べるぜバブ(田村隆平)~異次元のスピリットと繋がっていない人間はミソッカス
べるぜバブというのは、ソロモン72柱・魔王ベルゼバブが主体となる漫画・アニメの事だ。

ミソッカスとは味噌っ滓と書き、凡人で取るに足りず、何事でも主役にはなれない人間を見下した表現となる。
最近、べるぜバブ全27巻を読んだ。彼岸島33+1+16巻を読破したばかりで、続けてべるぜバブというわけだ。「毎日、漫画・アニメを見て、たまにはゲームもして実写映画を見てブログを書き、うはうは収入になる」みたいな魔術も実施しているわけだ。まあ、ほとんど実現していないので、ブログを書く気が薄れているのが現状だが(爆)。やはりスポンサーがいないと、続く物も続かないのだ(汗)。ちなみに、このブログのためにべるぜバブを読んだのではなく、アニメでやっていて絵柄も好みだったのでアニメを全部見ていた。打ち切りなのかコミックに追いついたからなのか不明だが、アニメは突然終了した。物語の続きを知りたいとは思っており、漸く実現したというわけだ。
さて、べるぜバブの内容だが、現代の物語となる。元々、喧嘩の強かった男子高校生が、赤ん坊状態の魔王ベルゼバブとくっついて、パワーを得る事で超越した能力を発揮といった物語だ。悪魔には性格や個性も有り、一般的な悪印象の悪魔ではなく、天使と中性的な異次元の存在だと思ってもらいたい。初期は悪魔のパワーを持たない相手がライバルという事もあったが、多くの場合に圧勝する。つまり、悪魔のパワーを発揮した主人公はほぼ無敵で、粋がっているような凡人はアッサリ敗れるミソッカスというわけだ。特に中盤からは、ライバルや心強い味方となり得えるのは、悪魔のパワーを得た者のみ、あるいは悪魔そのものだけだ。
悪魔のパワーを得ていない凡人は、敵味方にかかわらずミソッカス状態でやられる原理がある。ただし、主人公の味方になる1人に財閥の子息がおり、その人物だけはミソッカスではない。大金さえあれば悪魔の力無しに、それなりに役立つというわけだ。また、最終的にはそのお坊ちゃんも、主人公の力のお零れだが悪魔の力を得る。現実では、そのような財閥の子息は確実に魔法を得ているわけで、「悪魔のパワーを得ていない大金持ち」なんてのは創作の世界だけに存在できる。
主人公の名前は男鹿辰巳で、辰巳というのは龍蛇の事だ。読者に指摘されたら、あたかも偶然かのように、作者は「本当だ~」のようにすっとぼけているが、魔法結社の系列で龍蛇を信仰し出したわけで、隠したいのだろう。鋼の錬金術師の作者がメイソンという名前のキャラクターを登場させて「人名辞典をえいっと開いて偶然に」と言い訳したとぼけ具合に等しい。男鹿半島というのが秋田県にあるが、物語の舞台としては神奈川県横浜市がモデルで、男鹿にはオーガ(邪鬼)の意味合いが強い。
物語の途中に霊薬が登場した。これを飲む事でより覚醒するのだ。連想されるのは、覚醒剤というのは、要するに、現実でも覚醒するから規制されているって事だ。
もちろん、量や種類というのもあるので、本当に覚醒する霊薬でないと精神は崩壊に向かうだろう。ただ、薬というのは、どの個人にも同じ作用をもたらすとは限らない。よって、本物の覚醒者が出てしまうのも困るわけで禁止される事になる。次の本は凡人サラリーマンが精神科で脳を活性化する方向のきつい薬を処方されたら脳が覚醒してしまい、異次元の守護霊からガンガンとメッセージが届き、最終的には「この放射能のご時世、北海道から東京に移り住む理由が有り、全国で公演し、5万円もする瞑想CDを売る人間」にまで覚醒した人(爆)が書いている。初期の本は面白いので読んでもらいたい。
安く仕入れて高く売れる以上は、支配層は麻薬類を売る事も実施している。昨今ではネットもあるし、借金して買う人もいるだろう。ただ本来は、実際に覚醒薬なんて買えるのは、ルートを開発できる人脈があり、それなりの金持ちが中心だと考えられる。よく、芸能人の服用がニュースになるが、芸能人としての才能を発揮するために、使ってしまう人が多いといえよう。基本的に原価はそれ程には高くないのに、禁止されている事によって高額な品(麻薬など)とか、最初から高い品(宝石など)というのは、庶民に使わせないようにするトリックだ。
