今回は論述を主体として語る。宇宙人や天使・悪魔の存在を否定する主張に対する却下となる。

大衆を騙す学説の例としては、進化論が挙げられる。進化論だけに注目すると、納得されられる人もいるだろうが、超常現象を説明する古代文献や遺跡、古来よりの目撃情報などには矛盾し、説得力が大きく崩れる。テーマ以外の事が成立しないそのような論は、通常は却下となる。
参考までに、NASAの情報というのは、嘘をついている実態を疑う時に話題にすべきで、NASAの公式発表から宇宙の真実を掴む事はできない。
オカルト否定派の中には
宇宙人(レプティリアン)による人類支配説は、大衆の矛先が支配者層に向く事を回避し、本当の支配者を煙に巻くのような主張がある。(上の青字を後にも引用するので把握を)
だが、宇宙人がいたとしても、支配層(人間の範囲)はバックの宇宙人の影に隠れようとする。よって、宇宙人の話をして煙に巻く状況は、宇宙人がいない説明にはならない。青字のような主張は、宇宙人がいない理由を、「いもしない宇宙人を演出しているから」に依存しており、「宇宙人がいない理由は、宇宙人がいないから」という主張になり、破綻しているのだ。
宇宙人がいる場合でも、人間の範囲の支配者は煙に巻く事ができるわけだが、煙に巻いているのが事実だとしても、宇宙人がいる以上は、「支配層(大富豪水準)が隠れる」という状況に対し、今更そんな注目をしても仕方無い。一方、宇宙人いない場合に煙に巻いているにしても意義が薄く、大した話では無いし、いない証明とは一切無関係だ。
また、宇宙人がいないのに、いる事を信じさせたい場合には、最初から大衆の教育のために「
地球は宇宙人が支配する事にして、理科と社会の教科書を作って!」という状況にあるはずだ。逆に言えば、偽りといえる学校教育で宇宙人の存在が出ない以上は、実際にはいるという話になる。
突き詰めれば、「宇宙人がいなかった場合」でも、「煙に巻く」という話には意味が無い。宇宙人の有無にかかわらず、宇宙人の存在を大衆に信じさせたいのだとすれば、支配層は宇宙人の存在を学校教育で隠している事になる。つまり、支配層の人間は宇宙人から与えられた叡智やパワーを隠しているわけで、大衆の矛先は支配層のままだ。ここは誤解が発生しやすいので言い改める。宇宙人がいる場合には、支配層は宇宙人との交流で得た秘法を大衆から隠している事になる。宇宙人がいない場合でも、オカルト情報などで宇宙人がいると語る以上は、何かを隠されていると大衆は思う事になる。つまり、いずれにしても、何かを隠す支配層から矛先は逸れないし、煙幕にもならない。よって、矛先を逸らす目的で宇宙人を演出しても仕方が無い。矛先を逸らすならば、架空のテロ組織などで充分なのだ。
ここまでの側面だが、煙に巻く事に意味がある場合でも、煙に巻く事に意味がない場合でも、いずれも宇宙人の存在は否定されないのだ。むしろ、宇宙人がいる場合に、支配層がそのよう行動に出る結論となる。
おさらいすると、「宇宙人を演出して煙に巻く」が真実として前提にあっても、「宇宙人はいない」という結論にはならない。理由としては、宇宙人がいる場合にこそ、宇宙人を強調して、支配層の人間は逃れようとするから。
たとえ宇宙人の指令でやったとしても、直ちに支配層(大富豪クラス)や執行層(総理大臣クラス)を許す事には繋がらない。宇宙人から不思議なパワーを受け取ったり、いい暮らしを受け取っているのだから。別に宇宙人は税金を使い込んだり豪邸に住んでいるわけではない(笑) また、宇宙人が存在しない場合でも、「支配層である我々は宇宙人のお蔭でいい暮らしをしています。凡人には宇宙人の秘法は得られません」という《演出》なので、ますます支配層に矛先が向く。煙幕で騙される人もいるが、ますます支配層に腹が立つ人も出るという点で演出には意味が無いのだ。
人間の心理としては、同じ種族でいい想いをしている対象に矛先が行く。例えば、動物がいくら自由に交尾していても、まず攻撃対象にならない。しかし、イケメン・美女や富豪が多くの異性とエッチしていたら、たとえ猿山のボスの方が数多くメス猿と交尾していたとしても、人の方を許さない。もちろん、宇宙人が人間より自由にエッチしていても許す。あくまで同族(見た目が同じ種族)に矛先が向くのだ。他の例としては、自分より年収が多い別の国の者がいると知ったとしても、それ以上に許せないのは自分の勤める会社で自分よりも給料が多い奴というわけだ。
オカルト否定者による、宇宙人を取り出して煙に巻いているという主張は、最初から無意味な話となる。
