
毎回、コオロギの話ばかりではなんなので、今回はメタバースの話。
バーナード・マーという作家で未来学者は、仮想世界に関し7つの問題と欠点を挙げている。
1. プライバシーの問題
2. 子どもの安全性
3. 健康への懸念
4. アクセスの不平等
ネット環境や機器の充実度合い。
5. 法律と規制
事件が起きても対応が遅れる問題。
6. 脱感作
リアリティのある暴力が、現実に繋がってしまう問題など。
7. アイデンティティのハッキング
なりすまし。
当ブログでは、7つの内の1つ「アクセスの不平等」という観点から、メタバース時代が来たとしてもずっと先だと語っている。メタバース時代は来ないと断言する人もいる。
まず、当ブログにはメタバースの定義としては誤解があったので訂正。しかしながら、実質は当ブログ管理人の思っていたので問題ないという話をする。
ムービーでは日本の底力を見せろとあるが、実際にパワーを発揮しているのは秘密結社員、要するに和風も含めた魔法使いだけ。大衆によしんばパワーがあっても眠ったままで終わる。魔法結社の実態を知らない人が日本の技術や作品が世界で大きく通用しているのを見て、「おおっ、私達、日本人は凄いんだな」と思う場合がある。しかし、「確かに生まれは日本でも、秘密結社で魔法使いになっているからこそ生み出せた」が実態だと知れば、親近感も失せるし、がっかりするはず。
メタバースは仮想現実の世界だと誤解しがちだ。だが、定義としては仮想現実に限らず、平面的な液晶モニタに3D映像としてメタバースを表示させて、その中でアバター(自分の分身の姿)を操作する形でも成立するという。

FF14や どうぶつの森というゲーム等が該当し、VRではない。3Dゲームをプレイした人だと分かりやすいが、モニタ越しに実際の人間が仮想空間にアバターとして集まる3D空間にアクセスする場合でもメタバース扱いとなる。
ただ、モニタを見ているだけでは大衆がドップリ浸かって抜け出せなくなるという支配層の思惑が実現しにくい。言い換えると、VRでないとムーンショットの陰謀に繋がらない。よって、広義のメタバースを定義すると、アップル社とメタ社が実施しているメタバース空間という名前に捕らわれず、「大衆を閉じ込める目的で造ったムーンショット目的のVR空間」としたい。

仮想現実空間を立体的に見るには、VRヘッドセットという装置が必要。単体で動くのもあるが、一定水準を超えているVR装置はパソコンに接続する。
パソコン(PC)にVR機器を接続する場合、中性能以上のPCと、高性能のグラフィックボード(グラボ)が必要となる。
VR装置は買ったらテレビのように何十年も使えるというわけではなく、3~5年で寿命とか、そういう水準。数年で機能が陳腐化するだけならまだしも、壊れて使えなくなり、続けるにはまた10万20万とカネを出す事になるのだ。
ここから暫く「アクセスの不平等」に関して語る。
世界の人口の3分の1がまだインターネットにアクセスできないという。ただ、メタバースで支配するのとは、別の手段で支配されるのかも知れない。
発展途上国でもスマホは普及しつつあるが、庶民の買うような品は中古の低スペック。メタバース的なVR体験のためには、ハイテクで高価なヘッドセットだけでなく、強力で信頼性の高い接続性も必要。21年くらい前、仮想空間の「セカンドライフ」というシステムは失敗したというが、通信速度が原因だった。

VRヘッドセットは安いので5万円で、本格的なのは15万~20万円もする。本格的な機種のためには高額なパソコンが必要で、工夫したとしても、中古とか新品で安く手に入れたパソコンに、850Wとかの電源をパーツ交換で積み、高額なグラボを自分で差して節約できる程度。

2023年の世の中、コンテンツは一般ゲームや動画などたくさんあるので、あえでメタバースを選ぶ事も考えにくい。
何かを流行させるには若者が動く必要があるが、大金を持っている若者は少数派だし、それだけ稼ぐとなると、忙しくてメタバースどころではない割合も大きい。要するに、若者が参加しにくい。
実際の使用者は若者男性がポルノ目的で無理して買うか、小金持ちのオッサンがポルノ目的で買うかくらいだ。ついでにVRゲームを遊ぶ程度の話。なお、ポルノと言っても、リアルタイムで世界中の女性とVRチャットし、チップを渡して、遠隔でバイブレーションさせたり、脱ぐ指示を出せるシステムもある(ブログ筆者は見た事はあるが、チップを渡した事はない)。バイブレーション装置について補足すると、まず3Dカメラで全世界に姿を披露している本物の女性が予め振動装置を装着しておく。男性がチップのアイコンを押すと、男性のクレジットカードからドルが引き落とされ、女性の装置がWi-Fi経由で振動するという具合だ。振動中の女性の反応や声で興奮するシステムとなる。存在するポルノを受動的に見るだけでなく、能動的に画面越しの女性にアクションさせる事もできるのだ。女性達の中には素人もいるにせよ、娼婦やマフィアの女が大半かな。魔女もたまにいて、タトゥーや背景(壁模様やタペストリ)が黒魔術(逆ペンタグラムやバフォメット)だったりと、見れば分かる。


