アニメ映画の「崖の上のポニョ」は2008年の作品だが、大津波が襲ってきて車で逃げるシーンがある。2011.3.11の津波を予測していた(作者が知らされていた)という都市伝説がある。


そんな噂を聞いて視聴してみた。津波というワードが何度も登場し、もしかしてと思っていた。しかし、地震が原因の津波でもないし、舞台が広島県福山市なので微妙。岩手などの津波をモチーフにしているとは特に思わなかった。波の原因は海の魔法使い・精霊だし、特に建物が崩れたり人が死ぬわけではなく、まず全員生きていて、水が引いて元通りになる(水中にいる人に対して死亡解釈説もある)。また、優しい海の女神がやってきた事が水没の要因で、災害という印象は薄いのだ。
もちろん、可能性としては残るものの、陰謀論とかオカルト秘密結社を認めている筆者でも、関連付けは認められなかったというわけだ。
粗筋としては、5歳児くらいの人面魚娘が、四足歩行の魚人娘、そして人間の幼女にシェイプシフトする話だった。原案としてはカエル娘が人間になる話で、白蛇伝のように爬虫類人のシェイプシフトに近かった。結局は、両生類すら廃案となり、人魚(魚人)が人間にシェイプシフトする話に。
魔術的な何かを取り出してみる。
波が擬人化され、目だらけの波のシーンが何回かある。クラゲの帽子に、ポニョの赤い身体で、ピラミッドアイかな。主人公の少年の母親が乗る軽自動車のナンバーが333で、何度も登場する。2008年なんて、もうネットの時代なのだから、333について確実に指摘されるというのに、なにやってんだか。まあ、ドラゴンボールの666程には恥を掻く事は無いにせよ。少年の名前は宗介で、夏目漱石の『三四郎』『それから』に続く前期3部作の3作目にあたる『門』の主人公の名・宗助から来ている。333などが登場しても「このアニメは我々メーソンが乗っ取っている」という意味ではなく、「もちろん魔道師が作っているよ、結社は●●だよ」という世界的な表明だ。
一応、テレビでは放映禁止になっている。津波が来るシーンがまずいとされている。また、水中で活き活きとしている人物も実は死んでいるという解釈もあるのだ。となりのトトロでも、ヒロイン姉妹死亡説が強い。スタジオが都市伝説の一部を公式に否定しても、なんの根拠にもならない。バレてしまったので打ち消す態度に過ぎないのだ。
当記事の発端は
岐阜の核融合炉と『君の名は。』
で、
日本のアニメ映画はジブリの『崖の上のポニョ』が3.11の津波を連想させるなど、時に災害を予告する内容のものが公開されることがあるからだ。
のように述べられていた。しかし、それは言いかがりの域で、舞台は東北でもないし、地震も原発も無関係なので、当筆者としては却下の域という事で。
それにしても、ジブリ後期の作品は物語に溶け込みにくい。置いてきぼりになりやすいのだ。筆者としては天空の城ラピュタが最も溶け込みやすい。まあ、多感な時期に視聴したというのもあるが。それからヒロインはティーンエイジャーにしてくれ(爆) ポニョの1つ前の作品はハウルの動く城だが、老婆の見た目が目立っていたし、トトロでもガキンチョ。今回はあの世に行かけの老婆だらけに、ヒロインは人外のガキンチョでげんなりした。まあ、エロ同人誌とかで裸にはなりにくいキャラばかりで、防衛策なのかも知れないが。色々な世代の女に魅力を感じられる監督の気持ちも分かるが、情報拡散力や購買力のある視聴者のためにはヒロインはミドルティーンが適当だと考える。
近日中に、「君の名は。」についても考察する。今度は壊滅する舞台が岐阜県の田舎町で、場所が一致しているので、ポニョ疑惑よりは強いという事で。一般的な感想を述べると、地底世界を探検する「星を追う子ども」と同じ作者なのに、いまいちと言った心象。
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そんな噂を聞いて視聴してみた。津波というワードが何度も登場し、もしかしてと思っていた。しかし、地震が原因の津波でもないし、舞台が広島県福山市なので微妙。岩手などの津波をモチーフにしているとは特に思わなかった。波の原因は海の魔法使い・精霊だし、特に建物が崩れたり人が死ぬわけではなく、まず全員生きていて、水が引いて元通りになる(水中にいる人に対して死亡解釈説もある)。また、優しい海の女神がやってきた事が水没の要因で、災害という印象は薄いのだ。
もちろん、可能性としては残るものの、陰謀論とかオカルト秘密結社を認めている筆者でも、関連付けは認められなかったというわけだ。
粗筋としては、5歳児くらいの人面魚娘が、四足歩行の魚人娘、そして人間の幼女にシェイプシフトする話だった。原案としてはカエル娘が人間になる話で、白蛇伝のように爬虫類人のシェイプシフトに近かった。結局は、両生類すら廃案となり、人魚(魚人)が人間にシェイプシフトする話に。
魔術的な何かを取り出してみる。
波が擬人化され、目だらけの波のシーンが何回かある。クラゲの帽子に、ポニョの赤い身体で、ピラミッドアイかな。主人公の少年の母親が乗る軽自動車のナンバーが333で、何度も登場する。2008年なんて、もうネットの時代なのだから、333について確実に指摘されるというのに、なにやってんだか。まあ、ドラゴンボールの666程には恥を掻く事は無いにせよ。少年の名前は宗介で、夏目漱石の『三四郎』『それから』に続く前期3部作の3作目にあたる『門』の主人公の名・宗助から来ている。333などが登場しても「このアニメは我々メーソンが乗っ取っている」という意味ではなく、「もちろん魔道師が作っているよ、結社は●●だよ」という世界的な表明だ。
一応、テレビでは放映禁止になっている。津波が来るシーンがまずいとされている。また、水中で活き活きとしている人物も実は死んでいるという解釈もあるのだ。となりのトトロでも、ヒロイン姉妹死亡説が強い。スタジオが都市伝説の一部を公式に否定しても、なんの根拠にもならない。バレてしまったので打ち消す態度に過ぎないのだ。
当記事の発端は
岐阜の核融合炉と『君の名は。』
で、
日本のアニメ映画はジブリの『崖の上のポニョ』が3.11の津波を連想させるなど、時に災害を予告する内容のものが公開されることがあるからだ。
のように述べられていた。しかし、それは言いかがりの域で、舞台は東北でもないし、地震も原発も無関係なので、当筆者としては却下の域という事で。
それにしても、ジブリ後期の作品は物語に溶け込みにくい。置いてきぼりになりやすいのだ。筆者としては天空の城ラピュタが最も溶け込みやすい。まあ、多感な時期に視聴したというのもあるが。それからヒロインはティーンエイジャーにしてくれ(爆) ポニョの1つ前の作品はハウルの動く城だが、老婆の見た目が目立っていたし、トトロでもガキンチョ。今回はあの世に行かけの老婆だらけに、ヒロインは人外のガキンチョでげんなりした。まあ、エロ同人誌とかで裸にはなりにくいキャラばかりで、防衛策なのかも知れないが。色々な世代の女に魅力を感じられる監督の気持ちも分かるが、情報拡散力や購買力のある視聴者のためにはヒロインはミドルティーンが適当だと考える。
近日中に、「君の名は。」についても考察する。今度は壊滅する舞台が岐阜県の田舎町で、場所が一致しているので、ポニョ疑惑よりは強いという事で。一般的な感想を述べると、地底世界を探検する「星を追う子ども」と同じ作者なのに、いまいちと言った心象。
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