べるぜバブでは、悪魔と同化したり制御するテクニックを身に付ける事で強くなってゆく。これは魔導師としての修行の1つでもある。スペルマスターというのは、悪魔と同等以上の立場で契約する者の称号だ。
中盤では、将来、政財界を担う者達だけが通う学園が登場し、飲料の自動販売機や食事は全てタダ。地下には戦闘のコロシアムまで存在し、富豪、権力者達は熱狂。そして、出てきて笑ってしまったが「首相官邸と繋がっている地下鉄」が存在した。当ブログでは以前から語っているよう、凡人は存在すら知らない秘密の地下鉄が存在するという話に通じる。スケバン刑事には「陰謀の中心となる学園と大富豪の邸が地下モノレールで繋がっている」というシーンが存在した。
後半にはソロモン商会という「悪魔そのものや制御装置を売る謎の組織」が登場する。本部は天使のいない町・ロサンゼルスにある。ソロモン商会の工場ができた街は若者がアウトロー的な思想に取り込まれる。要するに、不良になるのだが、悪魔の使い方を学ぶ事で維持できる。つまり、若者の暴力の世界(ギャング、チーマー、暴走族みたいな世界)にも、ちゃんと悪魔のパワーを得た者が集まってこそ成立するのだ。少なくともヘッドクラスには必要となる。現実の話にしてゆき、言い換えると、当記事のタイトルと同じで、悪魔のパワーを借りられない奴は、喧嘩すらままならないという話になる。格闘技も同様で、悪魔を降臨させた奴が強いのだ。スポーツも同じだ。国によっては、当然、相手に体当たりしてライバルを潰すような事も平気で実施してくる。アスリートが正義感溢れる人間だと思ったら大間違いだ。カメラ盗んで拘束された人もいるし(冤罪にしても、そういう事を平気でされる業界だと言える)。ちなみに、フィギュアスケートで、間違いが起こりやすい危険な練習時間がある事自体が、悪魔崇拝の結果と言える。オリンピックなどの祭典が悪魔崇拝的な事は、当ブログに来る人ならば知っているだろう。そんな状況で、参加する選手が真人間なんて事があるはずも無い。派閥や知識の度合いは違えど、みんな術師なのだ。自分が理解していない業界でトップクラスになるなど、あるはずも無いではないか。
べるぜバブの話に戻し、1つ面白いのは、終盤で主人公がベルゼバブとのリンクが切れた時は、主人公がミソッカスになる。悪魔と繋がっている者達と、まともな勝負ができない。現実で悪魔と繋がって何か凄い事ができている人がいるとして、あくまで悪魔のお蔭に過ぎないのだ。まあ、悪魔のパワーを得ていた時も経験ではあるので、その経験が無駄になるわけではない。ちなみに、筆者の実感としては、スピリットと繋がっていると能力が高まるというより、集中力とかやる気とか運勢が高まる。「えーっ? この程度の実践で、こんな美味しい状況になってもイイの? もちろん、その道に向けて、バリバリ実践していたのは確かだけど」みたいな感じだ。
物語の終盤ではサタンを制御する少年が登場。ベルゼバブが勝利するのだが、ソロモン商会の長老達はベルゼバブとのリンクが切れてサタンと戦えないと思い込んでいて、月に逃げようとしていた。作者は月に関し、真実を教わっているからそんな発想が出たと言えよう。恐らく、人も住めるはずだ。
彼岸島は内容が酷いので、べるぜバブで口直しという事で。
アイテムの購入に関し、楽天の会員の人は楽天からどうぞ。魔術グッズも揃い、食用金箔(覚醒に結び付く)も購入できる。


関連記事
マリオブラザーズは異次元から発生する悪魔を退治するゲーム……登場する蝿はベルゼバブと判断
ルパン三世のカバラ数秘術~ルパン三世Yの魔法の知識……秘密の地下鉄
スケバン刑事のオカルト都市伝説~権力者に潜む爬虫類人と地下モノレール
東京に地下都市があるというムービー~大阪にもあるやろ

ミソッカスとは味噌っ滓と書き、凡人で取るに足りず、何事でも主役にはなれない人間を見下した表現となる。
