これまでの常識では、パソコン本体や周辺機器は、値下げが続く一方だと考えてきた。


しかし、SSDというハードディスクに代わる機器は、値下がり傾向ではなく、値上がりしている。また、去年末からは、グラフィックボードと呼ばれる、映像系の強化機器の値段が跳ね上がっている。
SSDの値上げ理由は、スマホ市場が活性化して、記憶装置の製造が追いつかないという言い訳が存在する。
グラフィックボード(グラボ)に関してだが、仮想通貨は運用にな膨大な計算が必要なので、本部のパソコンではなく、世界中を対象に計算を代行する表明をしたパソコンでも計算を実施させている。その作業はマイニングと呼ばれる。マイニングの効率は、グラフィックボードの性能に依存するという。
自分のパソコンでマイニング作業をすると、成果に応じた仮想通貨がタダでゲットできる。もちろん、機器代や電気代とかが掛かるので、仮想通貨をゲットしても、黒字化するには工夫が必要となる。ただ、そもそも仮想通貨の計算プログラムに、なぜグラフィックボードの性能が要求されるのか? 各仮想通貨が一律、こぞってグラボに依存という偶然はありえない。プログラム作成時点で、グラフィックボードメーカーとの計略的な関係があったとしか当筆者は思えない。
一方、今年1月には、CPUと呼ばれる、パソコンの中枢部分に欠陥が発表された。欠陥を最低限だが塞いだ場合、パソコンの処理速度が遅くなるという。つまり、新しいCPU=新しいパソコンならば、仮に本来の処理速度より落ちても、それなりのサクサク感が得られるというわけだ。5年前のパソコンでも、本来は充分に機能する。しかし、欠陥だと発表すれば、買い替えたくなる人もいよう。
常に下落が当然だったパソコン市場に対して、あまりにも値上げや買い替え必要性が強まる話ばかりなので、偶然ではなくパソコン産業の陰謀が実施されたと考えているこの頃だ。今回は超常現象の話ではないという事で。
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テーマ : PC周辺機器
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