ディアボロス・悪魔の扉~有力者の中に悪魔がいる? 有力者の一族が有力者になる
当ブログで紹介すると、格好イイかも映画企画の3弾となる。1弾は「ガタカ」で、2弾は「タイム」となる。

今回語る映画の名前はディアボロス。デーヴィッド・アイクの書籍で紹介されていたので作品に興味が出た。どういう説明だったかは忘れたが、映画内に金持ち連中が悪魔的存在にシェイプシフトするシーンがあるという話だったか? それとも、動物を殺す儀式の話か? それ以外にも、むしろ興味深いシーンがあったので洗い出そう。
まずは俳優から。筆者は海外の俳優には別に詳しくないが、主人公の男は映画マトリックスの主人公と同じ俳優だ。真実を知らずに色々と活動している内に何が真実かを知り、行動を起こすというパターンに共通点がある。
主人公の職業は弁護士で、被告を裁判で無罪にすれば勝利といった世界に所属している。既婚者で奥さんとはラブラブ。母親はいるが、女手1つで育てられ、父親は誰か分からない。地方の裁判所で活躍していたら、ニューヨークの事務所から誘いがあった。
ニューヨークでは初老の男がトップを務める弁護士の企業に迎え入れられた。主人公はニューヨークでも活躍し出し、勘や分析で陪審員を罷免(クビ)にして、うまく裁判に勝利したり、直感にも冴えている。
ニューヨークの黒人の宗教でヤギを殺す儀式があり、その現場に乗り込まれた男が被告となった。保健条例に違反している男の弁護をせねばならない。男は「血は魂の通貨」と語る。ここは現実の話だが、支配層は血にこだわりがある。吸血鬼伝説も残っている。血液は大衆が考えているよりも多くの情報を持っていて、通貨になるくらいの価値があるのではなかろうか? 筆者も献血はした事があるが、タダでくれてやるもんじゃなさそうだ。アニメBLOOD+では、吸血鬼が吸うパックに献血の血がちゃっかり入る。派生作品のBLOOD-Cは、中国では放映禁止の特徴ある物語となる。他の放映禁止は「残響のテロル」と「学園黙示録」。
弁護での主張としては、あくまで宗教の儀式として動物を殺害した。他の宗教で儀式が認められているならば、その宗教でも認められるべきという形で勝利する。検事(弁護士が戦う相手)の体調まで悪くなる始末。
弁護士達だけが住む高級マンションに入居でき、奥さんと住むが、主人公は忙しくなり、構ってやる事ができなくなった。しかも、マンションの住人である弁護士の妻が、悪魔的な姿にシェイプシフトする。奥さんは精神も病んでゆく。
特殊な人間だけが1つの高級マンションに集まって暮らすという物語で印象的なのは、妖狐×僕SSという漫画アニメ。舞台は現代日本。妖怪の血を引く者だけが一緒に暮らすマンションというわけで、実は金持ちだから入居できるわけではないという設定だ。実際にそういう建物があると言えよう。妖狐×僕SSは単独の記事で改めて語る。
ディアボロスの話に戻り、弁護士として負け知らずの主人公だが、実は弁護企業のトップの男こそが主人公の父親だった。しかも、地方の裁判で負け知らずだった時点で、父親の息が掛かっていたのだ。主人公には才能があったのではなく、単に有力者の息子だから有利な人生を歩んでいたのだ。
以前に福岡交流会で会った人から聞いたのだが、ある金持ちの息子が、親の事業を継ぐのは望まず、小説家になったそうだ。もちろん、カバラとかで能力を高めたというのもあるだろうが、小説はヒットしまくった。しかし、実はその小説家の親の一族が、ヒットするように工作していただけの話で、それを知った本人は小説家も辞めてしまった。別に才能なんて無かったのだ。コネと混同しやすい世界でもあるが、「コネを有効に使える一族=妖術師の一族」のように被っている所も憎らしい。
ディアボロスの話に戻り、奥さんが自殺し、嘆き悲しむ主人公。
父親が悪魔からパワーを得ているみたいな展開になり、そもそも父親の正体は悪魔だったという流れになる。要するに、人間にシェイプシフトし、肉体をシッカリ持っている存在なのだ。
Devil's Advocateが英語のタイトルで、Advocateの訳が難しい。「主唱者(中心となって唱える人)」「代弁者(代わりに話す人)」「擁護者(かばい守る人)」などがあるが、日本語自体も難しく、「悪魔の」を付けると意味が想定しにくい。「悪魔の代弁者」辺りが適当だろうか? 「正論に対して反論をする人」という意味になるが、弁護士そのものの意味だけではないはずだ。
