アカギ~闇に降り立った天才~青肌の吸血大富豪ワシズ・鷲巣麻雀(透明牌)


カイジの作家が以前に書いた漫画アカギのアニメを視聴した。主人公アカギはハタチくらいの若者。

対戦相手の鷲巣(ワシズ)という老人は、元々は戦前の警察に相当する部門にいて、要人たちの弱みを握る。戦争で日本が敗れる事を知っていたかのように、なぜか戦争直前に警察を辞めた後はビジネスに乗り出す。要人から、政府が次にどんな場所や分野で金を使うのか知らされるので、ことごとくビジネスはヒット。物語にはそんなシーンはないが、秘密結社で色々知らされる立場なのだと判断。
鷲巣は老いて没落する前の頂点では、あらゆる業界や政府系組織のトップがひれ伏すような日本の王だった。吸血行為を行うようになって、バレた火消しで財のほとんどを失った。
対戦相手の鷲巣は大富豪(没落して富豪)で、老人の肌とか室内の照明具合に見せかけて、肌には青緑色が掛かっている。鉤型[かぎがた]の長鼻も持っている。まあ、この鼻は作者の描く悪役男キャラの一部が持ちやすいけれど。
透明牌(4つの牌の内、3つが透明で相手に見える)で麻雀の勝負をするのだが、主人公アカギが賭けるものは血液だった。男の体格で1.5L~2Lくらい抜かれると、致死量となる。
アカギの作者は、「借金だらけの人が地下都市建設で集められる」というシーンをカイジという漫画で描いている。ともすると、レプティリアンと若者がギャンブルすると、実際に血を抜かれるルールがあるのではなかろうか。アカギの大富豪の目的は、あくまで血を抜いて若者の命を奪う事が目的だが、レプティリアンは飲血が目的。作者は知りつつ漫画にしなかっだろう。
鷲巣の衣装は上下黒のユダヤ人スタイル。現実で日本人の活動家なのに、更に黒い帽子を被っている格好をしていたら、主張を信じてはならない。
鷲巣の目が赤く光るシーンがある。主人公とか脇役には無いので、固有と言える。更には、鷲巣が竜に例えられるシーンあった。鷲+巣という名前の時点でホルスを連想させる。ホルスは正確には隼だが、鷲扱いされる場合もある。

そもそも隼とか鷲の人間の姿をしていたというより、レプティリアンの顔にも色々とあって、隼に似ていたというのが実際の所だろう。アカギの物語では、鷲巣に魔力が押し寄せるシーンや「向こう側の世界の魔物が取り憑いた」と自称するシーンも。立会人達からは、「化物とかモノノケと称される」。
作品アカギの何が印象的かというと、序盤では素人の中学生が麻雀で才能を発揮するというオカルト要素が一切ない物語。麻雀でイカサマをしたり心理戦を実施する。そんな構成かと思いきや、レプティリアンらしき相手が登場して、アニメで最終的にはレプティリアンと麻雀というのが笑ってしまう。本当にそういう存在がいない限り、オカルト要素ゼロからのスタートで、この展開は無いという判断だ。
カイジとアカギ、主人公は三日月型の顔をしている。名探偵コナンもそうだが、瞳が黒い三日月になっている。洋館に絵が飾られているという要素でごまかされるが、キリスト教系の描写が多い。悪魔が人を喰う絵画やイエス処刑の絵画などが何度も強調される。洋館にはドラゴンのレリーフも施されている。

ちなみに、カイジとアカギ、アニメの声優は、主人公は同じ人が担当で、アブナイ老人も同じ人がそれぞれ担当。
アニメ化はされていないが、鷲巣が主人公のスピンオフ作品もある。アカギの脇役が主人公となる物語。鷲巣は人間の顔じゃない。

鷲巣との対戦で使われた透明牌は、実在して販売されている。最安は5000円ちょいと、特に高くもない。

永遠の命とクローンとは密接な関係~ルパンVS複製人間……ルパン三世のマモーも青肌の持ち主。マモーだけでなく、なぜかルパン三世に登場する悪役には青肌が目立つ。
賭博黙示録カイジ~債務超過者の強制労働施設がある?
1986年のゲーム・ローリングサンダーのマブーは爬虫類人……現代の地球。ヒロインを誘拐した組織に挑む主人公へ最後に立ちはだかるのは、爬虫類人の姿をした魔法使い。しかも、デーヴィッド・アイクが爬虫類人本を出す10年以上前の作品。
- 関連記事
-
- 魔女な国母がドラゴンにシェイプシフト~パラレルパラダイス
- 50年前の時点で「政治家の言うことは、昔から当てにならない」~アパッチ野球軍
- アカギ~闇に降り立った天才~青肌の吸血大富豪ワシズ・鷲巣麻雀(透明牌)
- 目によってビースト(爬虫類人)だと見抜かれる~デビルマンレディー2
- オカルティック・ナイン(Occultic;Nine)~スカンジウム(原子番号21)でアセンション?