鋼の錬金術師~錬金術とは科学という魔法
漫画に興味が無くても、ある程度は楽しめるように記事を書いてみたので宜しく頼みたい。


本日は鋼の錬金術師という漫画・アニメの話題。筆者はこの作品のアニメは見ず、原作漫画を全て読む事にした。既にコミックは全巻揃って、読破している。絵柄はあまり好きではないし、髪の色が同じだと女キャラクターの区別が付かないのだが、魔法の知識としては、たくさんあるだろうとの事で読んだのだ。
漫画の話の前に、現実の話。錬金術は科学の発端と言われている。と同時に魔法の分派だ。要するに、科学というのは魔法の事なのだ。錬金術の漫画ならば当然、作者は錬金術について調べ、それが魔法だという事が分かるはず。にもかかわらず、あくまで錬金術は科学なんだという話からスタートしている。魔法を隠したいのだろう。
コミックには作者が読者から質問を受けるコーナーがある。「人名はどうやって作っているの?」という質問があり、作者は「西洋人名辞典を、えいっと開いて出てきたのを採用」と語る。もちろん、聖書などを適当に開いて出てきた名前を採用という事実もあるだろう。しかし、「メイソンさん」という、師匠の店で働く男キャラクターが出て来る以上は、嘘っ八だと判明した。この名前にした理由なんて言えないもんね。意味が分からない人は、当ブログを最初から読んで貰いたい。ここは笑う所なので、笑えない人が対象だ(笑)
鋼の錬金術師では、ホムンクルスという不老不死の生命に対し、人間を超越した生命として描いている。これは現実世界の爬虫類人と人類との関係から作っていると判断した。ホムンクルスの一部は人間を食うのが趣味。「国の上層の一部が、ホムンクルスなのでは?」という経緯を経て、実はトップが化け物で、地下は化け物の巣窟だったという展開になってゆく。権力者のトップが人外(異人)で、取り巻きはその事を知りつつ仕える所も現実と同じだ。選ばれた者だけが不老不死の秘密を伝えられると、そそのかされている。現実の国会議員とかは、「憲法では権力なんて無い事になっている一族」に、なぜか心酔している。
漫画物語では、人間にはかなわない存在が、圧倒的な力と未知の技術で国を影から動かしていた。異形の者が人類を支配している現実と符合する。いつから乗っ取られたのか? 実は最初からそうだったというオチだ。
ホムンクルスは国を利用して何かを企むのではなく、何かのために1から国を造った。これは現実でも、国に対して寄生者や売国奴がいるというより、そもそも寄生のために国を造ったというわけだ。現実でも世界の支配層のデータでは、政府は会社として扱われている。考えてみれば、●●市とか●●区というのが無ければ、地方税は払わなくてもいい。国も同じというわけだ。
漫画内では大統領が表向きのトップでホムンクルスだが、本物の化け物が後ろに控えていた。大統領という職や部下なども上から与えられた物。これは宇宙人によって支配層が成立している比喩だ。現実の支配層は、何故かオカルトの儀式をしたりと、異次元の存在を崇拝している。理由としては、異次元の存在がいて、秘術を授けてくれるので当然というわけだ。くだらない陰謀論では、今語った理由が示されていない。要するに、歴史や所属者で秘密結社の秘密を全て語った事にし、オカルトを隠したいというわけだ。
ホムンクルスの目は爬虫類目(縦長瞳孔)で描かれている。キメラ(合成獸)と称して爬虫類人もいる。作者サイドは現実での真実を知って、あえてホムンクルスやキメラに割り当てているわけだ。戦争ではわざと戦死者を出して魂のエネルギーを集めている。戦場は魂を手に入れる場という表現があった。軍隊が通れるような地下道が国の主要部分を通っていた。これらも現実と同じだ。
主人公は錬金術師で使い手、国家錬金術師なのだが、自分の事を天才じゃない理由として、「異次元に存在する真理を見たからだ」と語る。これは、凡人に過ぎないクリエーターが、魔導師になったからこそ描けた漫画シナリオだという示唆だ。この作者に限らず、水木しげるや宮崎駿など、「別に自分が天才だから描けたわけじゃない(魔術を使ったから天才なんだ)」と、作品内やインタビューで語る人がポロポロ現れる。ちなみに、真理の異次元空間には生命の樹セフィロトが描かれている。それを見た者だけが超越した術師になるという描写があった。漫画作者はちゃんと真理を見られたのだろうか? もちろんカバラ系統というわけだ。
