魔法少女まどか☆マギカ~宇宙人から魔法を授かる物語!
魔法少女まどか☆マギカを見た感想を以前から書くと言っており、やっとアップできた。

今年からはオタクの時代、いつまでも馬鹿にしていると、逆に馬鹿にされてしまう。筆者もまどか☆マギカを全く見ずに冷ややかな目で扱っていたが、物語を味わって改心した。「お前は魔法のブログ書いているのに、しかもシナリオライターなのに、まどか☆マギカも知らんのか」と馬鹿にされる事は無くなって一安心だ☆
以前の記事で、中企業の社長達(中年~老年男)が揃いも揃って「まどか☆マギカは凄い」と語っているという話をした。筆者は話だけ振ってアニメの内容を見るつもりが無かった。しかし、筆者の記事によって視聴した人がコメントやメールをくださった。その人はオタク系のアニメには全く興味は無く、恐らくシナリオにも慣れていないと思うが、見た感想をくださったのだ。その時に物語の長さを把握した。なんと、たった12話で終わるのだ。全部見るのに5時間程度となる。総集編だと4時間で、どちらを見るかは任せたい。
まどか☆マギカのテレビ版は深夜に放送されていたようで、少女向けアニメではなくオタク系の男をターゲットにした事が確定する。
さて、物語の基盤を語る。魔法理論+異次元生命体+並行世界(タイムスリップのループ)のような構成となる。多くのシナリオを味わってきた筆者だと、元ネタみたいなのも見えてくるのだが、数を知らない人ならば驚愕で、ファンになる事も頷けるストーリーだった。ただし、ファンの人が「この世の事実だ」と確信しているわけではなく、あくまで「作者陣が考えた範囲の凄いストーリーだ」という認識だと筆者は考えている。ファンの人が物語に対し、この世の真実や魔法理論が元になっている認識だとは思えないのだ。
以前よりどこかの陰謀論サイト(爆)で、まどか☆マギカを語る人がいたが、ほとんど無視していた。理由としては、絵柄が挙げられる。次のようなプニ顔で、しかも線が粗い。


プニ顔だと、美人も先輩も先生も母親も全部似たようなもんだ。筆者としては、魅力を感じる事は無いし、上手いとも思わない。
ロザバンや一騎当千のような鼻立ちのいい顔つきだと筆者は受け入れられる。




また別種のコンプレックスになりそうだが(爆) ただ、冷静に考えると、オタクが馬鹿にされる筋合いは無い。オタクじゃない人が、じゃあ何に興味があるか調べると、通常は支配層の用意した取るに足りない事なのだし、下手すれば無趣味なんて話になる。まあ、「男女の付き合い」が趣味の人は馬鹿にできないけどね。
プニ顔は5時間見ている間には、多少は受け入れられるようになるだろうか。また、物語を全部見た後ならば、読者はあえて貶す気にはなれないだろう。
ともかく筆者はプニ顔に抵抗があり、ネットで目にした程度では興味が湧かなかったのだ。しかし、未知との遭遇までノラリクラリさんが間接的に紹介したからには、話は変わってきた。少なくとも前記事程度を書く気になったわけだ。
まどか☆マギカのストーリーだが、普通の少女が主人公。魔法少女となった先輩にお試しと称して魔法バトルの観戦を味わってみる事になる。これは実際の魔法結社で先輩魔導師が魔法使いの卵に対して覚悟があるかを確かめる比喩と判断した。成る程、外食や薬局のチェーン店オーナーが「このアニメは普通のアニメじゃない」と絶賛する理由が分かった。アニメの作者自身が同じ道を歩んだ魔導師だと筆者は判断した。創作から遠い他業界の社長達は、クリエーターが中位結社にも入れるような大物揃いだと知らないのだろう。そこらの社長程度では、単に社員を掌握する程度の魔法しか授からないし、ビジネスに忙し過ぎて、自分よりも上位の魔導師がどこにいるのかも知らないというわけだ。筆者が想定するクリエーターの代表は鳥山&堀井で、彼らの年収などを考えれば納得できるだろう。無論、凡人(何も創作できない人)やアマチュアとの差は魔法を使ったかどうかに尽きる。