最近、べるぜバブ全27巻を読んだ。彼岸島33+1+16巻を読破したばかりで、続けてべるぜバブというわけだ。「毎日、漫画・アニメを見て、たまにはゲームもして実写映画を見てブログを書き、うはうは収入になる」みたいな魔術も実施しているわけだ。まあ、ほとんど実現していないので、ブログを書く気が薄れているのが現状だが(爆)。やはりスポンサーがいないと、続く物も続かないのだ(汗)。ちなみに、このブログのためにべるぜバブを読んだのではなく、アニメでやっていて絵柄も好みだったのでアニメを全部見ていた。打ち切りなのかコミックに追いついたからなのか不明だが、アニメは突然終了した。物語の続きを知りたいとは思っており、漸く実現したというわけだ。
さて、べるぜバブの内容だが、現代の物語となる。元々、喧嘩の強かった男子高校生が、赤ん坊状態の魔王ベルゼバブとくっついて、パワーを得る事で超越した能力を発揮といった物語だ。悪魔には性格や個性も有り、一般的な悪印象の悪魔ではなく、天使と中性的な異次元の存在だと思ってもらいたい。初期は悪魔のパワーを持たない相手がライバルという事もあったが、多くの場合に圧勝する。つまり、悪魔のパワーを発揮した主人公はほぼ無敵で、粋がっているような凡人はアッサリ敗れるミソッカスというわけだ。特に中盤からは、ライバルや心強い味方となり得えるのは、悪魔のパワーを得た者のみ、あるいは悪魔そのものだけだ。
悪魔のパワーを得ていない凡人は、敵味方にかかわらずミソッカス状態でやられる原理がある。ただし、主人公の味方になる1人に財閥の子息がおり、その人物だけはミソッカスではない。大金さえあれば悪魔の力無しに、それなりに役立つというわけだ。また、最終的にはそのお坊ちゃんも、主人公の力のお零れだが悪魔の力を得る。現実では、そのような財閥の子息は確実に魔法を得ているわけで、「悪魔のパワーを得ていない大金持ち」なんてのは創作の世界だけに存在できる。
主人公の名前は男鹿辰巳で、辰巳というのは龍蛇の事だ。読者に指摘されたら、あたかも偶然かのように、作者は「本当だ~」のようにすっとぼけているが、魔法結社の系列で龍蛇を信仰し出したわけで、隠したいのだろう。鋼の錬金術師の作者がメイソンという名前のキャラクターを登場させて「人名辞典をえいっと開いて偶然に」と言い訳したとぼけ具合に等しい。男鹿半島というのが秋田県にあるが、物語の舞台としては神奈川県横浜市がモデルで、男鹿にはオーガ(邪鬼)の意味合いが強い。
物語の途中に霊薬が登場した。これを飲む事でより覚醒するのだ。連想されるのは、覚醒剤というのは、要するに、現実でも覚醒するから規制されているって事だ。
もちろん、量や種類というのもあるので、本当に覚醒する霊薬でないと精神は崩壊に向かうだろう。ただ、薬というのは、どの個人にも同じ作用をもたらすとは限らない。よって、本物の覚醒者が出てしまうのも困るわけで禁止される事になる。次の本は凡人サラリーマンが精神科で脳を活性化する方向のきつい薬を処方されたら脳が覚醒してしまい、異次元の守護霊からガンガンとメッセージが届き、最終的には「この放射能のご時世、北海道から東京に移り住む理由が有り、全国で公演し、5万円もする瞑想CDを売る人間」にまで覚醒した人(爆)が書いている。初期の本は面白いので読んでもらいたい。
安く仕入れて高く売れる以上は、支配層は麻薬類を売る事も実施している。昨今ではネットもあるし、借金して買う人もいるだろう。ただ本来は、実際に覚醒薬なんて買えるのは、ルートを開発できる人脈があり、それなりの金持ちが中心だと考えられる。よく、芸能人の服用がニュースになるが、芸能人としての才能を発揮するために、使ってしまう人が多いといえよう。基本的に原価はそれ程には高くないのに、禁止されている事によって高額な品(麻薬など)とか、最初から高い品(宝石など)というのは、庶民に使わせないようにするトリックだ。
べるぜバブでは、悪魔と同化したり制御するテクニックを身に付ける事で強くなってゆく。これは魔導師としての修行の1つでもある。スペルマスターというのは、悪魔と同等以上の立場で契約する者の称号だ。