父親は「神の内部情報を教えてやろう。神は見ているだけだが、面白くするために色々とルールを作った」のような話をする。作者は神の内部情報を知る事のできる結社に所属していると思った。「法律は現れる現実への近道。舞台裏への通行許可証」とも語る。大事だろうと思って言葉は取り出した。詳しい解説は筆者もできないが、憲法で「味方の国が戦争を仕掛けられた時には自分の国も戦争できると定める事で、現実に戦争を起こす事ができる」という状況には当てはまりそうだ。
父親は息子に自分の事業を継がせようとする。しかし主人公は自殺する事で父親の手から逃れた。……と思いきや、タイムスリップして地方の裁判所に戻っていた。このまま弁護で勝利すると、ヘッドハンティングでニューヨークでの生活が待っている事、悲惨な結末を思い知っている。そこで主人公は正義のために、犯罪者を無罪にする裁判を降りる事を決意。
それによって主人公は弁護士会を追放される事になりそうで、友達の記者が駆け寄る。そして、その記者は主人公のために「正義を貫いた弁護士」という記事を書こうとしていた。ただ、その記者の正体は悪魔であり父親だった。つまり、弁護を降りても記者の記事で別の意味で出世する事が主人公に約束されるのだ。
有力者の息子、悪魔の血を引く者が、どんな態度に出ようが、常にサポートされ、有利な人生を歩める事を、作者は主張したかったのではあるまいか?
映画ディアボロスに直結する話は以上となる。
映画を見る基準にデーヴィッド・アイク推薦が多い。新刊の「ハイジャックされた地球を……」は、読むまでは「これまでと同じ話」のように思っていたが、実際に読んでいると意外に新しい話も多い。
さて、マトリックスやファンタスティック・プラネットなど、「映画やアニメの中に真実が含まれているよ」という話に納得している人が当ブログの読者だと考えている。半信半疑でも、当ブログに来ている以上は、ある程度は信じているわけだ。しかし、「そういう作り話を考えるのがクリエーターだ」「なにかをパクッただけ」「幾つもの作品で言い続ければ、(嘘でも)真実になるんだ」みたいに、拒絶する人もいる。色々な言い訳をしたとしても、相手の論法とこちらの対策は実は同じだ。「(宇宙人や霊魂が)存在しなかった時に成立する話であって、存在しない事の証明ではない」
前記事も映画の話で「魔法大戦争」がテーマ。当記事と比べても面白いはずなので、読んでいない人は続けてどうぞ。映画の記事も充実してきたが、ゲームの記事も充実させたい思いでいる。ただ、ゲームの記事だと、読者が軽視する懸念があるので、前置きを色々と語りたい。「映画なんて読者も簡単に見られる。読者が知る事の難しい世界はむしろゲーム。よって、ゲームの記事こそ、シッカリ読んで貰いたい」と。「同じく魔導師が物語を作っていて、作品が映画かゲームかというのは、単に自分のやりたい事や、業界の役割分担の結果なのだ」と。
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まずは俳優から。筆者は海外の俳優には別に詳しくないが、主人公の男は映画マトリックスの主人公と同じ俳優だ。真実を知らずに色々と活動している内に何が真実かを知り、行動を起こすというパターンに共通点がある。
主人公の職業は弁護士で、被告を裁判で無罪にすれば勝利といった世界に所属している。既婚者で奥さんとはラブラブ。母親はいるが、女手1つで育てられ、父親は誰か分からない。地方の裁判所で活躍していたら、ニューヨークの事務所から誘いがあった。
ニューヨークでは初老の男がトップを務める弁護士の企業に迎え入れられた。主人公はニューヨークでも活躍し出し、勘や分析で陪審員を罷免(クビ)にして、うまく裁判に勝利したり、直感にも冴えている。
ニューヨークの黒人の宗教でヤギを殺す儀式があり、その現場に乗り込まれた男が被告となった。保健条例に違反している男の弁護をせねばならない。男は「血は魂の通貨」と語る。ここは現実の話だが、支配層は血にこだわりがある。吸血鬼伝説も残っている。血液は大衆が考えているよりも多くの情報を持っていて、通貨になるくらいの価値があるのではなかろうか? 筆者も献血はした事があるが、タダでくれてやるもんじゃなさそうだ。アニメBLOOD+では、吸血鬼が吸うパックに献血の血がちゃっかり入る。派生作品のBLOOD-Cは、中国では放映禁止の特徴ある物語となる。他の放映禁止は「残響のテロル」と「学園黙示録」。
弁護での主張としては、あくまで宗教の儀式として動物を殺害した。他の宗教で儀式が認められているならば、その宗教でも認められるべきという形で勝利する。検事(弁護士が戦う相手)の体調まで悪くなる始末。
