彼岸島(松本光司)~吸血鬼が飲血する理由とは?
今月の初頭の話だが、講談社の週刊ヤングマガジンを座り読みし、彼岸島48日後という漫画を目にした話をした。吸血鬼の実施する非道な行為などが現実そのもので、たった1話でその方向性を把握できた。その話はこちら。

興味を持った筆者は「彼岸島」全33巻と続編の「彼岸島 最後の47日間」全16巻を読破する事にした。まだ4巻までの読書となるが、やはり案の定だった。なお、記事としては4巻までで判明した内容を元に書く事にする。後に新たな事実が判明して、物語が引っ繰り返る可能性もあるので、「物語のオチとは異なる」みたいなネタバレの指摘は不要だ。

第一話から吸血鬼の話だった。吸血鬼の支配する島があり、住民のほとんどは吸血鬼。しかし、実際の生活は田舎村の状況と変わらない。自給自足的な生活を営んでいるのだ。文化もあり、家にはカレンダーがあったりする。いわば人間そのものだ。しかし、やはり子供も含めて吸血鬼の巣窟だった。
吸血鬼にはもちろん知能があり、人間の言葉を話す。血を吸うために全国から人をポツポツと集める。問題となるような大人数ではなく、あくまで目立たない範囲で人間を狩るのだ。その手法は行方不明になった人(血を吸われて死んだ人)の免許証を使う。知人や家族に対し、その人が見つかったと称して島へおびき寄せ、更にその人達が持つ免許証を使って、少しずつ獲物を招くというわけだ。
吸血鬼には個性があり、人に興味津々だったり、無関心だったり、おしゃべりだったり、無口だったり……要するに人間の性格と同じなのだ。違いとしては歯となる。また、興奮した時は目も変化する。
島に到着した主人公達、「こんな島が日本にあったとは」のような表現がある。現実にもそのような隔離された島や村がありそうだ。監禁装置では、人は栄養を補給されつつ、吸血鬼が血を吸いやすいように固定されている。言わば、無闇に殺すのではなく、少しでも血を生産してもらってからとし、死んだ場合に処分するというわけだ。
作者は吸血鬼になる理由をウィルスとしている。現実の吸血鬼はウィルスの前にDNA、言わば生まれつきヴァンパイアだが、そこにウィルスが関わっていると言いたいのだろうか。
吸血鬼の食料は人間だろうか? 既に「自給自足」というヒントは書いたが、食べ物は人間と同じなのだ。のりお握りとかを食べている。実は吸血するのは食料のためではなく、吸血鬼としての症状を悪化させないためだ。血を飲まないでいると、邪鬼[オニ]と呼ばれる化け物になってしまう。その姿はまさに巨人のレプティリアン!

つまり、現実と同じく、レプティリアンの姿にならないように、人間の血を必要としているわけだ。表現としては、「オニにならない薬が人間の血」となる。現実でも献血の広報がうざいのは、そういう事なのだ。単純に血を吸うのではなく、残虐な所も現実のヴァンパイアと同じだ。また、人間の娘を性的対象とし、血を吸うだけが生きがいではない。
何が言いたいかというと、現実の真相と同じ話が漫画に語られているというわけだ。そして、その事実は魔法結社に行けば習う事ができる。魔導師(や妖術師など)だけが真実を知る状況が何千年も続いており、庶民が勝手に知らないだけなのだ。しかも、映画・漫画・アニメ・ゲームの世界では、ちゃんと語られているのに「あくまで架空の出来事。作者はそんな設定を思いつくだなんて、天才だ~」と思っている愚かな状態なのだ。
実写版もあるので見てみるといいだろう。日本の映画にしては面白そうだ。
吸血と魔法は無関係ではない。関連性の説明は省略するが、筆者が子供の頃に読んだ魔法本の章間に、1ページ程度だったか、ヴァンパイアの話があった。読んだ時は、「魔法の本なのに馬鹿馬鹿しい話をしやがって」と思っていたが、真実を知ったらこのブログの通り、ヴァンパイアの話が多くなっている。
さて、記事のテーマとして彼岸島ではなく、埼玉・春日部の大空洞神殿の話もしたいのだが、その話をしている内に彼岸島を読み進めてしまうのは嫌なので先に書いた。春日部の大神殿も「日本にこんな所があったのか」という表現にふさわしい。大神殿があるならば、吸血鬼の村もあるのだ。
珍しく24時間以内に更新したので、前記事の未確認飛行物体も宜しくお願いしたい。
アイテムの購入に関し、楽天の会員の人は楽天からどうぞ。魔術グッズも揃い、食用金箔(覚醒に結び付く)も購入できる。