中盤では、将来、政財界を担う者達だけが通う学園が登場し、飲料の自動販売機や食事は全てタダ。地下には戦闘のコロシアムまで存在し、富豪、権力者達は熱狂。そして、出てきて笑ってしまったが「首相官邸と繋がっている地下鉄」が存在した。当ブログでは以前から語っているよう、凡人は存在すら知らない秘密の地下鉄が存在するという話に通じる。スケバン刑事には「陰謀の中心となる学園と大富豪の邸が地下モノレールで繋がっている」というシーンが存在した。
後半にはソロモン商会という「悪魔そのものや制御装置を売る謎の組織」が登場する。本部は天使のいない町・ロサンゼルスにある。ソロモン商会の工場ができた街は若者がアウトロー的な思想に取り込まれる。要するに、不良になるのだが、悪魔の使い方を学ぶ事で維持できる。つまり、若者の暴力の世界(ギャング、チーマー、暴走族みたいな世界)にも、ちゃんと悪魔のパワーを得た者が集まってこそ成立するのだ。少なくともヘッドクラスには必要となる。現実の話にしてゆき、言い換えると、当記事のタイトルと同じで、悪魔のパワーを借りられない奴は、喧嘩すらままならないという話になる。格闘技も同様で、悪魔を降臨させた奴が強いのだ。スポーツも同じだ。国によっては、当然、相手に体当たりしてライバルを潰すような事も平気で実施してくる。アスリートが正義感溢れる人間だと思ったら大間違いだ。カメラ盗んで拘束された人もいるし(冤罪にしても、そういう事を平気でされる業界だと言える)。ちなみに、フィギュアスケートで、間違いが起こりやすい危険な練習時間がある事自体が、悪魔崇拝の結果と言える。オリンピックなどの祭典が悪魔崇拝的な事は、当ブログに来る人ならば知っているだろう。そんな状況で、参加する選手が真人間なんて事があるはずも無い。派閥や知識の度合いは違えど、みんな術師なのだ。自分が理解していない業界でトップクラスになるなど、あるはずも無いではないか。
べるぜバブの話に戻し、1つ面白いのは、終盤で主人公がベルゼバブとのリンクが切れた時は、主人公がミソッカスになる。悪魔と繋がっている者達と、まともな勝負ができない。現実で悪魔と繋がって何か凄い事ができている人がいるとして、あくまで悪魔のお蔭に過ぎないのだ。まあ、悪魔のパワーを得ていた時も経験ではあるので、その経験が無駄になるわけではない。ちなみに、筆者の実感としては、スピリットと繋がっていると能力が高まるというより、集中力とかやる気とか運勢が高まる。「えーっ? この程度の実践で、こんな美味しい状況になってもイイの? もちろん、その道に向けて、バリバリ実践していたのは確かだけど」みたいな感じだ。
物語の終盤ではサタンを制御する少年が登場。ベルゼバブが勝利するのだが、ソロモン商会の長老達はベルゼバブとのリンクが切れてサタンと戦えないと思い込んでいて、月に逃げようとしていた。作者は月に関し、真実を教わっているからそんな発想が出たと言えよう。恐らく、人も住めるはずだ。
彼岸島は内容が酷いので、べるぜバブで口直しという事で。
アイテムの購入に関し、楽天の会員の人は楽天からどうぞ。魔術グッズも揃い、食用金箔(覚醒に結び付く)も購入できる。
関連記事
マリオブラザーズは異次元から発生する悪魔を退治するゲーム……登場する蝿はベルゼバブと判断
ルパン三世のカバラ数秘術~ルパン三世Yの魔法の知識……秘密の地下鉄
スケバン刑事のオカルト都市伝説~権力者に潜む爬虫類人と地下モノレール
東京に地下都市があるというムービー~大阪にもあるやろ
- 関連記事
-
- 吸血鬼退治アニメ・BLOOD+~爬虫類目の女子高生アスリート
- 彼岸島・最後の47日間~吸血鬼は特定一族に遺伝し神社に住む
- べるぜバブ(田村隆平)~異次元のスピリットと繋がっていない人間はミソッカス
- 彼岸島(松本光司)~吸血鬼が飲血する理由とは?
- 食人と殺人のブルーブラッド貴族~ルパン三世より
テーマ : 週刊少年ジャンプ全般
ジャンル : アニメ・コミック