まどか☆マギカの話に戻し、魔法少女なれば1つ願いが叶う。しかし、堕ちた魔女と戦う羽目になる。しかも魔法を授けてくれるのは宇宙生命体なのだ。


イタチやネコみたいだと思っていたが、九尾の狐の事だった。厳密には宇宙「人」ではないが、殺されても別の身体で復活するわけで、仮の姿でもある。異次元生命体から魔法を授かるという所も、実際の魔法結社と全く同じだ。その宇宙生命体には感情は存在しない。
なお、ドラゴンボールだって、7つの玉収集(チャクラ解放)を実施したら、宇宙人の神様のパワーで願い事が叶うわけで、絶賛する社長達が言うように「まどか☆マギカ」という特別なアニメが存在するわけではない。ゲーム・アニメの世界では、実はそういう話が在り来たりなのだ。
設定は物凄い。異次元生命体がエネルギー源を得るために女の子を魔法少女にした。つまり、異次元生命体のエサが魔法少女達だったのだ。人間の感情エネルギーを得る異次元生命体は、食物連鎖の上位に位置するのだ。人間は家畜というわけだ。
エントロピーの話は面白かった。例えば木を育てて薪にするとして、エネルギーのロスが大きい。木を育てるエネルギーは膨大だが、薪として燃やした時の熱はたかが知れているという感じだ。しかし、人間の感情エネルギーは凄い。ちょっと食わせておくだけで、異次元生命体が満腹なるくらいのエネルギーを発する。つまり、エントロピーを逸脱した驚愕のエネルギー源が人間というわけだ。人間を家畜とする大義名分は、「宇宙の寿命を延ばすため」なのだ。
このブロックは現実の地球の古代について。地球人を家畜として創造した宇宙人が、エネルギーロスの発生するロボットではなく、人間を創った理由がこんな所から分かる。人類の歴史で戦争や苦悩がなくならない理由は、精神エネルギーを異次元生命体にエサとして食われているからなのだ。単に大富豪がお金儲けのためだけに戦争を企画しているのではない。
魔少女(魔法使い)になると、自信、安心感が発生し、自分を褒めたくなる。魔少女は絶望によって魔女になる。異次元生命体(宇宙人)が注目したのは少女の持つ膨大なエネルギー。
物語ではよく、少女が子供を産める体になる時や、初体験をする時に膨大なパワーを発生するという設定がある。秘密結社では少女を容赦なく女にする行為も実施されるだろうから、その強烈なパワーを得る儀式の事ではなかろうか。
魔法少女になる際、胸から宝石のような物を取り出す。魔法少女になる時点で、その宝石に魂が宿り、元の肉体はゾンビになる。ハートチャクラを異次元生命体に委ねる事で魔法使いとなるのだ。魔導師になるという事はゾンビになる事だったのだ。まあこれは黒魔法だとそういう事になろう。世界の支配層や、その家来(各業界のトップ、議員・知事立候補者など)の顔・目を見れば判る。
ブリーチでも、ハートチャクラを仮面(ペルソナ)にして死霊同然になるのだが、仮面の扱いがうまくなるとヴァイザード(魔導師)になるというストーリーがある。
「魔法は自分のために使う物、他人のために使うとろくな事にはならない。」という台詞は面白かった。魔導師なのに、自己利益を追求しないと語る人は嘘つきなのかも知れない。なお、過去ログを見れば一目瞭然だが、筆者は自分のために色々とやっている。もちろん、読者の皆さんにも思考能力などを磨いてもらえる仕様となっている。