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第一話から吸血鬼の話だった。吸血鬼の支配する島があり、住民のほとんどは吸血鬼。しかし、実際の生活は田舎村の状況と変わらない。自給自足的な生活を営んでいるのだ。文化もあり、家にはカレンダーがあったりする。いわば人間そのものだ。しかし、やはり子供も含めて吸血鬼の巣窟だった。
吸血鬼にはもちろん知能があり、人間の言葉を話す。血を吸うために全国から人をポツポツと集める。問題となるような大人数ではなく、あくまで目立たない範囲で人間を狩るのだ。その手法は行方不明になった人(血を吸われて死んだ人)の免許証を使う。知人や家族に対し、その人が見つかったと称して島へおびき寄せ、更にその人達が持つ免許証を使って、少しずつ獲物を招くというわけだ。
吸血鬼には個性があり、人に興味津々だったり、無関心だったり、おしゃべりだったり、無口だったり……要するに人間の性格と同じなのだ。違いとしては歯となる。また、興奮した時は目も変化する。
島に到着した主人公達、「こんな島が日本にあったとは」のような表現がある。現実にもそのような隔離された島や村がありそうだ。監禁装置では、人は栄養を補給されつつ、吸血鬼が血を吸いやすいように固定されている。言わば、無闇に殺すのではなく、少しでも血を生産してもらってからとし、死んだ場合に処分するというわけだ。
作者は吸血鬼になる理由をウィルスとしている。現実の吸血鬼はウィルスの前にDNA、言わば生まれつきヴァンパイアだが、そこにウィルスが関わっていると言いたいのだろうか。
吸血鬼の食料は人間だろうか? 既に「自給自足」というヒントは書いたが、食べ物は人間と同じなのだ。のりお握りとかを食べている。実は吸血するのは食料のためではなく、吸血鬼としての症状を悪化させないためだ。血を飲まないでいると、邪鬼[オニ]と呼ばれる化け物になってしまう。その姿はまさに巨人のレプティリアン!

つまり、現実と同じく、レプティリアンの姿にならないように、人間の血を必要としているわけだ。表現としては、「オニにならない薬が人間の血」となる。現実でも献血の広報がうざいのは、そういう事なのだ。単純に血を吸うのではなく、残虐な所も現実のヴァンパイアと同じだ。また、人間の娘を性的対象とし、血を吸うだけが生きがいではない。
何が言いたいかというと、現実の真相と同じ話が漫画に語られているというわけだ。そして、その事実は魔法結社に行けば習う事ができる。魔導師(や妖術師など)だけが真実を知る状況が何千年も続いており、庶民が勝手に知らないだけなのだ。しかも、映画・漫画・アニメ・ゲームの世界では、ちゃんと語られているのに「あくまで架空の出来事。作者はそんな設定を思いつくだなんて、天才だ~」と思っている愚かな状態なのだ。
実写版もあるので見てみるといいだろう。日本の映画にしては面白そうだ。
吸血と魔法は無関係ではない。関連性の説明は省略するが、筆者が子供の頃に読んだ魔法本の章間に、1ページ程度だったか、ヴァンパイアの話があった。読んだ時は、「魔法の本なのに馬鹿馬鹿しい話をしやがって」と思っていたが、真実を知ったらこのブログの通り、ヴァンパイアの話が多くなっている。
さて、記事のテーマとして彼岸島ではなく、埼玉・春日部の大空洞神殿の話もしたいのだが、その話をしている内に彼岸島を読み進めてしまうのは嫌なので先に書いた。春日部の大神殿も「日本にこんな所があったのか」という表現にふさわしい。大神殿があるならば、吸血鬼の村もあるのだ。
珍しく24時間以内に更新したので、前記事の未確認飛行物体も宜しくお願いしたい。
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