もう一度、オカルト否定者の言葉を考察して欲しい。「支配層はいもしない宇宙人を演出して煙に巻く」と語っているわけだ。しかし、どこにも宇宙人がいない根拠は存在せず、宇宙人がいない前提で全てを語っている。発言者は多くの場合に、いない事を決め付けているだけで、いない証明と混同しているのだ。「宇宙人なんているはずもないので、宇宙人の話をしている以上、煙に巻いているに決まっている」という無価値な主張に過ぎないのだ。あるいは、異次元の存在から才能を授かっているからこそ、陰謀論の分野などで活躍できる実態を隠すために、それこそ煙に巻いているのだ。いずれにしても、宇宙人は煙幕という話は害毒でしかない。
「本当の支配者を煙に巻く」のような回りくどい表現をせず、「宇宙人がいない」とだけ語って(根拠が無い事を露呈して)もらいたいものだ。
次に、間違いではないが、勘違いしてはならない話がある。
神や悪魔は人間あって、人間の外に存在するわけではないこのような話は、オカルト否定のみならず、スピリチュアルの導師や宇宙人・霊界人のメッセージで語られる事が通常だ。本来はオカルト肯定派が到達する知識というわけだ。霊魂などオカルトを認めつつ、人間の存在を再定義し、神や悪魔も人間と繋がっており、人間とは別にいるわけではないという話だ。強調すると、神や悪魔は存在するが、人間と密接に繋がっていて、本来は分離する対象ではないという意味なのだ。
オカルト否定派の視点では、通常は3次元の肉体や脳の活動が人間であって、霊魂のエリアは存在しない前提だ。実際には霊魂や、更にその霊魂に繋がる高次元のエネルギーも含めて人間と呼ぶ。導師や宇宙人・霊界人などが語っているのは、あくまで霊魂を含んだ人間の事であって、肉体の事ではないのだ。
語り手が人間の範囲をどこにするかで、「神や悪魔は人間」という言葉を目にした人は誤誘導される事があるわけだ。要するに、神や悪魔を人間だとしたいのではなく、とどのつまりは人間や地球に超常現象を及ぼす存在がいない事を主張したいだけなのだ。オカルト否定派が「神や悪魔は人間」と語る場合、「神や悪魔はいない」と言いたいだけなのだ。
言い換えると、オカルト否定派は、「神や悪魔は人間だ」という主張で神や悪魔がいる事が言いたいのではなく、人が作り出したと言いたいわけだ。宇宙人で煙に巻くという話も、宇宙人は地球人の作り話という意味で同じ事を語っている。「人間は広義には神なので、超常現象も起こせる」という話ならば真実だが、「公式学説で知られる人間の能力の範囲で神・悪魔なんだ。生き方の比喩で、不思議なパワーは無い」という主張は虚偽と言える。
詭弁として「霊魂を否定しているわけではない」と語る場合があるだろう。しかし、霊魂が存在するとなると、霊魂だけで生活する異次元人の存在が仮定される、その名を天使・悪魔・宇宙人という。人間を霊魂の存在と語りつつ、天使・悪魔はいないというのは、根拠が無いというか矛盾というか、存在からパワーを得つつ、隠す工作員としてもいい。「霊魂は存在しない」と語る人は、「生まれた以上は、目的があるんだ」と語る事は考えにくい。生まれる前の世界があってこそ、目的の話に繋がるからだ。つまり、「生まれた以上は、目的があるんだ」と語りつつ、神や悪魔は人間が作ったみたいな話をするとしたら矛盾の域で、都合の悪い部分を隠す工作員と言える。ましてや、「霊魂はある」と語りつつ、「悪魔はいない」という主張はおかしいわけだ。
タイトルにある、テーマ以外の事が一切成立しないという話をしよう。神や悪魔を人間とするのはいいが、空飛ぶ宇宙船には誰が乗っているのだろうか? 古代遺跡・文献に現れる存在は誰なのだろうか? 人を食う巨人とは? この問いに答えられない論者による、「神や悪魔は人間」という話に乗ってはならない。
テーマ以外の事が一切成立しない主張は、テーマに対しても成立しないとするのが定理となる。軽い話だが、パズル・クイズで「私は正直者である」と言う人がいるとして、その人だけを見れば、正直者のような気がする。だが、通常は「嘘つきだらけの10人の中から、1人の正直者を見つけましょう」という設定があるので、多くの場合「私は正直者である」と語る奴は嘘つきなのだ。
次のムービーでは宇宙の広さが語られる。
一方、
ホーキング博士が「銀河系には確実に宇宙人がいる」と同等の話をしている。
宇宙の可能性を考えると、地球だけに人がいて、他の宇宙生命とは関わりが無い前提は成立しない。つまり、「宇宙人、神、悪魔は人間が作り出した」という話は、宇宙の可能性に対する説明を一切できない。無理に説明する場合には、勝手に「超常の存在はいない」という前提で進めるので、ますます真理から遠ざかる。
