一乗城山(福井市)に登山

先日、急に思い立って一乗城山という山に登った。新コロナ騒動中なので、電車を使った遠出は(お金を使ってまで)したくないので、県内を車で移動となる。実は思い立つまでは、自宅で推理漫画を読もうとしていたが、数ページ読んで急に出発。

麓は史跡となっている(朝倉氏)。山に城跡みたいな所があるとの事で、晴れていたしハイキング程度の軽い気持ちで登り始めたら、ガチの登山になった。麓からスタート。
一乗城山は福井市にある山で、470mはある模様。登山の定義は300m以上の山なので、一乗城山は充分に登山となる。なお、ハイキング(目的地との標高差があまりなく、歩きやすいよう整備)ならば、筆者は富士山とか阿蘇山(熊本)で実施している。ハイキングの場合には適当な靴でも大丈夫で、歩く程度の体力で成立。
記事の写真は、筆者が撮影。

↑のような道を歩いて登る。赤いリボンがないと、とても道だと思えない。というか、雨が降ったら沢なのでは?
小川にはサワガニもいた。この小川(沢)は橋無しで通らねばならなかった。

城山の見晴らし宿の跡(宿直跡)・標高430m辺りにまでは行けたが、山頂までは到達できなかった。

麓にあった看板の距離は、あくまで↑の場所までであって、山頂までは改めて距離が発生する。要するに、帰りたくなったのだ。
福井市のすぐ南にある鯖江市という町が見えた。電線が手前にあるので、福井市内も思わせる。

結構 登った途中で誰かのマスクが落ちているのを発見したのだが、まさか雪山でもない登山でマスクしていただなんて苦笑いした。すれ違ったのは2人だけで、その人達はマスクなしだったけど。
筆者は登山中にそれなりに息が上がった。体調を整えてきたわけではなく、当日、突然、登山なのだから。
そもそも登山自体が想定外。水や食料など一切の装備なし。スマホも非携帯、手袋もなく、靴もスニーカー状態(カメラは持っていた)。福井市の山なんて低いのしかなかったはずという思い込みだったが、470mの山だとは。普通に傾斜はきつく、降り坂の時はステッキ(トレッキング・ポール)がないとヤバイ道のりだった。体を支えられる程度の枝で代用した。

ただ、自分はオッサンになったと思っていたが、普通に登山できているのでテンションは上がる。山のパワーを吸い込んだ。
離れた場所で、イノシシっぽい動物が「ぴいーっ」と驚いて鳴いて、その動物が逃げる出来事もあった。確実にイノシシだとは断言できないけど。後で判明したが、クマもたまに出る山との事。福井市にもクマがいるんだな。
下山時は滑って腕に軽い怪我(腫れと極めて少量の出血)をしたので、テンションは下がり、心も折れる数歩手前に(自宅で漫画を読んでいるはずなのに、なぜか装備なしに山中にいて、軽い怪我もして苦労)。疲れもあり、足が震えるくらい。今後のトラウマになるかもと思ったが、次の日には精神は回復した。肉体は腕の傷と筋肉痛程度ですぐに治るだろう。
麓には朝倉氏の城下町を再現したパークや売店があるが、観光バスも停まっていて、それなりに人が来ていたようだ。今回はその施設には行っていない(以前に入った事があるし)。


次の機会があれば山頂を目指したいと思った。次は装備を固めていくつもり。
記事のオチだが、もし、読者で新コロナを理由にどこにも出掛けない人がいれば、ハイキングとか海岸へ行ってみてはという話。筆者は9月には海岸へ行っているので、10月は山となる。
【追記】
登った4日後に別ルートから再チャレンジし、登頂は達成した。
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