他の特徴みたいなのを語ろうか。
学校の教室が檻のようになっていて、外からも見え、監視された様子が象徴的だった。学校なんて家畜を育成する監獄に過ぎないという比喩だろう。
どのアニメでもそうだが、魔法の異空間での背景は魔法のシンボルで溢れていた。全てを捉えられるわけではないし、筆者の知っているシンボルも限られているので全部は洗い出せないが語る。目の集合はもちろん、薔薇とか太陽の塔とか数字は読者でも見つけられるだろう。魔法少女の家の中に関し、壁は魔道書の図かな? セフィロト(カバラの生命の樹)っぽい丸の集合もあった。ラスボスは太陽神の目(万物を見渡す目)だったぞ。
シナリオライターが魔導師だからこそ、魔法結社で教わった世の中の真実を元に作ったと言える。ゲーム業界初期にある語る価値の無い低俗ゲームでも、既に目玉が描かれている事を考えると、ゲーム・アニメ業界人(下っ端を除く)は魔導師と考えて差し支えない。
ストーリーの核だが、異次元生命体に選ばれた少女だけが魔法少女になれる、その中で時間を移動できる魔法を身に付けた者が、納得できる結末を探そうとするという流れだ。正直言うと、ゲームには似たようなストーリーがある。選ばれた男子だけが宇宙人(感情に欠ける)のイニシエーションを受け、歴史上の偉人や有名人となって活躍したみたいな物語はあるのだ。ただ、脳の一部を刺激して超能力を身に付けるという表現で、魔法という用語ではなかった。今思うと、ホルスの目(松果体チャクラ)と魔法の事なのだが。要するに、高収入の有名クリエーターとやらも、このイニシエーションが才能の全てなのだ。一方、時間のループに囚われた話もある。むしろ、ループの話はゲームにしやすい。
まどか☆マギカでは「宇宙生命体が人間に魔法を授けてくれる」という、現実世界での核心を表した事は大きいが、精神世界理論と既存のシナリオとをミックスして作ったような感じで、社長達が持てはやす程にとんでもないストーリーではなかった。要するに、社長達は他のアニメやゲームも同様に魔法結社の知識で固められている事を知らないだけなのだ。しかしながら、見る価値は充分にある。
確かに、過去の作品で似たような設定はあるかも知れないが、それを事実だと認識しない限りはパクリになってしまう。
物語を作る場合、依頼元からの指定でもない限り、自分の信じている世界しか記せない。つまり、ゲーム・アニメなどで物語があったとしたら、シナリオライターの信じている世界が表現されるのだ。信じていない事を表現する事は相当に難しいし、する意味が無い。ちなみに、依頼元から指定がある場合でも、つまりは依頼元の人が信じている世界という話になる。当ブログ筆者はシナリオライターなので、この事は身に沁みて分かっている。読者も試しに小説やシナリオを書いてみれば、自分の信じていない事は物語にできない事が分かるはずだ。
どうせ視聴者は作り話だと思うのだから、ゲーム・アニメのシナリオを書く際、魔導師が自分の信じていない事を表現する必要は無い。となれば、魔導師が信じている世界、即ち魔法結社で教わるこの世の真実がゲーム・アニメの世界で語られる事になる。
事実だと認識した時点でパクリではなくなり、容赦なくそのネタを使えるのだ。まどか☆マギカをあえて批判するならば、作品自体の魔力を高めようと、あまりに真実を語り過ぎたというクリエーターの暴走が見て取れる。ドラゴンボールとか、ドラゴンクエストのように、やんわりと真実を語らないと(笑) 例えば、神様は宇宙人で肌や血の色が違うとか。地底世界に竜へ変身する魔導師がいるとかね。あれれ、意外にもモロかな?