国家錬金術師になると、上からの命令は絶対だが、一般人の手の届かない研究が可能だ。一般人というのは現実ではサラリーマン奴隷労働者を想定するとして、要するに国立大とかで科学者をやるには、上からの命令は絶対で、公開されない科学を研究可能というわけだ。魔法結社に属する科学者が友達(ネットで?)という人がいて、知れられていない先端の科学を研究しているそうだ。もちろん、研究対象は一般人にしてみればオカルトの域で、科学が本来属する魔法の域というわけだ。
錬金術によって、物体を変化させる事を錬成と呼ぶ。人間の錬成をしてはいけない理由というのが興味深かった。「大衆が軍隊を持たないように」だそうだ。当ブログ筆者は「人間のクローンは規制されているので存在しない」と思わせるマジックのように考えていたが、それに加えて、大衆がパワーを持たないようにというわけだ。これはフリーエネルギーにも該当する。大衆が兵器を持たないように、フリーエネルギーは隠されるというわけだ。
漫画内の大衆は奇跡があれば暮らしが楽になると信じて、自分達で考えようとしない。これは、現実でいうとコブラ解放、ベンジャミン・F、サルーサなど、嘘つきがいつも発している内容と、それらの信者の話だ。救世主の出現という奇跡が起きれば、暮らしが楽になると勘違いし、自分で何も考えようとしない現状にぴったりだ。
目のマークはもちろん頻繁に登場する。大統領の左目は隠されていて、しかもその中身が異形の目というよくある設定で、ホルスの目の象徴だ。有名所では、ナルトのカカシがその設定だ。現実の話になり、インターネットに公開する写真や書籍の作者写真などで、左目を不自然に隠す奴があったら、魔法結社員(魔法サークル所属者)なので覚えてもらいたい。左目の方が不鮮明な写真も同様だ。






明記していないが、「人は食った物になる」というテーマも数コマながらもあった。「ゴールドを食うと人は永遠になる」みたいなシーンが該当する。
ここまでで分かるよう、オタクの漫画家が錬金術の作品を描いたのではなく、魔法結社で習った知識を漫画にしたといえる。エニックスが出版社だが、もちろんエニックスの幹部が魔導師だからこそ対応できる。
ゲーム会社といえば、就職・超難関業界の1つだ。経理とか購買・販売とか総務とか、その手の職種はともかく、開発職の倍率は異常に高い。スクウェア・エニックスとかは凄い会社だと思う。中企業~中堅企業の多くの会社では、社長だけが魔法結社員で後は烏合の衆だが、スクウェア・エニックスだと、課長・チーフ辺りから既に魔導師のような気がしている。魔導師の割合が相当に高い精鋭集団と言いたいわけだ。実は正社員ほぼ全員が魔導師というオチもあろう。異様な新人教育は各地にあるだろうが、魔導師ばかりの会社ならば教育の内容に魔法の儀式があるという事もあり得る。まあ、魔導師の割合は憶測なので、軽く流して貰いたい。ちなみに、魔導師の醍醐味といえば、自分がオーナーとなる商売だ。まあ、ゲームの大作を作り遂げる喜びというのもあるだろうけれど、実質はプロデューサーやプランナー(企画職)でもない限り、自分好みのゲームを作る事はできまい。
以前に語ったが、シナリオというのは、自分の信じている世界しか描く事ができない。誰か漫画家に指示を出している人がいるとしても、その担当者の信じる世界という話になる。これは自分でシナリオを描いてみればよく分かる。筆者の物語では、以前は吸血鬼の描写が適当だった。キャラがいたとしても、ほとんど意味の無い吸血行為だった。爬虫類目でもない。パクろうとすれば、いくらでも吸血鬼の題材はあるはずなのに不可能だった。理由としては、そんなもんはいないと信じていたからだ。しかし、今ならば吸血鬼の正体が把握できており、吸血鬼がいると信じているので、リアルな描写が可能なはずだ。信じていなかったら、まともに描けないという例だ。