メタバースでは、仮想通貨が使われるという。これもハードルを上げている。
ゲームプレイヤー人口は多いが、メタバースはゲームそのものではない。メタバースみたいなゲームが存在するという関係。ゲームは作者の世界をプレイヤーが遊ぶだけだが、メタバースでは個々人が世界を作成できるという。誰もがクリエーターになれ、誰もが客になれるが建前。実際には、時間が無いと世界を作成するには至らないので同じ事だが。
インターネットの進化と、メタバースを結びつける人もいる。インターネットも黎明期は普及していないコンピュータを所持し、知識を持った人だけが情報を公開していたが、2023年現在では多くの人が自分の言葉を発信できるようになった(と言っても発信していない人も多いけど)。以前はホームページを作る能力が無ければ、自分の情報を発信する事は現在より難しかった。匿名掲示板で、名前を構えてという方法はあったけどね。
プロじゃなくても仮想空間が作れるというが、誰も訪れない仮想空間が無数に誕生するだけだ。そもそも、システム的に作れるけれど、多くの人は作る気にならないし、エクセルの表計算を作るより簡単でもあるまい。となると、現在に溢れる誰も読まない文章と同様に「誰も来ない廃墟」がメタバースに溢れるだけだ。年収・数千万円になるチャンスとやらも、多くの場合に修行した魔法使いのポジション。まあ、前世で魔法使いや宇宙人だったならば、今世で一般人でも一時的には数千万円を手に入れられるけど。
というわけで、「支配層はやる気あんの?」のような状態がメタバースといえる。
機器が高過ぎるし、安くなるどころか高くなる一方。レンズ性能がイマイチだったり、到底、メタバースにハマらせるつもりがあるとは思えないという具合だ。
以下はテーマ外の余談。
日本ではコオロギへの反発が強いようなので、当ブログでは非優先でいいだろう。新展開があれば記事にするかも知れないが。
当ブログは
LGBT×
SDGs×
ワクチン×
マスク×
コオロギ食×
ロシアは正義×
トランプは救世主×
令和に誕生した全ての政党×
メタバース△
陰謀の存在○
レプティリアンの存在○
となる。
どうしてもコオロギ関連で語りたい時は、次のように別テーマの記事の末尾とかに語る場合もあるかな。
さて、しばらくニヤニヤできる話。2017年から聖書の記述が改ざんされ、コオロギを食べられるような記述が書き加えられているという噂まで出た。正確には2017年に聖書の記述が変わったのではなく、聖書の解釈が変わったようだ。元々の旧約聖書では、2本手+4本足でイナゴだけは食ってもO.K.だった。2016年以前の聖書の解釈で「コオロギは駄目なので、やはり聖書は素晴らしい」という思考は見当外れ。ここではコオロギの陰謀ではなく、「聖書は書き換わったり、解釈が変わる程度の代物」の方を強調したい。
爬虫類人を知らしめたアイクを嫌う陰謀論がネットには割りとあるのだが、多くの場合キリスト教系の陰謀解説者。大富豪の陰謀に関しては的確に語られているのだが、解決策が皆無かイエス信仰。宇宙人や爬虫類人の話になると急に否定し出し、アイクを名指して批判したり、批判の対象者リストに(アレックス・Jなどを含めて)アイクを載せる場合もある。陰謀論に邪魔なのは、トランプ救世主論やベン・Fのような「陰謀者は大量逮捕されたので、残りも降伏しました。皆さんに大金が配布されます」のような話であって、まずはその手の論者を叩けばいいはず。なのに、真っ先にアイクの名前を出すとなれば、アイクがキリスト教や聖書を却下しているからこそだ。
ユーチューバーの中には、「SDGsを推進する勢力は、聖書を支配して書き換える事ができる勢力だ」と語る人もいる。この意見には同意だ。今回は「解釈が変わった」程度の話にせよ。
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