この話はユーモアとなるが、魔法少女が魔女になった後に爬虫類目だったら、更に受けたかも知れない。て言うか、筆者がそんな物語を作ればいいだけか。資金さえあれば、絵描き人はいつでも雇える。プニ顔じゃなくて、美女系のイラストレーターと組んで作っちゃおうかな☆ まあ、筆者がアニメ・プロデューサーならば、大事な所に抜け目は無いというわけだ。
アニメを見ず、この記事だけを読んでも納得できなければ、アニメの全編を見て、もう一度記事を読んで納得してもらいたい。
関連記事
魔導か魔疑か?(まどかマギカ)と一騎当千……前置きに相当する記事
妖怪退治のアニメ・BLOOD-C~爬虫類目の女子高生巫女
クリエーターがなぜか真実を知っている理由1
クリエーターがなぜか真実を知っている理由2
才能の開花と才能の枯渇~守護霊(ガーディアン)とペルソナ
努力や才能で有名になるわけではない、決め手は魔術

今年からはオタクの時代、いつまでも馬鹿にしていると、逆に馬鹿にされてしまう。筆者もまどか☆マギカを全く見ずに冷ややかな目で扱っていたが、物語を味わって改心した。「お前は魔法のブログ書いているのに、しかもシナリオライターなのに、まどか☆マギカも知らんのか」と馬鹿にされる事は無くなって一安心だ☆
以前の記事で、中企業の社長達(中年~老年男)が揃いも揃って「まどか☆マギカは凄い」と語っているという話をした。筆者は話だけ振ってアニメの内容を見るつもりが無かった。しかし、筆者の記事によって視聴した人がコメントやメールをくださった。その人はオタク系のアニメには全く興味は無く、恐らくシナリオにも慣れていないと思うが、見た感想をくださったのだ。その時に物語の長さを把握した。なんと、たった12話で終わるのだ。全部見るのに5時間程度となる。総集編だと4時間で、どちらを見るかは任せたい。
まどか☆マギカのテレビ版は深夜に放送されていたようで、少女向けアニメではなくオタク系の男をターゲットにした事が確定する。
さて、物語の基盤を語る。魔法理論+異次元生命体+並行世界(タイムスリップのループ)のような構成となる。多くのシナリオを味わってきた筆者だと、元ネタみたいなのも見えてくるのだが、数を知らない人ならば驚愕で、ファンになる事も頷けるストーリーだった。ただし、ファンの人が「この世の事実だ」と確信しているわけではなく、あくまで「作者陣が考えた範囲の凄いストーリーだ」という認識だと筆者は考えている。ファンの人が物語に対し、この世の真実や魔法理論が元になっている認識だとは思えないのだ。
以前よりどこかの陰謀論サイト(爆)で、まどか☆マギカを語る人がいたが、ほとんど無視していた。理由としては、絵柄が挙げられる。次のようなプニ顔で、しかも線が粗い。
プニ顔だと、美人も先輩も先生も母親も全部似たようなもんだ。筆者としては、魅力を感じる事は無いし、上手いとも思わない。
ロザバンや一騎当千のような鼻立ちのいい顔つきだと筆者は受け入れられる。
また別種のコンプレックスになりそうだが(爆) ただ、冷静に考えると、オタクが馬鹿にされる筋合いは無い。オタクじゃない人が、じゃあ何に興味があるか調べると、通常は支配層の用意した取るに足りない事なのだし、下手すれば無趣味なんて話になる。まあ、「男女の付き合い」が趣味の人は馬鹿にできないけどね。
プニ顔は5時間見ている間には、多少は受け入れられるようになるだろうか。また、物語を全部見た後ならば、読者はあえて貶す気にはなれないだろう。
ともかく筆者はプニ顔に抵抗があり、ネットで目にした程度では興味が湧かなかったのだ。しかし、未知との遭遇までノラリクラリさんが間接的に紹介したからには、話は変わってきた。少なくとも前記事程度を書く気になったわけだ。
まどか☆マギカのストーリーだが、普通の少女が主人公。魔法少女となった先輩にお試しと称して魔法バトルの観戦を味わってみる事になる。これは実際の魔法結社で先輩魔導師が魔法使いの卵に対して覚悟があるかを確かめる比喩と判断した。成る程、外食や薬局のチェーン店オーナーが「このアニメは普通のアニメじゃない」と絶賛する理由が分かった。アニメの作者自身が同じ道を歩んだ魔導師だと筆者は判断した。創作から遠い他業界の社長達は、クリエーターが中位結社にも入れるような大物揃いだと知らないのだろう。そこらの社長程度では、単に社員を掌握する程度の魔法しか授からないし、ビジネスに忙し過ぎて、自分よりも上位の魔導師がどこにいるのかも知らないというわけだ。筆者が想定するクリエーターの代表は鳥山&堀井で、彼らの年収などを考えれば納得できるだろう。無論、凡人(何も創作できない人)やアマチュアとの差は魔法を使ったかどうかに尽きる。