少しはイイなと思えたのは、「錬金術師は本当は誰でもマスターできるんだ」のような言葉が最後の方であった。つまり、本当は誰もが魔法を身に付けられ、超能力者になれるのだ。しかし、その秘法を隠されているというのが現状というわけだ。もちろん、「この話は本当の事に沿っているんだよ。皆さんも魔法を習得してね」のような当ブログ程には親切ではないけれど。
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本日は鋼の錬金術師という漫画・アニメの話題。筆者はこの作品のアニメは見ず、原作漫画を全て読む事にした。既にコミックは全巻揃って、読破している。絵柄はあまり好きではないし、髪の色が同じだと女キャラクターの区別が付かないのだが、魔法の知識としては、たくさんあるだろうとの事で読んだのだ。
漫画の話の前に、現実の話。錬金術は科学の発端と言われている。と同時に魔法の分派だ。要するに、科学というのは魔法の事なのだ。錬金術の漫画ならば当然、作者は錬金術について調べ、それが魔法だという事が分かるはず。にもかかわらず、あくまで錬金術は科学なんだという話からスタートしている。魔法を隠したいのだろう。
コミックには作者が読者から質問を受けるコーナーがある。「人名はどうやって作っているの?」という質問があり、作者は「西洋人名辞典を、えいっと開いて出てきたのを採用」と語る。もちろん、聖書などを適当に開いて出てきた名前を採用という事実もあるだろう。しかし、「メイソンさん」という、師匠の店で働く男キャラクターが出て来る以上は、嘘っ八だと判明した。この名前にした理由なんて言えないもんね。意味が分からない人は、当ブログを最初から読んで貰いたい。ここは笑う所なので、笑えない人が対象だ(笑)
鋼の錬金術師では、ホムンクルスという不老不死の生命に対し、人間を超越した生命として描いている。これは現実世界の爬虫類人と人類との関係から作っていると判断した。ホムンクルスの一部は人間を食うのが趣味。「国の上層の一部が、ホムンクルスなのでは?」という経緯を経て、実はトップが化け物で、地下は化け物の巣窟だったという展開になってゆく。権力者のトップが人外(異人)で、取り巻きはその事を知りつつ仕える所も現実と同じだ。選ばれた者だけが不老不死の秘密を伝えられると、そそのかされている。現実の国会議員とかは、「憲法では権力なんて無い事になっている一族」に、なぜか心酔している。
漫画物語では、人間にはかなわない存在が、圧倒的な力と未知の技術で国を影から動かしていた。異形の者が人類を支配している現実と符合する。いつから乗っ取られたのか? 実は最初からそうだったというオチだ。
ホムンクルスは国を利用して何かを企むのではなく、何かのために1から国を造った。これは現実でも、国に対して寄生者や売国奴がいるというより、そもそも寄生のために国を造ったというわけだ。現実でも世界の支配層のデータでは、政府は会社として扱われている。考えてみれば、●●市とか●●区というのが無ければ、地方税は払わなくてもいい。国も同じというわけだ。
漫画内では大統領が表向きのトップでホムンクルスだが、本物の化け物が後ろに控えていた。大統領という職や部下なども上から与えられた物。これは宇宙人によって支配層が成立している比喩だ。現実の支配層は、何故かオカルトの儀式をしたりと、異次元の存在を崇拝している。理由としては、異次元の存在がいて、秘術を授けてくれるので当然というわけだ。くだらない陰謀論では、今語った理由が示されていない。要するに、歴史や所属者で秘密結社の秘密を全て語った事にし、オカルトを隠したいというわけだ。
ホムンクルスの目は爬虫類目(縦長瞳孔)で描かれている。キメラ(合成獸)と称して爬虫類人もいる。作者サイドは現実での真実を知って、あえてホムンクルスやキメラに割り当てているわけだ。戦争ではわざと戦死者を出して魂のエネルギーを集めている。戦場は魂を手に入れる場という表現があった。軍隊が通れるような地下道が国の主要部分を通っていた。これらも現実と同じだ。