弁護士達だけが住む高級マンションに入居でき、奥さんと住むが、主人公は忙しくなり、構ってやる事ができなくなった。しかも、マンションの住人である弁護士の妻が、悪魔的な姿にシェイプシフトする。奥さんは精神も病んでゆく。
特殊な人間だけが1つの高級マンションに集まって暮らすという物語で印象的なのは、妖狐×僕SSという漫画アニメ。舞台は現代日本。妖怪の血を引く者だけが一緒に暮らすマンションというわけで、実は金持ちだから入居できるわけではないという設定だ。実際にそういう建物があると言えよう。妖狐×僕SSは単独の記事で改めて語る。
ディアボロスの話に戻り、弁護士として負け知らずの主人公だが、実は弁護企業のトップの男こそが主人公の父親だった。しかも、地方の裁判で負け知らずだった時点で、父親の息が掛かっていたのだ。主人公には才能があったのではなく、単に有力者の息子だから有利な人生を歩んでいたのだ。
以前に福岡交流会で会った人から聞いたのだが、ある金持ちの息子が、親の事業を継ぐのは望まず、小説家になったそうだ。もちろん、カバラとかで能力を高めたというのもあるだろうが、小説はヒットしまくった。しかし、実はその小説家の親の一族が、ヒットするように工作していただけの話で、それを知った本人は小説家も辞めてしまった。別に才能なんて無かったのだ。コネと混同しやすい世界でもあるが、「コネを有効に使える一族=妖術師の一族」のように被っている所も憎らしい。
ディアボロスの話に戻り、奥さんが自殺し、嘆き悲しむ主人公。
父親が悪魔からパワーを得ているみたいな展開になり、そもそも父親の正体は悪魔だったという流れになる。要するに、人間にシェイプシフトし、肉体をシッカリ持っている存在なのだ。
Devil's Advocateが英語のタイトルで、Advocateの訳が難しい。「主唱者(中心となって唱える人)」「代弁者(代わりに話す人)」「擁護者(かばい守る人)」などがあるが、日本語自体も難しく、「悪魔の」を付けると意味が想定しにくい。「悪魔の代弁者」辺りが適当だろうか? 「正論に対して反論をする人」という意味になるが、弁護士そのものの意味だけではないはずだ。
父親は「神の内部情報を教えてやろう。神は見ているだけだが、面白くするために色々とルールを作った」のような話をする。作者は神の内部情報を知る事のできる結社に所属していると思った。「法律は現れる現実への近道。舞台裏への通行許可証」とも語る。大事だろうと思って言葉は取り出した。詳しい解説は筆者もできないが、憲法で「味方の国が戦争を仕掛けられた時には自分の国も戦争できると定める事で、現実に戦争を起こす事ができる」という状況には当てはまりそうだ。
父親は息子に自分の事業を継がせようとする。しかし主人公は自殺する事で父親の手から逃れた。……と思いきや、タイムスリップして地方の裁判所に戻っていた。このまま弁護で勝利すると、ヘッドハンティングでニューヨークでの生活が待っている事、悲惨な結末を思い知っている。そこで主人公は正義のために、犯罪者を無罪にする裁判を降りる事を決意。
それによって主人公は弁護士会を追放される事になりそうで、友達の記者が駆け寄る。そして、その記者は主人公のために「正義を貫いた弁護士」という記事を書こうとしていた。ただ、その記者の正体は悪魔であり父親だった。つまり、弁護を降りても記者の記事で別の意味で出世する事が主人公に約束されるのだ。
有力者の息子、悪魔の血を引く者が、どんな態度に出ようが、常にサポートされ、有利な人生を歩める事を、作者は主張したかったのではあるまいか?
映画ディアボロスに直結する話は以上となる。
映画を見る基準にデーヴィッド・アイク推薦が多い。新刊の「ハイジャックされた地球を……」は、読むまでは「これまでと同じ話」のように思っていたが、実際に読んでいると意外に新しい話も多い。
さて、マトリックスやファンタスティック・プラネットなど、「映画やアニメの中に真実が含まれているよ」という話に納得している人が当ブログの読者だと考えている。半信半疑でも、当ブログに来ている以上は、ある程度は信じているわけだ。しかし、「そういう作り話を考えるのがクリエーターだ」「なにかをパクッただけ」「幾つもの作品で言い続ければ、(嘘でも)真実になるんだ」みたいに、拒絶する人もいる。色々な言い訳をしたとしても、相手の論法とこちらの対策は実は同じだ。「(宇宙人や霊魂が)存在しなかった時に成立する話であって、存在しない事の証明ではない」
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