事になる。最終的にトンデモな世界に行くとして、途中に得る情報でも相当な内容だ。途中に知られたくない内容があるならば、最初から何も語らなくていいはずだ。そもそも最終的にトンデモな世界に行く理由は、トンデモこそが真実だからという場合もあるのだ。
◆《俺達は悪くないんだ、爬虫類型宇宙人に脅されやむを得ず人間を生け贄にするようなことをしてるんだ。俺達には更に大ボスがいるんだ! それが爬虫類型宇宙人だ! 俺達は悪くないんだ、コンピューターが意思を持って勝手なことをやりだしたんだ》(と罪を逃れようとする)
宇宙人がいない場合に支配層が罪から逃れようとするとして、宇宙人がいた場合には正々堂々と罪を認めるのだろうか? そんなわけないでしょ!
これについては、当記事のパート1「大衆を騙す学説やオカルト否定説は、テーマ以外の事が一切成立しない」で語った。要約すると、本当に黒幕として宇宙人がいても、支配層はそういう態度に出るわけで、いない証明とは関係が無いとなる。更には、「俺達だけが宇宙人の秘法を享受でき、大衆は宇宙人とは関われない奴隷だ」という態度なわけで、支配層(大富豪・王族)の罪はますます重くなり、大衆から支配層への矛先が強くなる。コンピュータに悪魔を降臨させる話はこちら。
◆なぜこのレプティリアンの話がバカバカしいのかというと、そもそも爬虫類は変温動物である。暑い夏にも寒い冬にも活動が止まってしまうのだ(笑)。
爬虫類的宇宙人は別に爬虫類でも変温動物でもない。無関係なレッテルを貼って叩く方法を藁人形論法(ストローマン)と呼ぶ。詭弁(ずるいテクニック)の一種だ。爬虫類的宇宙人は爬虫類的な見た目に極めて近い宇宙人というのが、正確に近い定義となる。
また、爬虫類人の定義は、爬虫類的宇宙人と地球人とのハイブリッドだ。よって、地球人の遺伝子も持っている。当然、冬でも活動できる。それ以前に、寒かったら部屋を暖かくしたりコートを着るだけだし。
恐竜恒温説というのがあり、爬虫類だと思っていた恐竜が恒温動物だという事もあり得る。また、現代でも一部の爬虫類は、恒温的な調整をする。「爬虫類人は変温だ」という主張は、どこを取っても話にならないわけだ。
◆爬虫類がある程度ヒューマノイド形に進化することはあったとしても、文明を築くなどということは絶対にあり得ない。
なぜか地球で進化した事になっている。あくまで宇宙人なので、他の星で発生したのだが……。しかも、進化論という支配層が(生物学者に)捏造させた説を信じているので話にならない。なお、当ブログでは、爬虫類から(神的存在によって)進化し、爬虫類的宇宙人と手を組んでいる別種の爬虫類人が地底にいるかも知れないという話をしている。
ここまでで判明する否定派の欠落部分だが、爬虫類人を語るアイクは一言も、地球産だとか、変温動物だとか、爬虫類そのものとは語っていない。むしろ、宇宙人で、爬虫類そのものではないと語っている。つまり、否定者は本を読んでいないか、いい加減に読んだために理解していない事が判明する。
◆この話を作った偽ユダヤ人達は、聖書の影響からか(歳を経た蛇等の)、爬虫類をもって悪魔の原型と考えている節がある。
作り話という前提になっている時点で駄目。聖書が原型なのではなく、先に真実があったからこそ聖書にも記されているという状況。やはり、原因と結果を逆に捉えている。また、ハザール人が爬虫類をもって悪魔の原型と考えている節があるとして、それは爬虫類的人間が存在するからこそであって、いないという結論には結び付かない。
◆自然界の生物に悪魔は存在しない。
語り手にそのつもりは無くても、一般的にこのような言葉は、聖書や生物学者の語る進化論が前提になっているので駄目。引用元では続いて地球の生物の役割を色々と語っているが、今回の議題(爬虫類人がいるか否か)とはなんら関係が無い話。
また、自然界の生物に悪魔は存在しないというのは、ある意味正解で、異次元に存在し、自然界にはいないとも言える。つまり、「爬虫類人はいない」という断言をする根拠には、なんら有効な話ではない。