主人公は錬金術師で使い手、国家錬金術師なのだが、自分の事を天才じゃない理由として、「異次元に存在する真理を見たからだ」と語る。これは、凡人に過ぎないクリエーターが、魔導師になったからこそ描けた漫画シナリオだという示唆だ。この作者に限らず、水木しげるや宮崎駿など、「別に自分が天才だから描けたわけじゃない(魔術を使ったから天才なんだ)」と、作品内やインタビューで語る人がポロポロ現れる。ちなみに、真理の異次元空間には生命の樹セフィロトが描かれている。それを見た者だけが超越した術師になるという描写があった。漫画作者はちゃんと真理を見られたのだろうか? もちろんカバラ系統というわけだ。
国家錬金術師になると、上からの命令は絶対だが、一般人の手の届かない研究が可能だ。一般人というのは現実ではサラリーマン奴隷労働者を想定するとして、要するに国立大とかで科学者をやるには、上からの命令は絶対で、公開されない科学を研究可能というわけだ。魔法結社に属する科学者が友達(ネットで?)という人がいて、知れられていない先端の科学を研究しているそうだ。もちろん、研究対象は一般人にしてみればオカルトの域で、科学が本来属する魔法の域というわけだ。
錬金術によって、物体を変化させる事を錬成と呼ぶ。人間の錬成をしてはいけない理由というのが興味深かった。「大衆が軍隊を持たないように」だそうだ。当ブログ筆者は「人間のクローンは規制されているので存在しない」と思わせるマジックのように考えていたが、それに加えて、大衆がパワーを持たないようにというわけだ。これはフリーエネルギーにも該当する。大衆が兵器を持たないように、フリーエネルギーは隠されるというわけだ。
漫画内の大衆は奇跡があれば暮らしが楽になると信じて、自分達で考えようとしない。これは、現実でいうとコブラ解放、ベンジャミン・F、サルーサなど、嘘つきがいつも発している内容と、それらの信者の話だ。救世主の出現という奇跡が起きれば、暮らしが楽になると勘違いし、自分で何も考えようとしない現状にぴったりだ。
目のマークはもちろん頻繁に登場する。大統領の左目は隠されていて、しかもその中身が異形の目というよくある設定で、ホルスの目の象徴だ。有名所では、ナルトのカカシがその設定だ。現実の話になり、インターネットに公開する写真や書籍の作者写真などで、左目を不自然に隠す奴があったら、魔法結社員(魔法サークル所属者)なので覚えてもらいたい。左目の方が不鮮明な写真も同様だ。
明記していないが、「人は食った物になる」というテーマも数コマながらもあった。「ゴールドを食うと人は永遠になる」みたいなシーンが該当する。
ここまでで分かるよう、オタクの漫画家が錬金術の作品を描いたのではなく、魔法結社で習った知識を漫画にしたといえる。エニックスが出版社だが、もちろんエニックスの幹部が魔導師だからこそ対応できる。
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以前に語ったが、シナリオというのは、自分の信じている世界しか描く事ができない。誰か漫画家に指示を出している人がいるとしても、その担当者の信じる世界という話になる。これは自分でシナリオを描いてみればよく分かる。筆者の物語では、以前は吸血鬼の描写が適当だった。キャラがいたとしても、ほとんど意味の無い吸血行為だった。爬虫類目でもない。パクろうとすれば、いくらでも吸血鬼の題材はあるはずなのに不可能だった。理由としては、そんなもんはいないと信じていたからだ。しかし、今ならば吸血鬼の正体が把握できており、吸血鬼がいると信じているので、リアルな描写が可能なはずだ。信じていなかったら、まともに描けないという例だ。
少しはイイなと思えたのは、「錬金術師は本当は誰でもマスターできるんだ」のような言葉が最後の方であった。つまり、本当は誰もが魔法を身に付けられ、超能力者になれるのだ。しかし、その秘法を隠されているというのが現状というわけだ。もちろん、「この話は本当の事に沿っているんだよ。皆さんも魔法を習得してね」のような当ブログ程には親切ではないけれど。
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