サラリーマンと奴隷に違いは無い

古代ローマでは
皇帝 > 元老院議員 > 騎士 > ローマ市民(平民) > 奴隷
という身分階級があった。
平民に属するのが現代のサラリーマンと思ってしまうが、実際には違う。平民というのは工業や農業を実施するのだが、ビジネスオーナーに近いのだ。工場や作業場のオーナー(社長)だったり、麦畑や葡萄畑のオーナー(地主)だったりする。作業は奴隷達にやらせていたわけだ。
ともかく働くのは奴隷達で、平民というのは有閑階級(財産があり、生産的労働に就かず、閑暇を社交や娯楽などに費やしている階級)だった。
オーナーとしての仕事は午前中で切り上げて、お昼過ぎからは公衆浴場でゆったりお湯に浸かり、スポーツで汗を流して、図書館で本を読む。これが古代ローマにおける「平民」の暮らしだったのだ。
こんな状況の中、現代のサラリーマンと違う所、古代の奴隷よりも酷い状況のはずのサラリーマンが奴隷ではない根拠として参政権を挙げる人もいる。しかし、当ブログ筆者は参政権とは奴隷を騙すトリックだと確信している。実際には、世の中の仕組みを知らない人は必ず選挙へ出掛けている。
参政権というのは、自分が政治に錯覚していると勘違いさせる魔法であって、立候補者を選べるわけではない。あくまで立候補した人から選ぶだけだ。しかも、不正選挙というのがネット真実を追究する人の通念となっている。
《日本の実態》
皇族 > 財界(政府の黒幕) > 官僚 > 社長・地主(中規模) > サラリーマン社畜
社長・地主は事業の規模により左の階級と対等の立場になる事はある。要するに、裏での階級が対等という事なのだけど。
さて、「サラリーマンと奴隷に違いは無い」なんてタイトルを付けたが、サラリーマンは古代の奴隷未満の家畜だとも、筆者は考えている。古代の奴隷は、自分が奴隷である事を自覚できた。現状を把握できれば、次の手を打つ事ができるわけだ。しかし、現代の奴隷は奴隷である事を自覚できておらず、しかも奴隷用に設定された数々のトリックを「自分には権利があるんだ、自由なんだ」と錯覚するよう仕向けられてるからだ。これでは次の手を打つ事ができない。
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