総評としては、「爬虫類人なんているはずもないので、肯定派の主張には頭の悪い部分があるはずだ」という視点で語るも、見当外れといった所だ。全般的に先方の主張には、馬鹿馬鹿しいとか、幼稚だとか、レッテル貼りが見られる。レッテル貼りというのも詭弁の一種で、(爬虫類人を語る人の)頭の悪さを根拠無しに印象付けるずるいテクニックとなる。
先方は人間や地球を制御する神的存在を想定しているが、そんな存在がいれば、爬虫類人が存在しても不自然ではない。にもかかわらず、否定する場合、自分の所属する宗教で宇宙人や爬虫類人を否定するので、自分の思想もそうなっている事が多い。今までは、ほとんどがキリスト教カルトだった。先方がそうかどうかの判断は読者に任せる。ネットで「爬虫類人はいない」「宇宙人もいない」と断言し長文を書いているサイトは、得てして「イエス・キリストがどう、聖書がうんぬん」と語っているのに気付くはずだ。
引用元の後半はそんな世界観に基づいた長文だが、「爬虫類人がいるか否か」とは一切、関係が無い。後半の長文をおおむね認めたとしても、「爬虫類人はいない」という結論にはならない。このような語り方も詭弁となる。
それで、結局、人類はどうして存在するの? という根源的な疑問は、なんら判明しない。聖書の神様がお造りになったのだろうか? それともサルから進化? 「見た目が人間的(あるいは姿の無い)宇宙人が地球人を造った」という話ならば議論の余地はある。「爬虫類的宇宙人はいるけれど、人間を創ったのは天使的な人間型の宇宙人だ」という説だ。
纏めると、
・無関係な事実を挙げ、爬虫類人はいないという見当違いの結論へ結びつけている。
・原因と結果を逆に捉えている。
・主張と根拠が常にすり替わっている。
・全ての主張は、いない事が前提になっている。
・進化論など科学理論(支配のツール)が基盤になっている。
今回の主張者に限らず、否定派は「いない証拠」を示しているのではなく、「いない場合にあり得る事」を示しているだけの状況が通常だ。いない根拠を示す態度の場合でも、いなかったら成立する事柄ばかりで、本来の証拠ではない。「いない場合」と「いない証拠」とをすり替えているのだ。例としては、「宇宙人を演出して本当の支配者を煙に巻いている」という主張だ。語っている本人は「いない証拠」のつもりなのだが、「いない場合」の話をしているだけであり、どこにも「いない証拠」は語られていないのだ。爬虫類的宇宙人の話で先に認識する必要があるのは、現代を支配している事ではなく、古代に人類を遺伝子改造で創造した事にある。まず、人類誕生の理由を明確にした後で、現代の支配を考えねばならない。
前記事でも挙がったが、真実を追究すると看板を掲げる割りには、当ブログを読んでいないブロガーが多いと言える。存在を知らないのも問題だが、真実だと認識できないというのもあろう。更に問題があるとすれば、「爬虫類人はいない」と語るに際し、いると主張するブロガーの説を一切読まずに否定している状況が判明する事だ。たとえ、否定したいにしても、当ブログさえ読んでいれば、あのような否定理由にはなるはずもないのだから。
当記事で洗い出した理由で爬虫類人を信じていない人が当ブログの話を目にしたとする。そんな人が当記事に対しても「いなかった場合に成立」に過ぎない主張で反論する事はあり得る。しかし、当記事で洗い出したような理由で信じていない実態が先にある事を忘れてはならない。完全なる勘違いによって存在を否定していたのに、その矛盾を指摘した当内容に対して、更に言い訳するという態度は筋が違うというわけだ。
次は先方の説に賛同する人のコメントより。
◆私、いくつかのサイトを読んでいて、いつもこの爬虫類のところで躓いてしまっていたのです。地球外生物がいてもそれは構わないのですが、よく掲載されているトカゲ眼をした実在している人々の写真を見る度に、どこかスッキリしない、寧ろ訝しい目で見ていたのですよね。存在を否定するサイトも見ましたが、書き方が何ていうか、嫌味で釈然としませんでした。これでスッキリしました。
