

人間が本とか講演などで何かを語る場合、その人の勉強不足とか、勘違いなどで、誤った情報を発信してしまう事がある。なので、悪質な嘘でもない限り、「100の話の内、1つ2つ誤っている」程度では、その論者を却下したりはしない。
一方、宇宙人からのメッセージは、嘘が混じったら、その時点で却下に値する。確かにチャネラー(人間)を介して語られるので、ずれみたいのはあるかも知れない。だが、「いついつに、これが起こる」系の話をする場合、多くの場合に外れていて、しかも言い訳までしてくるとなると、却下で当然というわけだ。
他にも色々とあるが、バシャールとアシュタールの話となる。
チャネラーに話しかける異次元の何者かは存在するが、地球人のためにならない嘘を含んでいるので、見当外れの思考へ誘導されるという結論だ。話す事の何から何まで嘘という意味ではない。
バシャールは1997年に皆さんの前に現れますと宣言し、もちろん現れなかった。よって、嘘確定。
人間が「1997年に我々は宇宙人と出会えます」と語り、その後、「済みませんでした。間違ってました。こういう理由で、そう言ってしまったのです」ならば、次はあるかも知れない。しかし、自称・宇宙人が裏切ったら、悪霊確定なのだ。
バシャールの熱狂的な信者で、「僕は2011年の地震の後にバシャールの言葉に出会い、目覚めました」なんて、滑稽な話。20世紀に嘘をついた事を知らない状況が確定的で、相手にできない。
目の前に現れるなんて話は嘘だとバレるので、2016年には「全てが変わる」とバシャールは言った。全て変わっていないので嘘つき確定。何も変わらない年なんて存在するわけがない、ことごとくインチキと言える。
アシュタールは2012年にアセンションと語り、もちろん何も起きなかったので、嘘確定。「大量の宇宙船で来訪する」という大嘘も実施。
次が2011年出版のアシュタールの本。


しかも、近年は次のような言い訳までするようになっている。「何年何月に何が起こると私達が語り、起きなかった場合に、私達を信じなくなる可能性があります。よって、私達はもう、いつ何が起こるという話をしません」。
嘘チャネリングの多くは、裏切りと確定した後に、裏切りが無かった事のように次々とメッセージを送ってくる。
アセンションを騙っていたチャネラーはたくさんおり、アセンションの定義を、後から変更するというトリックがよく使われる。
●2012年からアセンションが開始した
●もうアセンションした
●自立する事がアセンション
みたいなデタラメだ。自立うんぬんは、内容が完全に書き換わっている。
地球の全てが5次元になるのがアセンションの定義。金融による支配が終わり、病気もなくなり、寿命も大きく延び、男女が仲良く暮らせる世界に切り替わるのがアセンションであって、「2012年に全て完了」でない以上、全てウソ。要するに、アセンションはデタラメだった。アセンション後の世界に、「マイナンバーやワクチンを進める勢力」がいるわけもないのだ。アセンションが進んでいるならば、「これまで存在していたマイナンバーやワクチンは完全中止」でなければならない。
改めて語ると、チャネリング情報が全てウソというわけではなく、部分的に本当の事も含まれる。次の話は、当ブログ管理人も、「この話は正しい」と判断している。しかしながら、バジャールからでなくても、この情報は入手できる。
バシャールは陰謀が存在するかどうかの質問に答えた事が幾度かある。
何年か前は「そんなものは無い」だったのに、最近は「ありますが、それがなにか? 波動が異なれば、彼らが何をしようと貴方には影響しません」だそうだ。いや、間違いではないのだが、そのムービーに寄せられたコメントで、もっと高い次元では誤りだと気付かされた。その内容としては「イジメという実態があるけど、波動が異なれば関係なくなります」みたいな話だからだ。「紛争とかで死ぬ人が現代でもいる、インドの最低カーストは極めて虐げられている、コロナが流行って社会の仕組みが変わる、悪魔儀式で子供が殺害され食われる」……バシャールに言わせれば、「それが何か? 波動が異なれば、貴方には影響しません」となる。感情が完全に欠如しており、確かにある種の宇宙人臭さはある。しかし、感情の無い存在が、地球人にアドバイスなど笑止千万。
バシャール信者同士で、一生の友と呼べるような仲間と出会ったり、ある人にとって素晴らしい人生になるきっかけになる事はあろう。しかし、だからと言って、バシャールが正しい事にはならないのだ。信者の大半は、この論理学的な道理に気づいていないからこそ。
一方、光の銀河連合は「前代未聞の大発表は2020年11月3日までにある」だそうだ。相変わらず、日付指定しているチャネリングもある。しかも1年に何度も、こんな感じで。これまでの実績だと「地球で光の勝利が確定しました」とか、実にくだらない大嘘ばかり。
チャネラーの多くは秘密結社員。その事実を隠したまま、宇宙人だの愛だの騙っても、多くの場合に信者のエナジーや金品を吸い上げるのが目的。エナジーの場合、チャネラー本人だけでなく、異次元の存在に流れてゆく。
バシャールを却下する理由がもう1つある。当ブログで以前にマヤカシだという話をしたら、数日後だったか何やら光のエネルギーがブログ筆者に降り注いだ。その時は天使でも降臨したかと思った。この時点では誰にもその事は話さず、ブログ等でも語っていない。更に後日、東京のヒーラーから「バシャールを却下できるのはいい感じです。私が守護霊に頼んで、光のエネルギーを貴方に贈るよう頼みました」のような連絡があった。


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テーマ : チャネリング
ジャンル : 謎