ドラクエに興味ない人が記事を読む場合には、差し当たり主人公の味方キャラの名前を覚えて欲しい。主人公は自分で名前を付け、ヒロインは「マリベル」で友人が「キーファ」となる。下の画像だと、緑系の衣装の少年が主人公で、オレンジ髪の女の子がマリベル。赤い服がキーファ。
ブログ筆者のドラクエ歴だが、１～９と11をクリアしているが、７は１回しかクリアしておらず、しかも、裏ボスは撃破していない。よって、ストーリーの細かい所は、忘れている事が多い。
というわけで、考察は他者のを参考に語る。ドラクエ11ならば、他の人の考察なんて読まなくても良質な考察を出せる（本ブログのテーマではないので、本ブログには載せず別の所で）。ちなみに、考察ネタ（テーマはゲーム・アニメ）はブログ筆者が作るので、誰かユーチューブで公開用のムービーを作ってくれないかなと思っている。
ドラクエ７はエデンの戦士たちがサブタイトル。神、アダム、イブ、話す蛇が登場する。ブログ筆者の認識としては、エデンの蛇＝リリスだったが、ルシファーという解釈もあるようだ。キーファの「ファ」はルシファーの「ファ」、ルキフェルの「キ」（ルキフェルとはルシファーの別言語での読み方）。マリベルはマリア＋バアル（ベルゼバブ、バエル）が名前の語源で、確かにりんごを食っているので、モデルはイブ。そして、キーファの勧誘で、主人公とマリベルは禁断の地へ足を踏み入れる。
魔王オルゴデミーラというのが物語のラスボス（終ボス）だが、変身する前はキーファのように赤の服を着ていて、オカマくさい。魔王の正体はキーファで、モデルはルシファー・リリスというわけだ。
キーファはパッケージに描かれるので、重要なキャラは確定的。しかし、物語の序盤で仲間から外れ、ずっと登場しなくなる。ここで、魔王として登場しているならば、ラストまで重要キャラと言える。
他の考察者もチェックした。キーファ＝魔王説に反する意見として、「キーファがいる時代に、既に魔王はいた」という話で、説を却下しようとする人もいる。しかし、キーファの肉体に魔王の魂が降臨して魔王オルゴデミーラになったとすれば、同時代に存在してもおかしくない。また、キーファと別れた時代から、キーファー自身が過去へ行く事で魔王になったという設定でも成立。
他者の考察補記だけでは当記事の意義に欠けるので、当ブログ固有の話をしてゆこう。
まず、シナリオライターの堀井氏は、カトリックを表明している。という事は、正体はクリスチャン・カバラ。魔導士だからこそ、ルシファーやリリスなどを登場させたのだ。
登場人物に、唐突にアダムとかイブとか、マリアとかが語源になるキャラを出したら、確実に魔導士。
キーファ魔王説に対し「元々はそういう設定で、取りやめた」という解釈をする人もいるが、「設定が全て物語に導入される」というのは誤解で、「魔王という設定だが、明確にしなかっただけ」が正解。自分で物語を作れば分かる事。
本件に限らず、有名な物語に関する考察に対し、「シナリオライターは、そこまで深く考えてないよ」という話で却下しようとする人もいる。しかし、カバラの魔術師が作者の正体だと知った場合、「深く考えてない」は成立しない。
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テーマ : ドラゴンクエストVII -エデンの戦士たち-
ジャンル : ゲーム