思うに、世の中の一般的考えを持つ人々やリアリストと言われている人々が、いわゆる「陰謀論」と言われているものを否定する理由の一つに、このトカゲ人間の存在の主張があるのではないかと想像させられます。
多くの陰謀論では、宇宙人や爬虫類人については語らないか否定する。上の人は「陰謀論(人が黒幕)」と「オカルト陰謀論(宇宙人が黒幕)」とを混同している。陰謀論というのは、大半が宗教者なのでむしろ信じない方が無難だ。
爬虫類人を否定するサイトで嫌味といえば、あそこかな(RAPTではなく、嫌味という言葉が当てはまる所)。あのサイトは統一教会かエホバだと思われる。要するに、ベースとなる教義に「宇宙人はいない」とあるので、否定するに過ぎないのだ。当ブログでは以前によく語っていたが、「長文の反論に相手になる前に」「相手の説に納得する前に」……「まず相手の宗教を聞け。多くの場合に、相手にしたくない宗教に属しているはずだから」を思い出して貰いたい。ちなみに、モルモンでは宇宙人を肯定しており、クリスチャンカバラらしき魔導師の陰謀論サイトでは、「モルモンは結構マトモ」と評価されている。当ブログでは、「性に関する教義とか政治的な思想(中韓を叩き、原発推進、戦争推進など)は駄目だが、宇宙観に関しては真実に接近」という評価にしておく。
爬虫類人を否定している人の中には、「瞳が蛇みたいになる人がいるのは事実だけど、爬虫類人がいる証拠ではない」という意見もある。一方、当筆者は「瞳に映った人やカメラ三脚が縦長瞳孔に見えている画像がネットに出回っている」とも考えている。つまり、不思議な瞳の画像を適当にピックアップしても、決定的な根拠とはなり得ないのだ。
否定派には「トカゲ人間を出せば、みんな信じなくなるので、陰謀論そのものも信じないようにできる」のような主張もあり得る。しかし、実際には、爬虫類人は信じなくても、陰謀そのものを信じる人が多数派だ。つまり、トカゲ人間の登場で信じない人が現れる効果よりも、トカゲ人間以外までを信じる人が現れる効果の方が大きいのだ。となると、支配層がオカルト陰謀説を設定する理由と矛盾する。もちろん、いなかったらの話であって、いる場合には最後まで真実だったという話だ。
爬虫類人の所で躓く理由の1つとして、古代の文献や遺跡が爬虫類人だらけという事実を知らない事が挙げられる。それをまず認識して貰いたい。次に、このような話は、21世紀になってから語られているのではなく、江戸時代でも論争はあったし、その論争の元は飛鳥時代に作られたような書物が原因だ。また、飛鳥時代に記された理由も、元を辿れば、ずっと以前からの事実だからと言える。日本だけの話ではなく、中国やインド、中南米、アフリカ、メソポタミア、その他、各地で同様な伝承が語り継がれている。江戸時代の論争の話は、次の本の右、「天孫降臨」に語られている。
「私の住む町には強盗だけがいるんだ」と信じる人よりも、「強盗は人食いもするんだ」と信じる人の方が警戒度は強い。大衆に余計な警戒を認識させる以上、宇宙人の設定は逆効果だ。つまり、本当だからこそ語られるという結論になる。
以前も語ったが、爬虫類人がいない場合に、いると信じる事で致命的な状況は無い。しかし、爬虫類人がいる場合に、いないと信じる事はかなり致命的な状況に陥る事になる。いると信じて警戒する方が、ずっとマシというわけだ。たとえ信じられなくても、本当に大衆のためを思うのならば「いると思った方が、いた場合の対応が違ってくるので、信じるのもいいと思います」と語るべきだ。いないと断言する人は別にいない根拠があるから断言するのではなく、いると自分の信じた世界観が崩れるのが怖いだけなので、そんな事を理由に、大衆の警戒を弱めてはならないのだ。
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