まどか☆マギカの話に戻し、魔法少女なれば1つ願いが叶う。しかし、堕ちた魔女と戦う羽目になる。しかも魔法を授けてくれるのは宇宙生命体なのだ。
イタチやネコみたいだと思っていたが、九尾の狐の事だった。厳密には宇宙「人」ではないが、殺されても別の身体で復活するわけで、仮の姿でもある。異次元生命体から魔法を授かるという所も、実際の魔法結社と全く同じだ。その宇宙生命体には感情は存在しない。
なお、ドラゴンボールだって、7つの玉収集(チャクラ解放)を実施したら、宇宙人の神様のパワーで願い事が叶うわけで、絶賛する社長達が言うように「まどか☆マギカ」という特別なアニメが存在するわけではない。ゲーム・アニメの世界では、実はそういう話が在り来たりなのだ。
設定は物凄い。異次元生命体がエネルギー源を得るために女の子を魔法少女にした。つまり、異次元生命体のエサが魔法少女達だったのだ。人間の感情エネルギーを得る異次元生命体は、食物連鎖の上位に位置するのだ。人間は家畜というわけだ。
エントロピーの話は面白かった。例えば木を育てて薪にするとして、エネルギーのロスが大きい。木を育てるエネルギーは膨大だが、薪として燃やした時の熱はたかが知れているという感じだ。しかし、人間の感情エネルギーは凄い。ちょっと食わせておくだけで、異次元生命体が満腹なるくらいのエネルギーを発する。つまり、エントロピーを逸脱した驚愕のエネルギー源が人間というわけだ。人間を家畜とする大義名分は、「宇宙の寿命を延ばすため」なのだ。
このブロックは現実の地球の古代について。地球人を家畜として創造した宇宙人が、エネルギーロスの発生するロボットではなく、人間を創った理由がこんな所から分かる。人類の歴史で戦争や苦悩がなくならない理由は、精神エネルギーを異次元生命体にエサとして食われているからなのだ。単に大富豪がお金儲けのためだけに戦争を企画しているのではない。
魔少女(魔法使い)になると、自信、安心感が発生し、自分を褒めたくなる。魔少女は絶望によって魔女になる。異次元生命体(宇宙人)が注目したのは少女の持つ膨大なエネルギー。
物語ではよく、少女が子供を産める体になる時や、初体験をする時に膨大なパワーを発生するという設定がある。秘密結社では少女を容赦なく女にする行為も実施されるだろうから、その強烈なパワーを得る儀式の事ではなかろうか。
魔法少女になる際、胸から宝石のような物を取り出す。魔法少女になる時点で、その宝石に魂が宿り、元の肉体はゾンビになる。ハートチャクラを異次元生命体に委ねる事で魔法使いとなるのだ。魔導師になるという事はゾンビになる事だったのだ。まあこれは黒魔法だとそういう事になろう。世界の支配層や、その家来(各業界のトップ、議員・知事立候補者など)の顔・目を見れば判る。
ブリーチでも、ハートチャクラを仮面(ペルソナ)にして死霊同然になるのだが、仮面の扱いがうまくなるとヴァイザード(魔導師)になるというストーリーがある。
「魔法は自分のために使う物、他人のために使うとろくな事にはならない。」という台詞は面白かった。魔導師なのに、自己利益を追求しないと語る人は嘘つきなのかも知れない。なお、過去ログを見れば一目瞭然だが、筆者は自分のために色々とやっている。もちろん、読者の皆さんにも思考能力などを磨いてもらえる仕様となっている。
他の特徴みたいなのを語ろうか。
学校の教室が檻のようになっていて、外からも見え、監視された様子が象徴的だった。学校なんて家畜を育成する監獄に過ぎないという比喩だろう。
どのアニメでもそうだが、魔法の異空間での背景は魔法のシンボルで溢れていた。全てを捉えられるわけではないし、筆者の知っているシンボルも限られているので全部は洗い出せないが語る。目の集合はもちろん、薔薇とか太陽の塔とか数字は読者でも見つけられるだろう。魔法少女の家の中に関し、壁は魔道書の図かな? セフィロト(カバラの生命の樹)っぽい丸の集合もあった。ラスボスは太陽神の目(万物を見渡す目)だったぞ。