さて、架空の犯罪と思われる事件で監視カメラが活躍し、必要性をマスコミがアピールしたり、新幹線の焼身事件などで監視カメラが設置されるようになった。しかしながら、実はこの程度の事は、多くの人が納得する。陰謀論やオカルトを全く理解できない人でも、意外にこれくらいのカラクリには気付くのだ。その程度の陰謀説を語る人物は、監視カメラ程度の話で読者を納得させ、「宇宙人・神・悪魔は人間が作った」と誘導してくる可能性があるので騙されてはならない。化石もない古代サルから進化したと思い込んでいる事が全ての迷走の原因だ。
以前からの当ブログ読者ならば、「このブログの読者ならば、そんなのに騙されるわけないでしょ」と思う人も多いだろう。しかし、たまにはそのような陰謀論者のサイトに出入りしている人が当ブログを発見し、「アタシ、某陰謀論ブログのファンだけど、あなたのブログも凄いですね。あっ、現実の説明ならば、やっぱり某陰謀論ブログかな」みたいな人が舞い込む事がある。そういう人を直ちに洗脳から解かねばならないので大切な話なのだ。ちなみに、その人の紹介する某陰謀論ブログを読んだが、当ブログの説をパクッたような域で、非オカルトの部分では当ブログと全く同じ主張もあり、笑わせて貰える。例えば、選挙の話とか。
顔出し陰謀論者の中に、「日本皇帝こそが悪の親玉。皇帝の親戚・高山長房がレプティリアンを語っている。よって、レプティリアンは嘘」みたいな論法でレプティリアンを否定する人もいる。しかし、実態を語ると、高山氏がレプティリアンを語った理由は、結局は
デーヴィッド・アイクが語っていたからで、悪い見方だと、本を売ったり名前を売るためにアイクの説を流用した程度の話でしかない。高山氏は自分の主人に対して「竜人だ」と宣言している。これを嘘で実施する事は考えられない。また、真実を語って周辺に怒られたためか、最新の書籍ではレプティリアンは語られず、存在しない事になっている。つまり、皇帝の親戚がレプティリアンを語っているから嘘という説は、実態としてはボロボロと言える。「レプが存在しない」という証拠が無いので、適当な何かを見繕っただけとも言える。
それから、たとえ皇帝が悪の親玉であっても、表向きには善玉なのだから、皇帝の名前を使う以上はデタラメを語るわけにはゆかない。「素性を隠していたが、実は親戚だった」という歴代総理大臣ならば悪玉として理解できるが、名前を使う以上は慎重にならねばならない。
「皇帝の親戚だから嘘」という論法だと、例えば、幸福の科学の大川隆法も、レプティリアンを語っている。「幸福の科学はカルトなので、レプティリアンはいない」という結論になりがちだ。しかし、そのような論法が誤りというのは分かるだろう。嘘つき発見パズルではないので、嘘つきというのは基本的に真実を多く混ぜる。それ以前に、悪の親玉の親戚だから、カルトだからという肩書きで真実かどうか決まるわけではない。次はジョークだが、「
太田龍は若い時に共産主義者。よって、レプはいない」という話もネットで探せば見つかる。
なお、
レプを肯定する太田龍氏の、ある本(レプを語らない陰謀論)を支持しつつ、レプの否定の際には高山氏を例に出すような論法は卑怯というか破綻というか、正確な思考をできる人材ではない証拠と捉えて貰いたい。
宇宙人や悪魔を考慮しない場合でも、皇帝が親玉という説は早計で、皇帝を下に見、表舞台に出てこない名家、裏皇帝を想定しておらず、その意味でも「皇帝親玉説」は却下となる。また、一族は悪魔崇拝をしており、しかも重要な業務となっている。「悪魔を演出する」というくだらない理由で崇拝したり、行事をするはずも無い。ここは数学の出番で、「悪魔がいる場合に支配層が悪魔崇拝する確率」「悪魔がいない場合に支配層が悪魔崇拝する確率」「支配層が悪魔崇拝している時に悪魔がいる確率」を計算というより勘で設定しよう。「人間とは別に悪魔がいる」という結論になるはずだから。筆者は理系で、あらゆる説に対して、このような場合分けや確率を洗い出して結論を出している事が通常だ。
オカルト否定派の主張は、実は図式がいつも固定で、「オカルトが存在しない場合に考慮できる話」と「オカルトが存在しない証明」とを混同している。今後もできるだけ説明するが、省略したとしても、この図式は常に頭に入れて貰いたい。
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テーマ : 宇宙人
ジャンル : 謎