シナリオライターが魔導師だからこそ、魔法結社で教わった世の中の真実を元に作ったと言える。ゲーム業界初期にある語る価値の無い低俗ゲームでも、既に目玉が描かれている事を考えると、ゲーム・アニメ業界人(下っ端を除く)は魔導師と考えて差し支えない。
ストーリーの核だが、異次元生命体に選ばれた少女だけが魔法少女になれる、その中で時間を移動できる魔法を身に付けた者が、納得できる結末を探そうとするという流れだ。正直言うと、ゲームには似たようなストーリーがある。選ばれた男子だけが宇宙人(感情に欠ける)のイニシエーションを受け、歴史上の偉人や有名人となって活躍したみたいな物語はあるのだ。ただ、脳の一部を刺激して超能力を身に付けるという表現で、魔法という用語ではなかった。今思うと、ホルスの目(松果体チャクラ)と魔法の事なのだが。要するに、高収入の有名クリエーターとやらも、このイニシエーションが才能の全てなのだ。一方、時間のループに囚われた話もある。むしろ、ループの話はゲームにしやすい。
まどか☆マギカでは「宇宙生命体が人間に魔法を授けてくれる」という、現実世界での核心を表した事は大きいが、精神世界理論と既存のシナリオとをミックスして作ったような感じで、社長達が持てはやす程にとんでもないストーリーではなかった。要するに、社長達は他のアニメやゲームも同様に魔法結社の知識で固められている事を知らないだけなのだ。しかしながら、見る価値は充分にある。
確かに、過去の作品で似たような設定はあるかも知れないが、それを事実だと認識しない限りはパクリになってしまう。
物語を作る場合、依頼元からの指定でもない限り、自分の信じている世界しか記せない。つまり、ゲーム・アニメなどで物語があったとしたら、シナリオライターの信じている世界が表現されるのだ。信じていない事を表現する事は相当に難しいし、する意味が無い。ちなみに、依頼元から指定がある場合でも、つまりは依頼元の人が信じている世界という話になる。当ブログ筆者はシナリオライターなので、この事は身に沁みて分かっている。読者も試しに小説やシナリオを書いてみれば、自分の信じていない事は物語にできない事が分かるはずだ。
どうせ視聴者は作り話だと思うのだから、ゲーム・アニメのシナリオを書く際、魔導師が自分の信じていない事を表現する必要は無い。となれば、魔導師が信じている世界、即ち魔法結社で教わるこの世の真実がゲーム・アニメの世界で語られる事になる。
事実だと認識した時点でパクリではなくなり、容赦なくそのネタを使えるのだ。まどか☆マギカをあえて批判するならば、作品自体の魔力を高めようと、あまりに真実を語り過ぎたというクリエーターの暴走が見て取れる。ドラゴンボールとか、ドラゴンクエストのように、やんわりと真実を語らないと(笑) 例えば、神様は宇宙人で肌や血の色が違うとか。地底世界に竜へ変身する魔導師がいるとかね。あれれ、意外にもモロかな?
この話はユーモアとなるが、魔法少女が魔女になった後に爬虫類目だったら、更に受けたかも知れない。て言うか、筆者がそんな物語を作ればいいだけか。資金さえあれば、絵描き人はいつでも雇える。プニ顔じゃなくて、美女系のイラストレーターと組んで作っちゃおうかな☆ まあ、筆者がアニメ・プロデューサーならば、大事な所に抜け目は無いというわけだ。
アニメを見ず、この記事だけを読んでも納得できなければ、アニメの全編を見て、もう一度記事を読んで納得してもらいたい。
関連記事
魔導か魔疑か?(まどかマギカ)と一騎当千……前置きに相当する記事
妖怪退治のアニメ・BLOOD-C~爬虫類目の女子高生巫女
クリエーターがなぜか真実を知っている理由1
クリエーターがなぜか真実を知っている理由2
才能の開花と才能の枯渇~守護霊(ガーディアン)とペルソナ
努力や才能で有名になるわけではない、決め手は魔術
- 関連記事
-
- ドラえもんの最終回?!~どの結末も魔法を理解していない絵空事
- 魔女の宅急便~ジブリアニメのスランプ
- 魔法少女まどか☆マギカ~宇宙人から魔法を授かる物語!
- 妖怪退治のアニメ・BLOOD-C~爬虫類目の女子高生巫女
- 魔導か魔疑か?(まどかマギカ)と美少女系アニメ
テーマ : 魔法少女まどか☆マギカ
ジャンル : アニメ・コミック